イーココロ!クリック募金
にほんブログ村 テレビブログへにほんブログ村に登録しています。

2008年01月25日

「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ39」

私は十津川警部が大好きです。
つまり渡瀬さんが好きなんですけども・・・。(特にあの声が・・・!!)
初めて見た二時間サスペンスがこのシリーズだったような気がしますが、亀さん(亀井刑事)とのコンビが最高!!大好きなシリーズです。
 
というわけで、シリーズ39!さっそくブログを書いてみます。
 
 
亀さんは張り込み中に、車にはねられてしまいます。
薄らぐ意識の中、近づいてくる一人の女性・・・。
病院で亀さんが目覚めたとき、心配してかけつけた十津川警部によると、どうやらその女性が救急車を呼んでくれたおかげで、亀さんは命拾いしたようです。
しかしその女性は名乗らずに立ち去ったらしいということでした。
そして、働きすぎだとの上からのお達しで、亀さんは休暇を取ることになります。
 
のんびりするために、一人旅をすすめた十津川警部。
そういうわけで、亀さんは一人、飛騨高山に旅行することにしました。
 
そして、ぶらりと町を散策していると、写生をしている女性を見かけます。
何の気なしにのぞきこみ、「上手いですねえ」と声をかける亀さん。
そしてふり返った彼女はなんと・・・命の恩人の女性だったのです!
 
お礼を述べるとともに、夕食をご馳走させてくださいと申し出る亀さん。
今、自分がこうしていられるのはあなたのおかげですから、と。
・・・まあ、彼女が美人だったからもあるかもしれませんけど(;´∇` )
 
ともかく、楽しく夕食を食べる亀さんとその女性。
名前は「小野寺由美子」で、絵描きの卵だそう。
 
話をしてみると、明日行く予定の場所が同じとだとわかり、それならご一緒しませんかということに。
彼女は自分の描いた絵を愛おしそうに見つめ、「その場所で、コスモスが描きたいんです。・・・コスモスは思い出の花なんです」と言いました。
今日描いていた絵にもコスモスが描かれていました。
 
 
そして翌日。
待ち合わせ場所に、由美子さんは来ませんでした。
しばらく待ってから、一人で向かう亀さん。
民芸品店なんかをのぞいていると、サイレンの音が聞こえます。
今は休暇中・・・と思って、いったんは無視しかけた亀さんですが、やっぱり気になってその場所へ向かいます。
 
行ってみると、ロープが張られ、奥までは行けませんでしたが、どうやら死体を運んでいるようです。
そして、遺留品を運んでいるのを見て、ぎょっとしました。
それは、昨日由美子さんがかぶっていた帽子と、パステルだったからです。
 
 
そのことを東京の十津川警部に連絡した後、現地の警察へ向かう亀さん。
もしかしたら昨日一緒にいた女性かもしれない、と告げると、遺体の確認を頼まれます。
しかし、顔がボコボコに殴られていて、由美子さんかどうか判別できませんでした。
死因は絞殺ですが、暴行も加えられたようです・・・。
 
手がかりを探すため、遺留品も見せてもらうことにしましたが、スケッチブックが切り取られ、昨日見せてもらった絵がなくなっていました。
おかしいな、と首をかしげているところへ、警察に新たな情報が入ります。
それによると、彼女が宿泊していた旅館で名乗っていたのは、「白石ゆか」だったとのこと。
旅館では記念写真を撮っていたため、亀さんの命の恩人の彼女であることは間違いありません。
しかし、名前が・・・。
 
 
そんな感じで、つじつまが合わないため、高山県警の向井警部に怪しまれる亀さん。
なんと、亀さんが彼女を殺したのではないかと、容疑者だと思われてしまいました(゜Д゜|||)
 
 
その窮地を救ったのは、東京から急いで駆けつけた十津川警部でした。
大切な部下のために飛んできてくれたんですね〜。素晴らしいです・・・。
 
「亀さん、命の恩人が殺されて気が動転しているのはわかるけど、捜査のイロハを忘れちゃダメだよ」
そんなセリフとともに、彼女と一緒に食事をした事実から、遺体の胃の内容物を調べればいいんだと、亀さんに思い出させてくれました。
 
そして、胃の内容物結果もちゃんと用意してくれていました。
それによると、胃は空っぽで、すくなくとも死ぬ三時間前まで食事をしていないことがわかり、死亡推定時刻から考えて、由美子さんとは別人である、という結果に!
 
そして、亀さんの疑いも無事晴れました!ヽ(´▽`)/
さすが十津川警部!!
まったく、イキナリ犯人扱いする向井警部はどうしようもないですねぇ・・・。
犯人がのこのこと警察に来るわけないじゃないですか。
 
そして十津川警部は、東京の部下たちに連絡。
白石ゆかの住所を告げ、小野寺由美子が実在するのかを調べて欲しいと頼みます。
 
 
部下たちは、さっそく調査し、白石宅を訪問しました。
なにやら、白石宅はずいぶん大豪邸です。
出てきたのは父親の白石圭一郎。
白石ゆかとは、娘であり、今はロスに留学中だとのこと。
 
聞き込みで、娘が日本に戻っている可能性はないかと尋ねると、
昨夜も国際電話で話したばかりでありえない、と笑い飛ばされます。
 
それなら、小野寺由美子と言う名前に心当たりはないかと聞いてみましたが、
全く知らないとの答え。
とりあえず、白石ゆかの写真を借りてくることにしました。
 
 
東京へ戻ってきた十津川警部と亀さん。
さっそくその写真を見てみた亀さんですが、「全くの別人」でした。
映っている女性はいかにも高慢なお嬢様。
亀さんの命の恩人のような、清楚な雰囲気は全くありません。
 
刑事たちの情報では、白石ゆかの高校の同級生にも小野寺由美子という名前はなかったとのこと。
しかし、名前も住所も知っているのだから、何かの接点があるに違いないと考える十津川警部。
一方亀さんは複雑そうです。
彼女は人をだませるような人ではない、と強く信じているのです・・・。
 
 
そして、その夜。事件が発生します。
宇田川ひろしという、やり手の事業家が、自宅のマンションで殺されたのです。
 
現場を調べに来た、十津川警部や亀さんたち。
そのとき、ふと亀さんはテーブルの上に、二つ折りにされた紙を発見します。
それは、由美子さんのスケッチブックから切り取られていた絵でした。
 
どうしてこの絵がこんなところに・・・。
亀さんは驚きを隠せません。
 
そこで、宇田川の秘書に話を聞いていた十津川警部のところへ行き、秘書に尋ねます。
「小野寺由美子という女性を知りませんか?」と。
 
秘書はその名前には心当たりがありませんでしたが、高山の絵を見せられ、
宇田川とデザイナーの大沼あきらがおとといまで高山にいたことを伝えます。
 
おとといといえば、亀さんが彼女に会った日です。
 
 
そこで、警部たちは今度はデザイナーの大沼あきらのところへ向かいました。
すると・・・なんと、大沼も自宅で殺されていたのです。
 
宇田川も大沼も、刺殺されていました。
そして、近くにスケッチブックから切り取られた、由美子の絵が・・・。
 
 
警察に戻った警部は、高山県警の向井警部に連絡。
高山での、宇田川と大沼の足取りや目的を調べて欲しいと依頼します。
それが高山の絞殺死体と関連があるかもしれない、ということで。
 
 
そして、部下たちに調査させていた結果が続々入ります。
 
宇田川や大沼の知人や関係者を調べても、小野寺由美子という女性はいないこと。
 
それぞれ殺された自宅はオートロックで、鍵か内側から開けない限り中に入れないため、同一犯だとすれば、共通の知人か警戒しない相手だろう、ということ。
 
さらに、二人は『ドリーム基金』という、恵まれない芸術家やタレントの援助を目的とした財団の理事をしていること。
そしてその財団の理事長が白石圭一郎という、白石ゆかの父親であったこともわかりました。
 
 
ようやく、つながりが見えてきた事件・・・。

続きを読む

「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ39」

私は十津川警部が大好きです。
つまり渡瀬さんが好きなんですけども・・・。(特にあの声が・・・!!)
初めて見た二時間サスペンスがこのシリーズだったような気がしますが、亀さん(亀井刑事)とのコンビが最高!!大好きなシリーズです。
 
というわけで、シリーズ39!さっそくブログを書いてみます。
 
 
亀さんは張り込み中に、車にはねられてしまいます。
薄らぐ意識の中、近づいてくる一人の女性・・・。
病院で亀さんが目覚めたとき、心配してかけつけた十津川警部によると、どうやらその女性が救急車を呼んでくれたおかげで、亀さんは命拾いしたようです。
しかしその女性は名乗らずに立ち去ったらしいということでした。
そして、働きすぎだとの上からのお達しで、亀さんは休暇を取ることになります。
 
のんびりするために、一人旅をすすめた十津川警部。
そういうわけで、亀さんは一人、飛騨高山に旅行することにしました。
 
そして、ぶらりと町を散策していると、写生をしている女性を見かけます。
何の気なしにのぞきこみ、「上手いですねえ」と声をかける亀さん。
そしてふり返った彼女はなんと・・・命の恩人の女性だったのです!
 
お礼を述べるとともに、夕食をご馳走させてくださいと申し出る亀さん。
今、自分がこうしていられるのはあなたのおかげですから、と。
・・・まあ、彼女が美人だったからもあるかもしれませんけど(;´∇` )
 
ともかく、楽しく夕食を食べる亀さんとその女性。
名前は「小野寺由美子」で、絵描きの卵だそう。
 
話をしてみると、明日行く予定の場所が同じとだとわかり、それならご一緒しませんかということに。
彼女は自分の描いた絵を愛おしそうに見つめ、「その場所で、コスモスが描きたいんです。・・・コスモスは思い出の花なんです」と言いました。
今日描いていた絵にもコスモスが描かれていました。
 
 
そして翌日。
待ち合わせ場所に、由美子さんは来ませんでした。
しばらく待ってから、一人で向かう亀さん。
民芸品店なんかをのぞいていると、サイレンの音が聞こえます。
今は休暇中・・・と思って、いったんは無視しかけた亀さんですが、やっぱり気になってその場所へ向かいます。
 
行ってみると、ロープが張られ、奥までは行けませんでしたが、どうやら死体を運んでいるようです。
そして、遺留品を運んでいるのを見て、ぎょっとしました。
それは、昨日由美子さんがかぶっていた帽子と、パステルだったからです。
 
 
そのことを東京の十津川警部に連絡した後、現地の警察へ向かう亀さん。
もしかしたら昨日一緒にいた女性かもしれない、と告げると、遺体の確認を頼まれます。
しかし、顔がボコボコに殴られていて、由美子さんかどうか判別できませんでした。
死因は絞殺ですが、暴行も加えられたようです・・・。
 
手がかりを探すため、遺留品も見せてもらうことにしましたが、スケッチブックが切り取られ、昨日見せてもらった絵がなくなっていました。
おかしいな、と首をかしげているところへ、警察に新たな情報が入ります。
それによると、彼女が宿泊していた旅館で名乗っていたのは、「白石ゆか」だったとのこと。
旅館では記念写真を撮っていたため、亀さんの命の恩人の彼女であることは間違いありません。
しかし、名前が・・・。
 
 
そんな感じで、つじつまが合わないため、高山県警の向井警部に怪しまれる亀さん。
なんと、亀さんが彼女を殺したのではないかと、容疑者だと思われてしまいました(゜Д゜|||)
 
 
その窮地を救ったのは、東京から急いで駆けつけた十津川警部でした。
大切な部下のために飛んできてくれたんですね〜。素晴らしいです・・・。
 
「亀さん、命の恩人が殺されて気が動転しているのはわかるけど、捜査のイロハを忘れちゃダメだよ」
そんなセリフとともに、彼女と一緒に食事をした事実から、遺体の胃の内容物を調べればいいんだと、亀さんに思い出させてくれました。
 
そして、胃の内容物結果もちゃんと用意してくれていました。
それによると、胃は空っぽで、すくなくとも死ぬ三時間前まで食事をしていないことがわかり、死亡推定時刻から考えて、由美子さんとは別人である、という結果に!
 
そして、亀さんの疑いも無事晴れました!ヽ(´▽`)/
さすが十津川警部!!
まったく、イキナリ犯人扱いする向井警部はどうしようもないですねぇ・・・。
犯人がのこのこと警察に来るわけないじゃないですか。
 
そして十津川警部は、東京の部下たちに連絡。
白石ゆかの住所を告げ、小野寺由美子が実在するのかを調べて欲しいと頼みます。
 
 
部下たちは、さっそく調査し、白石宅を訪問しました。
なにやら、白石宅はずいぶん大豪邸です。
出てきたのは父親の白石圭一郎。
白石ゆかとは、娘であり、今はロスに留学中だとのこと。
 
聞き込みで、娘が日本に戻っている可能性はないかと尋ねると、
昨夜も国際電話で話したばかりでありえない、と笑い飛ばされます。
 
それなら、小野寺由美子と言う名前に心当たりはないかと聞いてみましたが、
全く知らないとの答え。
とりあえず、白石ゆかの写真を借りてくることにしました。
 
 
東京へ戻ってきた十津川警部と亀さん。
さっそくその写真を見てみた亀さんですが、「全くの別人」でした。
映っている女性はいかにも高慢なお嬢様。
亀さんの命の恩人のような、清楚な雰囲気は全くありません。
 
刑事たちの情報では、白石ゆかの高校の同級生にも小野寺由美子という名前はなかったとのこと。
しかし、名前も住所も知っているのだから、何かの接点があるに違いないと考える十津川警部。
一方亀さんは複雑そうです。
彼女は人をだませるような人ではない、と強く信じているのです・・・。
 
 
そして、その夜。事件が発生します。
宇田川ひろしという、やり手の事業家が、自宅のマンションで殺されたのです。
 
現場を調べに来た、十津川警部や亀さんたち。
そのとき、ふと亀さんはテーブルの上に、二つ折りにされた紙を発見します。
それは、由美子さんのスケッチブックから切り取られていた絵でした。
 
どうしてこの絵がこんなところに・・・。
亀さんは驚きを隠せません。
 
そこで、宇田川の秘書に話を聞いていた十津川警部のところへ行き、秘書に尋ねます。
「小野寺由美子という女性を知りませんか?」と。
 
秘書はその名前には心当たりがありませんでしたが、高山の絵を見せられ、
宇田川とデザイナーの大沼あきらがおとといまで高山にいたことを伝えます。
 
おとといといえば、亀さんが彼女に会った日です。
 
 
そこで、警部たちは今度はデザイナーの大沼あきらのところへ向かいました。
すると・・・なんと、大沼も自宅で殺されていたのです。
 
宇田川も大沼も、刺殺されていました。
そして、近くにスケッチブックから切り取られた、由美子の絵が・・・。
 
 
警察に戻った警部は、高山県警の向井警部に連絡。
高山での、宇田川と大沼の足取りや目的を調べて欲しいと依頼します。
それが高山の絞殺死体と関連があるかもしれない、ということで。
 
 
そして、部下たちに調査させていた結果が続々入ります。
 
宇田川や大沼の知人や関係者を調べても、小野寺由美子という女性はいないこと。
 
それぞれ殺された自宅はオートロックで、鍵か内側から開けない限り中に入れないため、同一犯だとすれば、共通の知人か警戒しない相手だろう、ということ。
 
さらに、二人は『ドリーム基金』という、恵まれない芸術家やタレントの援助を目的とした財団の理事をしていること。
そしてその財団の理事長が白石圭一郎という、白石ゆかの父親であったこともわかりました。
 
 
ようやく、つながりが見えてきた事件・・・。

続きを読む

2011年01月04日

「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ40」

十津川警部・・・渡瀬恒彦さん
亀井刑事(亀さん)・・・伊東四朗さん

冒頭。
雨の中十津川警部は、雨宿りしている子供たちを見かけました。
そこで、子供たちに傘を差しだす一人の少女。
ためらう子供たちに、「私はもう一本あるから。・・それにワンちゃんがかわいそうじゃない」と笑いかけます。
見ると、子供たちの腕には子犬が抱かれていました。

お礼を言って去っていく子供たちを見送り、彼女はフードをかぶって・・・
と、そこで警部と目があい、思わず警部が微笑みかけると、相手もかえし、そのまま彼女は去っていきました。
ほほえましい光景・・・(*´▽`*)

しかしこのときの彼女と、あとで再会することになるのでした・・・。


北海道札幌北邦大学医学部
“三国茂雄名誉教授”というプレートがかかった部屋に電話が鳴り響き・・・
床には死体が転がっていました。
ナイフで刺されて死んでいる様子。
金庫が荒らされていて、床からは被害者以外の三人の靴跡が発見されます。


その三日後。
東京下北沢で、酔っぱらった男が一人歩いていると、
車が迫ってきて、逃げ出した男をひき殺しました。

翌日、警部たちが捜査に当たります。

車の進行方向やハンドルの切り方などから(タイヤの跡からわかるらしい)被害者を追いかけた形跡があり、殺しと推定。
身元を証明するものはなく、犯行時間は夜明けでした。


そのあと、指紋照合の結果、被害者は飯田隆弘という名前であることが判明。
窃盗の前科三つの、金庫破りの常習犯です。
そして男のはいていたスニーカーの靴跡が、札幌の事件で残っていた靴跡の一つと一致。

さっそく警部は北海道へ飛びます。
県警から話を聞いたところ、靴跡から状況を調べると、飯田が金庫を開けようとしているとき、やってきた教授を残りの二人が抑え込み、一人がナイフで殺害・・・ということのようです。
しかしその二人についてはまだ何もわかっていないようでした。
サイズは26・0と25・5。(ってこれだけじゃ・・・;)

警部の推理を尋ねる県警に、「おそらく口封じではないか」と警部。
県警もうなずき、「プロを使って金庫の中身を手に入れた後は、邪魔者の口を封じたということじゃないか」と。

その中身はなんだったのかという警部に、県警は、
教授には8年前、東京の新橋にあるハスミ医療機器販売という会社と贈収賄疑惑があがっていたので、
それに関する情報ではないか
と推測しているようです。

結局その事件については、ようやく糸口が見えたところで、ハスミ医療機器の営業課長が自殺してうやむやになってしまったとのこと。

その疑惑について尋ねると、説明してくれました。
ハスミ医療機器は、北邦大学にドイツ製の医療機器を大量に売りつけた。
その時医学部長だった三国教授のハスミ側からの高額なリベートが渡っているという内部告発があった。
内部告発は大学内部からのもので、札幌の地検に送られたもので、ハスミ社長のあくどいやり口がつづられていたと。
だから地検さえその気になれば、ハスミの営業課長が自殺しても起訴はできた。
それがなぜ急に起訴をとりやめたのか、県警にはわからないようです。

しかし、内部告発については、匿名でしたが人物の特定もできているとのこと。
沢木みのるという助教授で、事件直後大学を辞めていました。
現在は行方不明。

沢木助教授を見つけ出して、『沢木メモ』を提出してもらえれば、事件の手がかりも見つかるのでは、と期待している県警。
『沢木メモ』とは彼が残した手帳で、贈収賄の詳細が書き込まれていると言われています。

県警の一人は、「裏には必ずハスミ社長も絡んでいる。きっと捕まえたい」と熱く語りました。


そのあと、新橋のハスミ医療機器を訪ねる警部と西本刑事。
・・・札幌行って話を聞いただけで戻ってきたのか。大変ですね警部(;´▽`A

ビルの中の一フロアしかない小ささに首をかしげます。
確かに贈収賄とかの事件を起こしたにしては・・。

ハスミ社長に会い、飯田の写真を見せてみますが、知らないようです。(まあ知ってたって言うわけないけど)
8年前の北邦大学との仕事のことを持ち出してみると、
「あの頃は高額な機械を大学に置かせてもらえて大分儲けました」と上機嫌に笑うだけでした。
この男よほどのタヌキって感じがしますね。どう見ても怪しいのに。


署に戻ると、警部たちの帰りを待っていた亀さんが出迎えてくれました。
そして、沢木元助教授の居所がわかったという連絡があったことを伝えてくれます。
さすが警察の情報網。

彼は伊豆南魚島の医師として働いているようです。
さっそく会いに行く警部。

警部が現れて、かなり動揺している沢木。
思わず煙草を口にくわえるものの、火をつけません。
心もとない様子で、禁煙していることや、近々娘に会うのでそれまでにタバコをやめてくれと言われていることを話します。

警部の質問に対し「8年前のことについては実は裏があるけど、今は話せない」と言います。
メモにはすべて記してあると言うので、それを見せてほしいと頼むも、今はできないようです。
「問題が大きすぎる。自分の命にかかわるかもしれない。気持ちの整理がつかない」と。
手帳は絶対安全なところに隠してあるので大丈夫だそうですが、そんな場所あるのか?Σ(゜ロ゜;)

結局「今日のところは・・」と追い出されてしまいました。


警部と別れた沢木は、また煙草を口に加え、それに気づいて灰皿へ投げ入れます。
机には娘との写真。
8年前に別れてきたらしい娘のことを考え、「はるか・・」とつぶやきました。


一方。
その足で東京へ戻った警部たちは、またハスミを訪ねました。

8年前の贈収賄疑惑の件を持ち出しますが、担当の木元が自殺したのは会社の金を使い込んだことがバレたからだとの答え。
沢木のことを聞くと、内部告発が彼だとは分かっていたとのこと。(結構そういうのってバレるものなのかな)
そして沢木のことをボロクソにこき下ろします。
“彼はどうしようもない男。
酒、女に汚くていい加減な男。
大学にもいられなくなって辞め、女房子供にも逃げられ、今では小さな島で細々と食いつないでいるらしい。”
・・・とりあえず居場所はわかってるようですね。

もちろん贈収賄はキッパリと否定しました。
北海道の地検が手を引いてることが何よりの証拠だと。

相変わらずタヌキおやじからは何も話が聞き出せませんね。何しに来たのだろう・・(;´д` )


署へ戻った警部に、沢木からの電話が来ました。
「ずっと考えていたけど、やはり自分も逃げてはいられない。
明日の朝一番にそちらに向かい、すべてをお話しします」

そして翌日。
・・当然のことながら彼は現れず、海岸で死体となって発見されました・・・・(ノ_−。)
東京へ戻らないで数日待ってればよかったね・・。どうせタヌキおやじからは何も聞き出せなかったし・・。

彼のそばには釣竿などがあったようですが、雨の夜だったので、釣りではないだろうとのこと。
そして彼の部屋に行くと、釣りと絵を描くことが趣味だったことがわかりました。
8年前に別れた娘との再会のために、娘の絵を描きあげたばかりだったようです・・。
煙草も一生懸命我慢してたのに・・・!!(ああいうシーン見ると切なさが増す・・)


そして警部は西本刑事と一緒に、沢木と娘が写った写真を持って、別れた妻の家に向かいました。
する遠くから娘のはるかが出てきました。
長谷川はるか。
彼女こそ、冒頭で警部が印象的な出会いを果たした子だったのです。

警部も彼女もお互い、あの日のことを覚えていたため(ちょっとロマンチック?)驚き顔。

警部ははるかに沢木の絵を渡しました。
裏には“10歳のはるかへ。今度会ったら18歳のはるかが描ける。
会えるのが本当に信じられないくらい嬉しい。父より”

はるかは泣き崩れました・・・・。
切なすぎる・・・・。・゜・(ノД`)・゜・。

しかし妻の方は、「もう8年も前に別れたので、今回のことは関係がない。そっとしておいてほしい」と言いました。


外へ出た警部たちをはるかは追いかけてきます。
母の態度を謝り、母の気持ちを代弁しました。
「母はちょっと悔しいんです。母にとって父は生きがいでした。
私を立派に育てて父に見せることを張り合いにして生きてきたんです。
母はずっと父を愛していたんです」
そしてはるかは、愛していたのにどうして別れたのか理由を知りたくて、父に聞くために会う約束をしたのだと言います。

父の住所をやっと探し出して電話して、会う約束をしたとき、
「会う時には一番大切なものを持っていくから」と約束をしたそうです。
「それがあの絵だったんですね」とはるか。

父の趣味は釣りと絵と煙草だったらしい。
禁煙を進めたのは父に長生きしてほしかったから。

「お父さん何度も煙草に手を伸ばしては我慢していましたよ」と西本刑事が言うと、思わず涙があふれるはるか。

警部は、沢木のことで何か印象に残っていることはないかと尋ねてみました。

するとはるかは、父との思い出を話しました。
8年前、別れる朝、はるかを膝に抱いて紙に“生命”と書き、
いのち、と声に出し「これはいのちの問題だ」と言った。
それが何を指すのかはわからなかった。
「それはお前が大人になったらわかることだよ」と言われた・・。


署へ戻り、そのことを話す警部。
そしてひとまず沢木メモが見つかったかを尋ねますが、見つかっていないとのこと。
犯人については、その島に来た二人の男女の身元がわかっていないようです。

そこで改めて“いのちの問題”について考えてみることに。
今命の問題と言えば?という問いかけに、部下たちは少し考え込みます。

と、亀さんが「医療ミスですかね」
8年前まで三国教授は産婦人科の医師。
母親か子供を死なせてしまったのかもしれない。

それに賛同する西本刑事、課長もうなずいて決めつけましたが、警部に
「そのことが夫婦の離婚につながりますかね」と言われるとアッサリ「違うな」と捨てます。
しかし西本刑事の推理は続きました。
そのことを本人も大学側も認めなかったとすれば、正義感の強い沢木元助教授は許せず、
認めないならリベート問題を告発すると言ったかも。

するとそれにまたアッサリ乗っかる課長。(単純だなあ;)
しかし亀さんが呆れ顔で、それが夫婦仲につながりますかね、と言うとまたも「つながらないよ、ダメだよ」と課長。じゃあ賛同するな(; ̄∇ ̄ )

ともかく警部は8年前から医療事故があったかどうかを調べさせることに。
続きを読む

2012年07月10日

「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ9」

十津川警部・・・渡瀬恒彦さん
亀井刑事(亀さん)・・・伊東四朗さん


上野公園で毒物を飲み死ぬ男。
名前は福田治郎。東京世田谷区議会議員という名刺があり、
そばには100万の封筒が落ちていました。

さらに別の場所でも女性の死体が発見されます。
ピンクローゼスバンケットというコンパニオン派遣会社の代表取締役、川北里江。(という名刺)

しかし調べたところ、男の住所も名前もでたらめだとわかりました。
死因はトリカブトの毒でしたが、近くに転がっていたカップ酒からは毒は検出されず。

そこへ偽の名刺を持った女性が死体で発見されたという報告が入り、合同捜査会議が開かれることになったたため、警部と亀さんは出席しました。
そこで警部が警察学校で教えていたときの生徒だった、高倉ますみという新米刑事と偶然再会。
ますみは刑事になって三年目のようです。

二つの偽名刺を見比べた警部は、紙や字体がそっくりなことから、亀さんやますみに印刷をあたるように指示。
ますみ的には警部と一緒がよかった様子ですが。

ちなみに二つの事件は同日同時刻に々トリカブトの毒という方法でした。


印刷所を歩き回って調べ、やっと怪しい二人のことがわかります。
どうやら訪れた被害者たちは見た感じ夫婦で、東北なまりがあったようで、
東北出身の亀さんがしゃべってみると、「そんな感じ」と言われました。
そこで亀さんは宮城出身だとあたりをつけます。
そしてそれを警部に報告。

とそこへ「二人を殺した犯人を知ってる」という電話がかかってきました。

名前を聞くと、小笠原ゆきと名乗り、仙台からかけていると・・。
しかしその瞬間苦しみだし、電話は切れてしまいました。


早速警部と亀さんとますみは仙台へ。地元刑事が案内してくれます。

小笠原ゆきのアパートに本人は帰ってきていないため、勤め先へ。
勤め先の物産展では、彼女が連絡なしに勝手に休むことがよくあることがわかりました。
そこへ女社長が帰ってきました。

彼女を見た途端亀さんの顔色が変わり、「自分を覚えてませんか」と言い出します。
そのやりとりから見て、昔好きだった人っぽいですね(;´∇`)
高校の同級生だった模様。

そのあと社長の綾子と四人で歩きつつ、いなくなった小笠原ゆきのことを話しました。
必ず私が見つけて見せます!と力む亀さん。

そして幸せそうに、綾子と並んで歩く亀さんを見て、
「きっと初恋だな」と微笑む警部。
隣ではますみが「私だって初恋だったんだけどな・・」と口をとがらせてましたが。


警部は先に東京に戻ることになり、亀さんとますみは残るため、
ますみのことを任された亀さんはちょっとげんなり。
彼女はこうるさくて苦手らしい。

その一方で、明日綾子と食事する約束を取り付けたため、うきうきして警部にネクタイを借りたりしてる。
まあ・・初恋だししょうがないね(;´▽`A


ところが翌朝、東京へ戻る警部は電車内で綾子発見。
取引先に呼ばれて東京の用事ができて、亀さんとの約束はキャンセルになったようです。
かわいそうな亀さん。

そこで綾子と話をする警部。
綾子の夫は昔遠洋漁業をしていたけど規制され、船の数を減らされたためやっていけなくなり、会社を作ったものの向いておらず、心労で10年前に亡くなったとのこと。
それから夫の跡を継いで、かなり苦労したようです。

しんみりと会話した後、警部が席を立とうとすると男とぶつかりました。
しかしその男、綾子と知り合いのようで、お互い目を合わせたあと綾子はそっと目をそらせました。


署に戻った警部は、被害者二人が全く医者に行っていなかったことを報告されます。
虫歯だらけだったけど歯医者にも行っていなかったと。
前科や指名手配を調べるも指紋が一致しないため、身元がわかりません。

しかし警部は、男の腕に機械で怪我したあとがあり金属が付着しているという報告書にに目を留め、
おそらく工場で働いていたに違いないとあたらせることに。


一方何の手がかりもつかめない亀さんとますみ。
と綾子から伝言で、明日夜九時に待ち合わせすることに。
ますみはダメと言いますが、亀さんは綾子がゆきの会社の社長であることを逆手に取り、
もっと話を聞き出さなければと無理やり行くことにしてしまいました。
初恋パワーはすごいな・・・。

そのあと綾子と二人で散策して幸せに浸る亀さん。
汗をかいた亀さんがハンカチを探っていると、白いレースのハンカチを差し出す綾子。
上品なハンカチ・・・。
汗を拭いて返そうとするも、失礼だと思ったのか、胸ポケットにしまう亀さん。

そのあとお参りをしていると、若い男がやってきました。
ゆきと付き合っていた人で、昔綾子の会社にいたけど今は親のあとを継いで漁師になっているそう。

亀さんは、自分と会ったのは彼に会わせるためだったのかとガッカリ。
これでますみへの言い訳が成り立つんだからよかったじゃないか。
ていうか何を期待してるの亀さん。

しかし彼は「ゆきの居場所なんか知らない。あいつとはとっくに別れた」と言います。
プロポーズしたら笑い飛ばされたらしい。
「貧乏な漁師の息子なんかごめんだとさ。どうせ新しい男でも見つけたんだろ。あいつはそういう女だ」

そのあとで、綾子は「以前にも一か月くらいいなくなったことがあった」と言います。
旅行先の男性に惚れこんで帰ってこなかったと。

何の情報も得られず、亀さんとますみは男のところへ行っているに違いないと結論を出します。
あの電話もただのいたずらだろうと。
・・・いやでもその後の叫び声は?


翌日。東京でやっと身元が判明した二人。
福田の勤め先がわかり、福山と名乗っていたこと、女性と一緒に住んでいたアパート、
さらにその女性が川北里江だということも突き止められました。

そして川北里江の勤め先で、彼女が一度おしゃれしてきたことがあり、
「大学の先生に会う」と言っていたこと、
「今度その先生が生まれ故郷の知事になるから応援する」と言っていたことがわかったのです。

それにより宮城の県知事立候補の宮内敏夫があがりました。
写真を見た警部は、東京へ戻る電車の中でぶつかった男・・・綾子と面識があるっぽい男だと思い出します。


一方、宮城で女性の水死体があがりました。
警察学校で警部に、死体の扱いについて女の子を馬鹿にされたと感じ反発したことがあるますみは、
亀さんに女の子は無理しなくてもと言われたため「女とか関係ありません。警部のかわりに見ててください」と水死体をひきあげます。
そのあと吐き気を催してたけど、バイタリティーがあっていいですね。


やはりその死体は小笠原ゆきでした。警部も宮城にかけつけます。
死因は首を絞められ水に投げ込まれたようです。
死亡推定時刻はあの電話の直後あたり。
通帳の残高が500万くらいで、おそらく相手を脅していたのだろうと推測。

亀さんはあやこからゆきの通夜をしないかと誘われ、夕食を一緒にとることに。
デレデレしてるけど・・・亀さんの妻は普通に生きてるようだし(会話に出てきた)これだから男ってのは・・・。


一方警部とますみは宮内の講演会を聞きにいきます。
もしかしたら福田たちが名刺を渡しているかもしれないということで。

講演のあと、来た人たちに挨拶をする夫妻ともう一人の男。
名前は神田けいいちろう。市内にマンションやホテルを持つ実業家で、宮内の選挙参謀だとか。

で、宮内に早速福田と川北のことを聞いてみるも、知らないとの答え。
二人の作った名刺を見せてみるが知らない。
しかし横にいた神田が顔色を変えます。

そして警部たちが刑事であり、殺人事件の捜査だと言うと「先生とは何の関係もない」と言って次の講演会へ宮内を案内していきました。


二人の名刺があるかどうかの名刺調べと、講演会へ来た二人の写真さがしを行うことにした警部とますみ。
ますみは警部と一緒なのが嬉しいのか、徹夜で探しますと張り切ります。

名刺調べは別の人たちがやっていたようですが、二人の名刺が見つかります。
ますみは、本当に地位がある人なら知事と親しくなることでメリットがあるのはわかるけど、偽名刺じゃ意味がないんじゃ・・・と首をかしげました。

ますみは警部と一緒に写真さがしをできて幸せそうですが、あいにく警部には全くその気はありません。
真面目に写真さがしをして、ついに神田としゃべっている綾子の写真が見つかりましたΣ( ̄□ ̄;)


そんなわけで、綾子に会いに行く警部。
神田とは東京へ行ったとき偶然会って話しただけで、宮内派ではないようです。
そこへ現れた亀さんが、「現職の知事を応援しているんですよね」と入ってきました。
亀さんここに来てたのか。
綾子はずっと現職の飯島知事派らしい。

神田は綾子の会社の立て直しなどでお世話になった恩人で、宮内派に引き込もうとしたのかもしれないが、それはそれ、という綾子。
神田ももとは飯島派だったのがなぜか宮内派に変わったので、警部がその理由を聞いてみると、綾子は答えました。
もう12年もやってるからいろいろなところと癒着もできていて、フレッシュな人材が欲しくなったんじゃないか、と。

帰る綾子に、亀さんは「疑ってるわけじゃないんです」とフォローしますが、
警部と二人になると、「あの言い方じゃ事件と関係あるみたいじゃないですか」と突っ込みます。

可能性があるならとことん追求すると言う警部に、亀さんは自分を外して会ったことをさらに責め、
警部は亀さんが辛いと思って外したことを口にしますが、「その方がもっとつらいです。私を甘やかさないでください」

警部は亀さんに謝り、その後二人で神田に会いにいくことにしました。
神田は、綾子を引き入れれば会社関係で100や200の票が集まるので講演に誘ったようです。
でも全くの無駄だったそう。

警部たちと別れたあと、どこかに電話をかける神田・・・。


捜査が行き詰ったので、福田と川北の写真を新聞に載せて情報を募ったところ、二人の身元が判明。
富岡しょうたろうと富岡あきこ。
10年前まで塩釜で飲食店を経営していて、株に詳しかったため客の金を預かって投資していたようです。
しかしそのうち大損して夜逃げ。
客の中には借金取りに追われて心中した人もいたようです。

そのようにひっそりと生きていたはずの富岡夫妻なのに、なぜ偽名刺などで活動しているのか。
二人を揺り動かす何かがあったはず。
そしてそれは宮内と関係がある。
警部は夫妻と宮内の接点を求め、捜査することにしました。


・・・絞り込めば警察は素早いものです。
アッサリと接点が見つかりました。
富岡が店をやる前、老舗の造り酒屋に務めており、そこの次男が宮内敏夫だったのです。

それが分かった警部は、とりあえず宮内に会いに行ってみました。
二人の本名を言い、「知らないはずはない」とつつく警部。
しかし宮内は「アリバイを調べれば潔白は証明される」ときっぱり返してきました。

去り際に警部は、夫妻がなぜ店を持てたのか、そのあたりに何かがある気がすると言い残します。

続きを読む

2014年04月30日

「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ31」

十津川警部・・・渡瀬恒彦さん
亀井刑事(亀さん)・・・伊東四朗さん

冒頭。花を供える警部。
親友が亡くなる前に自分に頼んだ娘がここで服毒自殺死体となって発見されたようです。
彼女は行方不明だったが、覚せい剤で捕まり、警部が引き取ろうとしたのを「今のままでは嫌だ」と言って、お遍路さんになった。
その途中で死体となって見つかった・・。
警部はこの時期になると彼女を思い出し、切なくやり切れない気持ちになるのでした。

そんな折、お遍路さんが殺される事件が発生。

被害者の男性は二人連れで、若い女性と一緒でした。
調べてみると、元大手スーパートクマサ社長、徳大寺正之であることが判明。
一代で財を成した人物だそう。
しかし三年前、五百億の所得隠し事件が起きて、社長から退いて会長に。

お遍路さんをしていた理由はさだかではないものの、一年前に徳大寺の妻が亡くなったので、そのとむらいなのかもしれないと推測。

そして徳大寺と一緒にいた女性らしき人物の映った写真を入手し、虫眼鏡でチェックする警部たち。
中の一枚を見た亀さんは「この女性泣いてますよ」とつぶやきました。

そこへ、徳大寺の秘書をしているという女性が、警察の保護を求めてきたという知らせが入ります。

行ってみると女性は辛そうな顔をして、いきなり警部にしがみついて
「助けてください!私見たんです!会長が殺されるところ・・・

落ちつかせようとすると今度はいきなり警部を突き飛ばし、
「早くあいつを捕まえてよ!!あいつ、あたしを狙ってんのよ!!その前に捕まえて!!」
と乱暴な口調に。

その人物は会長の甥の南条吾郎だと。
南条は取締役で、社長はただのお飾りなので、徳大寺の血縁である南条に遺産も入るようです。

警察の車に乗り込む彼女はすがるような眼を警部に向けて去っていきました。
コロコロ態度が変わる人だなあ( ̄▽ ̄;)

亀さんは警部に、あの伊吹君子という女は怪しいと言います。
「嘘くさくありません?何だか警部の気をわざと引こうとしていたような・・。
男に対して甘え上手な体質をもっているんじゃないでしょうかねえ」

うーん・・。確かに警部は、彼女を初めて見たとき、親友の娘にオーバーラップしていたし、
十分気を引けてる・・・。
さすが亀さん、抱き着かれなかったから冷静な解釈。

警部はとりあえず南条をあたることにし、亀さんには伊吹君子を頼むことに。


そして南条にズバリアリバイを聞いてみると、憤り、
事件のあった時刻、現場付近での目撃証言があるというと
「そんな証言をしたのは伊吹君子だろう」と返してきました。

伊吹君子は自分に復讐しようとしてるのだと南条。
一年前、銀座のホステスだった彼女の境遇に同情し惚れ込んだ。
自分の秘書にしたが、彼女は会社の金を五千万も遣い込み、南条のカードで三千万ブランド品を買いあさった。
そのため半年前クビにしたが、それを恨んでいるに違いない。
その上伊吹君子は会長をたらしこみ、秘書に収まった。
あの女は自分を破滅させようとしているんだ・・・。

南条の話が終わったところで、秘書が当日のスケジュール帳を持ってきました。
それによると当日は東京にいたようです。
ほとんど部屋にこもりきりだったもののコーヒータイムには秘書もいたそうで。

帰りしな警部はその秘書に、もし嘘の証言をしてかばったとしても、偽証罪に問われることになると告げて帰りました。

一方署では、伊吹君子の取り調べ中。
南条の秘書を辞めた理由は、肉体関係を迫られたから、とのこと。
やめたあと、会長に誘われて秘書になったようです。
で、南条が会長を殺したのを見た彼女は逃げ出したけど、二日間警察に連絡しなかったのは、警察が信じてくれるかわからなくて怖かったからだそう。

遍路の途中で誰かと電話していた件を聞かれると、南条からだったと答えます。
「会長を出せ」と言われたので断ると、「俺を甘く見るな」と言われたため、
会長に違う道を行こうといったけど取り合ってもらえなかったと泣き出しました。

が、刑事に、消えたスケッチブック(現場からなくなっていたもの)について聞かれると、普通に喋り出す・・。
あれ、今の泣きまね?

会長はスケッチブックの裏にメモを書いていたこと、
南条のことを探偵に調べさせていたので、南条に都合の悪いことが書いてあったかもしれないと・・。

警部は途中で取調室に入ってきて、そこで話に加わりました。

「南条からの電話を受けたということは、会長の居場所を南条がわかっていたことになる」
君子はそれに対し、「会長は自分の携帯で会社と連絡を取っていた」と答えますが、
警部は「いちいち居場所を話していたのか」とさらに突っ込みました。

どもり始めた彼女に携帯を見せてくれと迫り、
携帯の着信履歴に南条からの電話がないのを確かめると
嘘だったんでしょ?あなた南条をハメるために電話があったふりしたんでしょう」

その様子を外から見ていた西本刑事と亀さんはビックリ。
「いつもの警部じゃない」

慌てて亀さんが中に入って警部を止めようとしたところ、
君子再びキレモードに。
「やっぱ疑うのかよ!だから出てこれなかったんだよ」

そのあと亀さんに対し、警部は反省を述べました。
いつの間にか伊吹君子寄りになっていたことに気づき、刑事としてこれじゃまずいと修正しようとしたら、反動でああなってしまったと。
わかるそういうことってありますよねー;

そんな警部に亀さんは、南条のスケジュールと時刻表を組み合わせて調べた結果を伝えました。

南条が朝の会議を終え、急いで品川駅へ行き(駅の近くなので間に合う)
8:58分発ののぞみ9号に紀、岡山着12:14。
12:22にしおかぜ11号に乗り換え、観音寺に13:30到着。
13:36分発各駅に乗り換え、一駅戻り13:45本山駅着。犯行可能。

南条の秘書が嘘ついてることも感じ取れるし、もしかするかも・・・。
そしてその子は迷ってるようだから、次の犠牲者かも・・?


一方、伊吹君子について調べさせた結果、
母親が男と逃げ、父親は自殺。
親戚をたらいまわしにされたあげく中二の頃30過ぎの男にレイプされ、その後一気に悪い道へ・・
そして少年院へ・・という過去でした。

その母親も結局男に捨てられ、夫の自殺を知り、故郷で自殺をしたそうで・・。
君子は母を捨てた男と自分をレイプした男には生涯かけて復讐すると誓っていたとのこと。
そりゃそうだよね、復讐する権利があると思う・・・。

そんな話の途中、南条の秘書井崎玲子が警部に電話してきました。
話したいことがあるので来てほしいと。

しかし向かった警部と西本警部が見たものは、彼女の死体・・・。やっぱり(>_<。)
ネクタイで首を絞められていました。

タンスを調べると、南条の名前入りのネクタイ発見。やはり愛人だったようだ。


早速南条のところへ。
秘書に休まれて大変だという彼に、彼女が死んだことを話す警部と西本刑事。
もちろん疑わしいのはこいつなので、アリバイを聞くと「一人でここにいた」と困る南条。
しかし社長室にファックスを送ったことを思い出し、確認の電話もしたと言われてしまいました。

社長秘書に話を聞くと、電話は保存されていたのでメッセージも聞けました。
内線体と部屋のランプがつくので、外からかけたわけじゃないようです。

南条は、君子が自分を陥れるためにやったと主張。
とりあえず警部たちは彼女に会いに行くことに。


マンションで彼女を張り込んでいる(護衛)刑事らに対し、
彼女は護衛なんかいらないと、上から水をぶっかけたりみかんを投げつけたりしてるらしい。
話をするために、警部と西本刑事は中に入れてもらいました。

今日の午後のアリバイを聞くと、「刑事が張り付いてて抜け出せるわけないじゃん」と答える君子。
しかし警部はテーブルの上に会った、今日の午後発売の新聞に目を留め、
抜け出したことを見破ります。

君子は仕方なく認め、品川に行ったと言います。
鰻屋に行って食事した、と。

鰻屋に話を聞くと、確かに来たことがわかります。
会社の近くなので、会長と一緒に来たこともあるようです。
レシートにより、店を出た時間は午後2:05。犯行不可能。

外へ出た警部は、「会社はすぐ近くなのに、伊吹君子は怖くなかったのかな」とつぶやきました。
確かに・・殺されると怯えてたのに、わざわざ抜け出して鰻食べに来るためだけに品川に来るのは・・;


署で警部が、井崎玲子のマンションやトクマサの会社、伊吹君子のマンションなどを示した地図を眺めていると、部下たちが戻ってきました。

トクマサ本社の近くのコンビニの防犯カメラの一台が、入り口に向いていて、そこに重要な人物が映っていたとの報告。
パソコンで見てみると、それは南条でした。
時刻から言って、南条が会社にいたはずの時間。アリバイはどうなる?


一方四国で燃え残ったスケッチブックが見つかり、地元警察は東京へ来て君子に確認してもらうと、会長のだとの答え。
裏のメモにはかろうじてTSK探 岡部という文字のみ。

会長は探偵を雇っていたようだが、それ以外は何もわからない。
しかしパソコンで調べると、TSK探偵社、そして代表者岡部文夫というのが出てきました。


早速行ってみると、出てきたのは南条。
・・・ではなく、南条の双子だとかΣ( ̄□ ̄;)
あまりのことに信じられず警部は、亀さんに電話をして南条を居場所を確認してもらってました。
双子って言ってもここまでそっくりだとすごいよね。

警部はどうやら四国の県警と一緒に来てたようで、一緒に岡部と話。
二人の母親は奔放に遊びまわり、双子を産んだ後育てられずに一人を養子に出したのだという。
大きくなるまで互いの存在を全く知らずに生きてきたらしい。
しかし徳大寺に双子の兄弟・南条の身辺調査を依頼された。
「何かわかったら連絡しろ」「証拠つかんだらあいつはクビだ。遺産もやらん」とご立腹だったそうで。

証拠について尋ねると、もう少しだったけど依頼主も死んだからもう終わりとあっさり。
署で話をという言葉には、「任意なら断ります」と笑って去ってしまいます。
うーむ。怪しさ大爆発。


そしてお約束の、上から圧力。
岡部を調べるのはやめろと政界の誰だかが言ってきたようです。
そういうことされると余計怪しいんですけども。


もちろん警部はむしろ確信を持って岡部を調べさせております(* ̄▼ ̄*)
部下からいろんな情報を入手。

岡部の客は政界の大物や裏社会の人間も大勢いて、かなり危険なこともやっていた。
そのため知りすぎた男として危険視され、組織に命を狙われているという噂もある。
もし会長を殺したのが岡部なら、顔を見た君子が南条だと思い、南条がハメられたと思うのも当然。
そして玲子を殺したのも岡部で、南条に罪を着せるために南条のネクタイを使ったのかもしれない。


二つの事件の日の岡部のアリバイはなかったため、彼に直接話を聞いてみることに。
上からの圧力完全無視の警部☆

岡部は、人にいえない仕事なのでアリバイは言えないと返してきます。
コンビニの男も自分ではなく、四国にも行ってないとの答えです。
アリバイの証明ができない以上らちがあかないので、岡部のあとをつけてみる刑事たち。


一方警部は君子を食事に誘い、岡部のことを話して謝りました。
「岡部の存在を知らなかったから、頭から疑ってしまってすまなかった」と。
頭を下げた警部に君子は驚き、
「あたしに頭下げた男初めて。今までひどい男ばかりだった」とつぶやきます。

警部が今でも殺したいと思っているのかを聞くと、うなずいたものの
「・・わかんない。だってホントはあたし弱虫なんだもん」と警部の肩にもたれかかりました。
そして、「この間のビンタ、お父さんってこんな感じなのかなって思った」と微笑み、帰っていきました。
ん?ビンタなんてしたっけ。取り調べのときかしら。見てなかった・・。


そして。
岡部を張っていた西本刑事から連絡。
岡部は羽田空港へ向かっているようで、警部も合流。
奴は水商売風の女性と一緒にいるようです。

追いかけると、高知まで飛び、タクシーで駅まで向かい、電車へ。
中村で降りてタクシーで足摺(あしずり)岬へ。
さらに金剛福寺へ。

張り込みの警部が亀さんと連絡を取ると、東京ではTSK探偵事務所に爆弾が仕掛けられ、爆破されたという事件が発生していることがわかりますΣ( ̄□ ̄;)
もしかしたら岡部はそれを知って逃亡しているのかもしれない。
うーん、逃亡にしちゃ楽しそうですけどもね。

上からの命令で、ヒットマンが差し向けられたかもしれないので岡部を確保するよう命じられた警部は、奴と同行してた女性に岡部のことを聞きました。
いつの間にか彼女一人になってる。
すると「人と会う約束があるから」と展望岬に向かったとのこと。

行ってみるもいません。
彼女の話では、匿名の男からの電話で、徳大寺会長殺しの犯人特定できる証拠品を売るというものだったようです。

下を見下ろした警部ははっとして、急いで下に降り、バイクで逃走する男を目撃。
そばには岡部が転がっていました。

後ろから至近距離で三発撃たれていて、手にした封筒には血の付いたナイフ。

警部はこの状況から二パターン考えられると推理。

Aは会長殺しが岡部の場合。
誰かに呼び出されたふりをして、誰かに罪を着せるため証拠品を手にしたときにヒットマンに撃たれた。

Bは会長殺しが岡部以外だった場合。
犯人に呼び出されて証拠品を調べているところで撃たれた。


ともかく南条に会いに行く警部。
すると君子が南条に殴られたという事件発生。

昨夜の夜突然やってきて、ぐでんぐでんに酔っぱらって、
「玲子を帰せ。結婚するつもりだったんだぞ」と叫び灰皿で殴られたと。
正気に戻ったらしい南条は慌てて逃走し、君子は警察に電話して無事だったようです。

南条が来た時間を聞かれ、君子は「確か10時のドラマが始まったところだったと思う」

その時間では、岡部殺した後東京に戻ってこれません。


そのあとで南条のマンションへ。
事情を聞くと、一人で飲んでいたら急に玲子のことを思い出して泣いてしまい、
玲子を殺したのはあの女だと思いかっとなったと。
しかしその後のことは覚えておらず、
気が付いたら車を止めて眠りこけていた。
てことは飲酒運転したのかな?そこは追及なしですか?

そばに缶ビールがあったと警部が言うと、「あのあと途中の自販機でまた買って飲んでいたのか」と頭を抱えました。

しかし・・。
車に乗り込もうとした警部は、ふと何かの違和感を感じます。

今、見た何かが引っかかる。
でもそれが何かはわからない・・・。


署で二か所の監視カメラに南条の車が映っていたため、南条の行動が判明。
かなり危なっかしい運転で、急停止している・・。

そして高知県足摺岬で拳銃が発見されました。
ファックスで報告されてきたのを見た警部は、
「気に入らない。できすぎている」と言います。

全ての証拠が南条をシロだというが、自分はクロだと思っている。

一癖もふた癖もある岡部が女連れで行動を起こし、殺されるのも不自然。
うん、女連れでわざと目立とうとしてる感じだものね。
お遍路の時の君子の写真が泣いているのもなぜなのか・・・。
何かからくりがあるはず・・。

しばらく今までの事件を考えていた警部は、殺害場所や容疑者の住所の地図を見て、ふと気が付きました。
「解けた・・・解けましたよ、亀さん」

確認しに出かけて行ったあと。
改めて。課長も呼んできた中で
警部の推理が始まる。

続きを読む

2014年10月01日

「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ28」

十津川警部・・・渡瀬恒彦さん
亀井刑事(亀さん)・・・伊東四朗さん


冒頭。お宝鑑定番組を見ていた亀さんにつきあって、警部も視聴。
若者が持ってきた掛け軸が本物か偽物か。
鑑定を待つ間に二人は談笑。

なぜ人間シロクロつけたがるのか。
単に好き嫌いの問題で、信じていれば偽物でもそれなりに価値があると警部。

結局掛け軸は偽物。
しかし鑑定が出るとき二人とも興味魅かれたように見てたよ(;´∇`)
やっぱりなんだかんだ言ってもシロクロつけたがるものなんだね・・。

この何気ない番組が事件の発端となる・・・。

とある古美術商。
出した掛け軸は冒頭のテレビで若者が出したものと同じ。
「雪舟の贋作ばかり集めてるようですが何か理由でも?」と振り返った店主はいきなり殴り殺されました。
客は掛け軸持って逃走。
店主は瀕死状態で110番し、「せっしゅう・・」とつぶやきこと切れてしまいました。


駆けつけた警部たち。
金庫は荒らされていない。
と、亀さんが机の上のメモを警部に見せました。

“広中和也”
それはあのテレビで紹介されていた掛け軸を持ってきた若者の名前。
警部は覚えてなかったけど、亀さんは覚えてた。すごい・・・。

どうやらホストクラブで働いているらしく、会いに行ってみました。

古美術商が殺されたことを聞いて驚く広中。
「昨日会いました。テレビで鑑定に出した掛け軸を買いたいって電話があったんです」

贋作を集める収集家もいるらしく、需要があると言われ10万で買うというので売ったらしい。
ちょうどテレビで見てほしがっている収集家がいたようです。

しかし広中のアリバイは、部屋に一人でいたというものなので、なかった。


西本刑事たちが調べた情報によると、広中は自分から親に仕送りはいらないと言って、自力で生活しているらしい。
それでこっそり実家から掛け軸を持ち出したようです。
友人はあまりいないが、恋人はいて、名前は水島まなみ。
居酒屋で働きつつジャズダンスの勉強をしているとのこと。

小西刑事たちが広中を張り込んでいたところ、まなみと連れ立って旅行に行くことが判明。
あとをつけると、やまびこ7号に乗り込みました。

新花巻で下車、釜石線に乗り換え、釜石で降りた二人は港で50代くらいの男性を探して歩いていました。

しかし広中がジュースを買いに少し離れたすきに、まなみを連れ去る人がΣ(゜ロ゜;)
張ってた小西刑事はそれを追いかけ、もう一人の刑事は広中の方へ。

まあ、パターンとして遮断機に阻まれて見失うという感じで。

その知らせを受けた警部は早速向かうことに。

岩手県警と合同捜査ということになりつつも、県警はまだそっちの事件と関係があるかわからないので、うちがしきるとおっしゃる。どーでもいいけど。

広中が言うには、最終的には親に会わせる予定の観光旅行だったらしい。

と、広中の携帯に電話。
実家からで、『水島まなみを預かった。ここで連絡を待て』というもの。
母親は「水島まなみって誰?今の電話は何?」と訳が分からない。
広中は「家に戻って話す」と切り、そのことを警部らに伝えました。

そしてみんなで一緒に広中の実家へ。
父親は先月から入院しているようです。

そこへ犯人からの電話がかかってきました。

二時間後にいえにある雪舟の贋作の掛け軸をすべて持って外へ出ろと指示されます。
その後の連絡は携帯にかけると。
まなみに関しては今はまだ無事だが、指示に従わなければどうなるかわからないと脅してきました。

例によって犯人の居場所は特定できず。
あれだけの人数が電話を特定しようとしてもできないのって虚しいな・・(;´д` )

早速雪舟の掛け軸を見せてくれという警部に県警は文句を言いますが、
古美術商殺しの事件との関係がありそうなので仕方なく受け入れます。

掛け軸は3枚。
20年前、旅の行脚僧が困っているところを助けてあげたらお礼にもらったものらしい。

入院している父の久造に話を聞くと、名前が空仁ということ以外ほとんど記憶が残っていないようでした。

さらにお宝拝見の番組で例の掛け軸を鑑定した人に、3枚の掛け軸の写真を見せると、
同じ作者が描いたものだろうとのこと。
贋作の決め手は、戦後に作られた紙に描かれていること。
そしてこの3枚の絵は、実際の風景を見て書いた物かもしれないとのことでした。


広中和也は、超小型マイクつき携帯を県警に渡され出発。
県警は駅へ先回り、小西刑事たちは広中を車で追いかけます。

一方警部と西本刑事。
地図を見て、西本刑事が駅まで17、8分かかることを話すと、
警部は「駅を指定したのは捜査陣ひきつけるトリックかもしれんな」
まあ、県警が負けるのがパターンですよね(;´∇`)

そして広中の携帯に連絡が。
「バス停の下のベンチに置いてある携帯と自分の携帯を交換しろ」バレバレ。
県警は慌てて戻ることに。

広中は新しい携帯からすぐバスに乗れと指示されます。
小西刑事たちはバスを追いかけつつ警部に連絡。

バス内で次の指示。
「次の停留所で下車しろ」

下車して待っていると
「走ってくる小型トラックの荷台に掛け軸を放り込め」
放り込むと走り去るトラック。
おいまなみは?
当然広中も「まなみを返せ!」と追いかけるもそこへ駆けつける小西刑事たち。

いや、車に乗ってたんだからそのままトラックを追いかければいいんじゃ?
「顔を見たか!?」とか聞いてないで。
なぜ二人そろって車から降りて広中にかけよるのか?
県警もみんなして駆けつけて車から降りてくる。
誰もトラックを追いかける人がいない・・・。
まあ、追いかけても遮断機で見失って・・・かもしれませんけども。


そのあと再び広中宅へ。
また電話がかかってきて、
「掛け軸が一本足りないからそれを持ってこい」とのこと。

ちなみにトラックは盗まれたもので、乗り捨てられているのが判明。

まなみはまだ無事で、一応声も聞けました。

掛け軸については、母親は3本しかないとの答え。
父親に会いに行く警部。
掛け軸を人にあげたことはないかと尋ねると、
父親は、友人の料亭の開店祝いにプレゼントしたことを思い出しました。

早速その友人に会いに。
人の命が助かるなら、と快くくれたが、県警がそれを持っていく・・。
いや、そんな張り合わなくても・・。

警部は掛け軸の写真とにらめっこしたもののなぞは解けず。
絵にはいくつかの文字が描かれているものの、実在の地名なのか暗号なのかわからない。

と、東京の亀さんから電話。
亀さんも送られてきた写真を見ていたようです。

そしてもしかしてこれは宝の地図じゃないか、と推理したようです。

20年前広中家に助けられた空仁という行脚僧は、どこかで宝を隠し風景を水墨画にした。

警部に「それありかも」と言われるとちょっと嬉しくなる亀さん。なんか可愛い(*´▽`*)

そして二人とも広中和也とまなみのことを心配しました。
何とかまなみを助けてあげたい、と。

亀さんは警部に、「自分が寝ずの番をしますから警部はお休みください」といい、
警部は「亀さんの声を聞くと疲れも吹っ飛ぶよ」と微笑みます。イイ・・・(≧∇≦)/


そして問題の翌日。
警部たちがテンパる中、広中は一人浜辺にいました。
そこへ警部が声をかけます。
イライラしている彼を、警部は「君とまなみさんの未来がかかっている」と励まします。

すると広中は、自分が父親と血がつながっていないことを話しました。
父親の入院で血液型が合わないことを知ったようですが、その年まで血液型知らないのも結構すごいかも。

あやふやな自分に自信をなくし、投げやりになっている彼でしたが、警部はまなみが彼を信じていることを思い出させるのでした。

東京では、亀さんが同じように20年前の大金が絡んだ事件のリストアップを頼んでいました。
なんか誘拐って緊張するな・・・;早く助けてあげたい。


さて、広中和也は指定されたホテルに掛け軸を持っていき、刑事もいたるところに張り込みます。
フロントから伝言があり、824号室へ行くように言われ走り出す彼を県警も追いかけました。
しかし824号室の前で広中は後ろから殴られて転がりました・・・。

ちょうどその後ホテルから出ようとした男に県警が近寄り身元を改めると、
824号室と言ったので、掛け軸が見つかり「犯人だ!」と逮捕されます。

しかし本人は否定。
県警は「絶対に吐かせてやる!」と息巻きますが、まあシロでしょう。


警部たちも彼はシロだろうとにらみます。
いらなくなった掛け軸を無関係な人間に押し付け捜査をかく乱させただけ。
重要なのは掛け軸ではなく、掛け軸から得られる情報だと判明。
つまり掛け軸の写真さえ撮ってしまえば用済みだったということです。

犯人の電話のテープを聞いていた北条刑事が「汽笛の音がする」と言いました。

調べてみると、犯人の電話をかけてきた時刻と汽笛が一致するのは比山崎の遊覧船だとわかりました。


早速向かう警部たち。
近辺を捜索し、監禁場所を見つけたものの、すでにもぬけのから。
付近の漁師から、まなみらしき女性を連れた男女が車で逃走したという情報を得ました。

緊急配備を県警に要請し、警部たちはいったん東京へ。

その車中で、警部が掛け軸を並び替えながら読み上げて組み替えて・・・
「とうのへつり」とつぶやいたとき、小西刑事が反応を示しました。

とうのへつりという渓谷が、自分の故郷の会津にあるとΣ(゜ロ゜;)

最後の掛け軸を取り出し、これかと聞くと、それですと小西刑事。

すぐに次の郡山で下車。
ホテルに泊まり、翌朝会津の塔のへつりへ到着。
手分けして探したところ、小西刑事が何かを発見。
小西刑事ってば岩肌を上ってなんか見つけて降りてきた〜〜;ちょっとハラハラしました;

取ってきたのは古新聞。の、切れ端。
20年前空仁が広中家に助けられる五か月前のもの。


東京へ戻った警部たち。
すると亀さんが情報をもって待っていました。

20年前の宝石強盗事件が怪しいと。
被害総額は七億円。
犯人は三人組で、未解決のまま時効を迎えた。

そこでおそらく空仁が犯人の一人と推測。
盗んだ宝石の場所を水墨画に描いておいた。
広中家に預けたのは、宝石を仲間と分ける気がしなくなったからだろう。
しかし仲間は20年空仁と水墨画を追っていて、たまたまテレビで見つけて・・・。

さっきの新聞は、その日から三日ほど過ぎたあたり。


空仁の行方を探すことにし、
再び警部は西本刑事を連れ、広中の故郷へ移動。

寺の住職に話を聞くと、空仁の見舞いに行ったとき、彼がお経も読めず作法も知らない偽坊主だったことが分かったと居ます。
しかも具合が悪い割に、看病してくれた広中和也の母の手を強引につかんだりしていたと。

そのあと広中の実家へ行き、母親に
和也の実の父親は空仁と名乗る男なのではないかと尋ねてみました。

そのとおりでしたΣ(゜ロ゜;)
東京で知り合い結婚の約束をしているときに、仲間と取り込み詐欺で捕まり警察へ。
傷心の自分に、帰郷を勧めてくれ、子供を身ごもっているのを知りながら結婚しようと言ってくれたのが、幼馴染の今の夫だとのこと。いい人だな・・。

もちろん和也にも本当の父親について尋ねられたけど、どうしても言えなかったと。
本当のことが広まればここで暮らしていけなくなると思い、警察にもそのことを言えなかったようです。
そりゃそうですよね・・・。


そのあと広中和也に話を聞く警部。
彼も住職から本当のことをを聞き、それでも本当の父に会ってみたいと掛け軸を鑑定に出したところ、
『君の会いたい男は釜石の港にいる』と電話がかかってきた。
行ってみたら罠だった・・・。

警部に「本当の父親は犯罪者かもしれない。それでも会いたいのか」と聞かれると、和也は会いたいと答えました。
そしてまなみを取り戻すために自分にも何かさせてほしいと頼んできました。


仲間が東京の署のパソコンで調べたところ、空仁と名乗る男のデータが判明。
名前は中井実。
取り込み詐欺の共犯者は大森と古沢という男。

一方警部は西本刑事が持ってきた似顔絵を眺めていました。
目撃情報をもとにして作られた男女の二人組。

そこに亀さんからの電話が。
パソコンでわかった中井のこと、共犯者のことを教え、今は三人とも行方不明だと話します。

警部はこれから戻るといい、逆に似顔絵をファックスで送りました。


そして東京では亀さんがみんなに詐欺三人組の消息と、誘拐犯二人の接点を探す指示を出しました。

大森の昔の女らしい人に話を聞く小西刑事たち。
10日ほど前に店に来て大金が入ると言っていたことがわかります。
その後喫茶店で見かけたとき、知らない30代くらいの男女と真剣な顔で話し込んでいたと。

住所は知らなかったが、一度酔っぱらった大森を送っていった人がいたので、彼に話を聞いてアパートへ。

ドアは開いていて大森の姿はない。
しかし妙な匂いがしたので押入れを調べてみると、死体があった・・・。
大森は殺されていました。死後五日〜一週間たっていたようです。

仲間割れしたのだろうという結論。
飲み屋で大金がどうのというほど口が軽いんじゃそりゃそうだろう、と。

で、元共犯の古沢という男はすでに亡くなっており、子供もいませんでした。

警部はそれでも接点があるはずだと、部下に調べる指示を出します。
広中も警察で犯人からの接触を待ち続けていたけど、ない様子・・。
警部にも「無事でいることを信じるしかない」という言葉しかかけてあげられません。


そんな中、ついに犯人の素性が判明ヽ(´▽`)/

古沢が入院していた時同室に入院していた室井たかしに間違いないと。
女性の方は奥さん。
歳が違うのに古沢と意気投合していたようです。

室井のことを調べると、経営していた店がつぶれ、一億八千万の負債を抱えて行方知れずになっていたことがわかりました。

犯人のしっぽもつかめた今、残るのは潜伏先です。

と、課長が広中の携帯に犯人からの電話が来たことを知らせに来ました。
まなみはまだ無事らしく、声が聴けました。

室井は中井の居場所を聞いてきました。
あれ?中井のことっていつ話してたっけ。覚えてません。

まあいいや。ともかく、まだわからないというと、「まなみを無事に返してほしければ中井の居場所をつきとめろ」

その電話から察するに、おそらく隠し場所はわかったものの宝石が見つからなかったのだろうと推測。

一応今回は電話の場所(範囲)を調べられたので、県警に依頼することに。

と、県警から電話。
中井の居場所がわかった・・・がしかし。
なんと19年前土木建築現場で事故死しているというのでした。
広中和也はそれを聞いて大ショック。
うーん和也はショックだろうけど両親にとってはホッとしたかもね・・。


続きを読む
にほんブログ村 テレビブログへ