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2010年01月09日

「龍馬伝」第一話

※視聴をやめたので、20話からの感想はありません。

新しい大河ドラマは幕末。

『篤姫』観たばっかだし、同じ時代だからいらないかな〜と思っていたのですが、
主演が福山くん(福山雅治)だと聞いて、それならばちょっと観てみようかと・・・。
 
でも・・・・福山くんのヘアスタイルが好きじゃない。・゜・(ノД`)・゜・。
見慣れれば・・・・気にならなくなるかもしれないけど・・・・。
そんなテンションなので、最終回まで観られるかはいつもながら微妙です。
 
 
冒頭。
突然明治15年。
郵便汽船三菱社長・岩崎弥太郎はパーティーで演説。
退室したところを、新聞記者に呼び止められ、「坂本龍馬について聞きたいのですが」と言われました。
龍馬という男が徳川幕府を倒し、明治の基礎を作り、龍馬がいなければ岩崎社長も三菱を作っていなかった・・・。
そう言われた弥太郎は、龍馬についてキッパリと「わしがこの世で一番嫌いな男じゃった」と言い放ったのでした。
 
 
で、時はさかのぼり   ・・。
弥太郎10歳の頃・・龍馬と知り合ったそうです。
 
土佐藩は階級が厳しく、侍に上士と下士という身分制度があり、
下士は上士に逆らえず、道で会えば土下座しなければならない。
弥太郎の父はさらに下士の下の地下浪人(じげろうにん)で、弥太郎ともども荷物を抱えて物売りをしていました。
 
ある日龍馬たち下士の子供たちが、川で飛び込みをして遊んでいるのを遠くで見た弥太郎。
しかし龍馬は自分で飛び込めず、弥太郎は「弱虫」とつぶやきました。
ついでにそのとき、男の子たちのそばに1人の女の子が座っていて、弥太郎は軽くヒトメボレをしたっぽいです。
その女の子の名前は平井加尾。
 
弥太郎は日々、父と一緒に物売りをしつつ、そのかたわら漢籍を読みふけっていました。
そこで龍馬に声をかけられます。
龍馬は弱虫で頭もよくないらしく、弥太郎を「すごいな〜」と感心します。
 
 
龍馬の家は、お偉いさんのお墓を守るという役目で、父と兄は一日中墓所の前で立ち続けるのが仕事。
母は病気で寝ています。
そんな両親の心配の種は、侍の子でありながら弱虫の龍馬。
 
龍馬の行く末を心配する両親を見て、龍馬の姉、乙女は、龍馬を自分が鍛えることを決めて、厳しく指導し始めます。
 
 
そんなある日、雨の中、龍馬と友人が歩いていると、前方から上士たちが歩いてきました。
急いで傘をたたみ、地べたに土下座する子供たち。
ところが上士たちは、「もっと頭を下げろ」といちゃもんをつけ、いたぶります。
そのタイミングで、龍馬のそばをアマガエルが通り、ビビッた龍馬は思わず飛びずさり、上士に体当たりして転ばせてしまいました。
 
怒った上士たちに連れ去られる龍馬。
友人たちは血相を変えて、龍馬の家に駆け出しました。
「龍馬が殺される」
 
一方龍馬は、上士の屋敷に連れて来られ、何度も謝っても許してもらえず、いまや斬られようとしていました。
そこへ飛び込んでくる母。
「どうかせがれをお許しくださいませ・・・!!」
頭を下げる母を無視し、龍馬を切り捨てようとする上士。
しかし「ならばこの私を・・・子の責めを負うのは親である私です」
ならば母も斬ろうとする上士。
龍馬は必死に「やめて、母上を斬らないで」とすがります。
 
その様子を見ていた上士の父親は、「もうよい」と言って屋敷の中へ入ってしまいました。
父が去ったため、息子の上士も斬るに斬れず、龍馬と母は何とか命を取り留めました。
しかし・・・その直後、もともと病だった母は倒れ、亡くなってしまいました・・・。
 
龍馬は泣きながら、でも母が言ってくれた言葉を思い返し、剣の修行に励み続けました。
“龍馬、お前はできの悪い子じゃない。
きっと立派なお侍になる。母はそう信じてる”・・・。
 
 
時は過ぎ・・・。
誰だかの結婚式。
 
お給仕する加尾もすっかり大人の女性になり、
龍馬の友人だった人たちは、口々に誉めて、加尾の兄、収二郎に「婿は決まったのか」などと聞きます。
収二郎は「お前らにはやらん。ちゃんとした家に嫁がせる」と返します。
 
その加尾は龍馬がどこにいるかを一人に尋ねると、外へ行きました。
龍馬は酒の買出しに行っていたようです。
「武市さんにはやるなよ。酒に弱いから」と言う龍馬。
しかしすでに、その武市さんは誰かに酒を勧められて断れず、飲んでましたが。
 
「そのかんざし似合ってる」と龍馬に言われてうれしそうに照れる加尾。
加尾の好きな人は龍馬のようです。
 
で、二人が戻ると、武市が酔いつぶれてしまっていました。
帰り道、龍馬は武市をおぶって、友人たちは口々に武市について苦笑い。
 
と、前方から上士が。
またいちゃもんつけられます。
 
固まっている仲間たちとは裏腹に、上士の言いなりになって、道を譲る龍馬。
しかし上士はそれでも道が狭くて通れない、と、舗装されていない泥道まで下がるように命じてきました。
龍馬がそのとおりにすると、そこで土下座しろとさらに命令。
こわばった仲間たちの目の前で、龍馬はすんなりと土下座。
上士はせせら笑い、他の下士たちにも同じ事を命じました。
逆らえない龍馬の友人たちは、はらわたが煮えくり返りながらも仕方なくならいます・・・。
 
しかし上士たちが通り過ぎると、その憤りを吐き捨てました。
龍馬だけは、腹を立てた風でもありませんでしたが・・。
 
 
翌日。
龍馬が武市のところへ行くと、切腹しようとしていましたΣ(゜Д゜;)
仲人だったのに、式を台無しにしたとかなんとか言って、切腹するつもりみたいです。
どうやら非常にクソ真面目なタイプですね。
龍馬が、「誰も気にしてませんよ」と言っても、「道場でみんな先生を待ってる」と言っても、「あわす顔がない」と返す武市。
二日酔いでもあるようです。
もちろん龍馬は武市の切腹を止めましたが。
 
 
一方、弥太郎は、通っている塾の先生に、塾頭にならないかと言われました。
先走って、「跡継ぎは私しかいないと思っていました」と叫ぶ弥太郎。
先生は別にその気はないと言いましたが、弥太郎は「先生には子供がいないからゆくゆくはそういうことに・・」と話を強引に進めようとします。
先生も、「そうかもしれんが」と曖昧。
しかし弥太郎はスッカリその気になり、「跡継ぎかあ〜」と夢をはせまくります。
その帰り道、加尾を見つけました。(外に椅子がある茶店)
 
急いで持っていた山ほどのかご(売り物)を置いて、加尾のいる茶店にそ知らぬ顔でかけこんで、隣の席に座る弥太郎。
加尾は「岩崎様!」と弥太郎に気づきました。知り合い??
 
どうやら先日、ぞうりの鼻緒が切れて困っているのを弥太郎に助けられたらしい。
加尾に、塾で一、ニを争う秀才と噂だと誉められた弥太郎は盛り上がって、自分の夢を語りまくりますが、加尾は龍馬のことを口に出しました。
「龍馬さんは剣術ばかりで・・・」
その口ぶりに、がく然とする弥太郎。
加尾は龍馬に惚れている・・・。
 
 
一方、その龍馬は、武市道場で剣道の修業をしている仲間たちに、武市が二日酔いで来られないから、自習をするようにと告げました。
そして帰ろうとしたところ、仲間に呼び止められ、昨日のこと悔しくないのかと詰め寄られます。
「上士のやつら、わしらをひとと思ってないんじゃ」と怒りまくる彼らに、冷静にへらへら応対する龍馬。
「その悔しさを竹刀にぶつければ上達する」
 
そんな龍馬に対し、みんなは「武市さんが来ないならおまえが相手しろ」と絡みました。
そして無理やり戦わされた龍馬。
ばったばったと鮮やかに勝利しまくり、みんなをアゼンとさせました。
 
「そんな力があってなぜ上士に怒らないのか」
「坂本さんの剣術は飾りですか」
相変わらずへらへらと笑う龍馬に、一人が
「おぬしの母上は上士に殺されただろう」と怒鳴ると、龍馬の顔色が変わりました。
「わしの母上は・・・母上は・・病で死んだ」とつぶやいて、ふらりと立ち去ります。
 
 
家でボンヤリ母の部屋を見つめる龍馬。
と、姉の乙女が声をかけてきました。
「龍馬、母上をがっかりさせてはいけない。剣術はできても、それなりの人間じゃなければ道場を開いても人は来ない」
諭す姉に、龍馬は「小さい道場でいい」とつぶやきます。
 
さらに乙女に、「毎日何を考えて生きているか」と聞かれ、
くだらない言葉を返し、怒らせる龍馬。
 
そのあと武市が訪ねてきて、妻からの届けものを持ってきたようですが、
乙女は龍馬がくだらないことを言ってるので、説教してくださいと頼みます。
 
龍馬は庭で一人・・・母が亡くなったときのことを思い返していました。
真面目な顔で、小枝を振り下ろしながら・・。
 
 
夜。
酔っ払った侍が、通りかかった男に絡み、ついに斬ってしまいました。
 
翌朝武市道場へかけこむ下士の一人。
「井上さんが斬られた」
斬った侍は上士で、斬られた侍は下士だったようです。
 
怒りまくった彼らは、その勢いであだ討ちに向かいかけますが、
それを武市が必死に止めました。
「やめろ、そんなことをしたらお前らの親兄弟もみんな死罪だ」
みんなは悔しいのに何もできず、号泣しました・・・。
 
 
一方龍馬は、井上が亡くなった場所?へ。
井上の二人の子供たちが座っているのを見て、声をかけます。
お母さんにこれを渡してくれ、ときんちゃくを託し、井上との思い出を語る龍馬。
そして二人の子供の肩を抱き、
自分も幼い頃親を亡くしたことをつげ、
「辛くても負けちゃいけない」と励ましました。
 
そのあと原っぱにたたずむ龍馬に声をかける弥太郎。
どうやら今のを見ていたらしく、「きんちゃくごと金を渡すとは下士のくせに気前がいいな」とせせら笑いました。
「しかし本当にあの子達を不憫に思うなら、仇を討ってやればいい」
 
何もいえない龍馬に、「できるわけないか」
「剣術ができても何の役にもたたんな」と続けます。
そして、自分は誰よりも頭がいい、うまく世の中を渡れるのは自分だけ、
いつか偉くなってやると言い放ちました。
 
龍馬が、なぜそんなことを自分に・・・と言うと、弥太郎はきっぱり
「わしはおまえが大嫌いじゃき」と言って立ち去ります。
龍馬にとっては意味不明。
 
 
ところがそのあと・・。
塾で弥太郎が勉強していると、先生が突然倒れてしまったのでした・・。
 
 
再び龍馬。
武市に呼び出されていました。
 
例の斬った上士はおとがめなし、井上は犬死。
と顔をゆがめ、武市は報告します。
今に戦が起こる、下士たちの鬱憤もおさえきれない。
「わしも同じじゃ」と告白する武市。
 
しかし龍馬は戦をしたがりません。
そんな龍馬に、武市は「いまだにお前がよくわからん」とつぶやきました。
 
と、その店で、龍馬は弥太郎を見つけます。
武市は、弥太郎の塾の先生が倒れ、弥太郎はずいぶん可愛がってもらっていたらしいが結局上士の誰だかが跡を継ぐことになり居場所がなくなったらしい、と教えてくれました。
 
龍馬は弥太郎を励ますために話しかけました。
が、弥太郎は「岡本先生はわしのただひとつの頼みの綱だった!!」と怒鳴り、店を出て行ってしまいます。
 
そして外。
キレた弥太郎が荒れ狂って歩いていると、上士にぶつかってしまいました。
このパターン多い(>_<)
上士が、下士をいたぶるチャンスを狙ってる感じがするので、日常茶飯事なんでしょうね・・。
弥太郎命の大ピンチ!!
 
その騒ぎを聞きつけ、外へ飛び出す武市と龍馬。
ぶつかった男は井上を斬った上士らしい。
 
謝ろうとしない弥太郎を切り捨てようとする上士。
その前に龍馬が飛び出します。
 
刀を抜こうとする上士の手をがしっと押さえ、「どうかおやめください」と頼みました。
「自分がかわりに謝りますきに・・!」
弥太郎ははねつけますが、龍馬は必死に頼み続けます。
 
手が痛かった上士は「わかった」と言い、手を離させました。
龍馬は土下座し、「こいつは辛いことがあって飲まずにいられなかったんです、お許しください」と頼みました。
 
上士は「代わりになるならそれなりの覚悟があるんだろうな」とわらじを投げつけます。
血を流しつつも耐える龍馬。
上士に「下士が下士をかばうか」と笑われると、
「下士も・・人間ですから」と返します。
「同じ・・人間ですきに」
その言葉にさらにキレた上士は、力いっぱい龍馬を蹴りつけました。
「人間じゃとおお!!おまえら下士は犬猫と一緒じゃ!!
産んだ親を恨め」
 
やられまくる龍馬をかばおうともがく弥太郎、しかし最後の言葉に再びキレます。
 
上士は気が済んだらしく立ち去りますが、その背中に向かって怒鳴りつける弥太郎。
しかし龍馬がそれを押さえつけました。
なので弥太郎の憤りは再び龍馬へ。
 
橋の上ですったもんだやっていたら(上士にぶつかったのが橋の上だったので)
川に転落してしまう二人。
 
騒ぎを聞きつけて、乙女も駆けつけてきました。
 
水から岸になんとか上がった龍馬と弥太郎。
龍馬は弥太郎に、「つまらんことで命を捨てるな!おぬしは頭がええがじゃろか!
誰よりもうまく世の中を渡っていくんじゃろう」と怒鳴りつけます。
しかし弥太郎は、「下士は死ぬまで上士に押さえつけられる!それは未来永劫変わらん!」と怒鳴り返しました。
 
そんな弥太郎に、龍馬は言いました。
「わしは上士が振り上げた刀をおろさせたひとを知っとる。・・母上じゃ」
 
「わしが上士の子を突き飛ばしてしまって、手打ちにされかけたときじゃ・・
母上は・・上士を動かしたがじゃ
微笑む龍馬。
 
そんな龍馬を見守る乙女・・。
 
「・・土佐は、下士が上士に虐げられとるこの国は、みんな変わらんと言うけど、わしはそうは思わん。
母上が上士を動かしたじゃき、土佐もいつの日か変わる日が来るかもしれん
・・・楽天的なひとだ(゜Д゜)
 
しかし弥太郎は首を振り、龍馬を突き飛ばしました。
「下士が上士に勝つ日が来るがか!?」
龍馬は笑って、「いや、下士も上士もなくなる日が来る
 
弥太郎は馬鹿にしたように笑うと、
「どうやったらそんな日が来るがか!?」
龍馬はため息をついて苦笑いしながら、
「それがわからん!!」とキッパリ。
「毎日毎日考えるけんど・・・それがわからん!」
龍馬が考えていたのはくだらないことじゃなくて・・・。
 
龍馬の姿を、武市もまた見つめていました。

「わかっているのはただ、ケンカじゃかわらん、ちゅうことぜよ。
上士とケンカしたって何一つ変わりゃせん。母上がやったのはそんなことじゃなかった」
 
龍馬に背を向けながら、涙を流す弥太郎。
「おまえの母親は上士に殺されたようなもんじゃろう。どうして上士を恨まんのじゃ!」
そう言われた龍馬は、
「母上が教えてくれたがじゃ・・・憎しみからは、何も生まれん」
 
 
龍馬の気持ちを理解した乙女と武市。
弥太郎は、日々の務めを行いつつ、「土佐が変わる?何を言ってんだか」とムカついていましたが・・。
 
 
1人海を眺める龍馬に、乙女が声をかけました。
「海に比べたら、土佐はこんまい。お前の求める答えはここにはないかもしれんなあ」
そして「久しぶりに」と乙女から竹刀を渡され、姉弟で仲良く打ち合い。
 
このときの龍馬は、のちに自分がすごいことをやってのけることを知らなかったのでした・・。
 
 
 
 
という今回。
いや〜・・・胸クソ悪くなるような初回でした( ̄∇ ̄||| )
差別って、ホント気分わるいです・・。
  
で。
心配していた福山くんの髪型でしたが・・・
慣れました(; ̄∇ ̄ )
予告で見た時は「こりゃひどい、ダメだ」と思ったんですけど・・・
一話見てたら慣れました。早い。
さすが福山くん。
 
そんなわけで、あとは話が面白ければいいなと。
ただ、セリフはみんな土佐弁だったのですが、ちょっと聞き取りにくいですね。
書くときもほとんど現代語というか標準語ですが、まあそれはしょうがないということで。
  
次回もとりあえず見てみたいと思います。
posted by 水沢桃子 at 21:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ「龍馬伝」感想

2010年01月16日

「龍馬伝」第二話

※視聴をやめたので、20話からの感想はありません。

主人公・・・坂本龍馬

ライバル?(ナレーションも)・・・岩崎弥太郎
平井加尾・・・龍馬の幼馴染の女性。龍馬に惚れてて、弥太郎に惚れられている
 
下士と上士・・・土佐藩の侍身分制度。龍馬や仲間たちは下士。上士のが偉い。
弥太郎は下士の下の地下浪人。
 
 
龍馬は父や兄に、「世の中を見たいので江戸に行かせてください」と頼みました。
姉の乙女も一緒にお願いしてくれます。
が、「土佐のこともよく知らないのに何を言ってる」とけんもほろろ。
久万川へ行き堤を直す仕事を命じられました。(お上からの命令で期限は二十日)
 
そのあと龍馬は、武市道場で仲間たちからそのことを大笑いされました。
みんなは、龍馬のことを「本も読まない」「剣術しかとりえがないのに何を江戸で学ぶつもりだ」とバカにします。
逆に、「武市さんこそ江戸で学んでほしい」とみんな。
 
武市さんは、武市道場の師範でもあり、学問にも優れている好人物。
しかし当の武市は「土佐でも学ぶことはたくさんある」
みんなは、その謙虚なところもさすがだなあと思うのでした。
 
 
その頃。
町で偶然会った加尾と弥太郎。
加尾から「江戸ってそんなにいいところ?」と聞かれ、江戸にある塾の話を熱っぽく語りだす弥太郎。
彼にとっても憧れの地のようです。
しかし加尾がなぜそんなことを聞いてきたかを知ると、がく然としました。
龍馬が江戸に行きたいと言ってる・・?
 
 
一方、武市は、体が悪い祖母と一緒に暮らしており、
祖母の心の支えでもあるようです。
だから江戸へは行きたくても行けない、ということだったのでした・・・。
 
 
さて、江戸行きはおあずけになった龍馬でしたが、堤なおしの仕事へ向かいます。
龍馬の仕事は、堤をつくる百姓たちに指示を出すこと。
しかし、百姓たちは龍馬の存在などほぼ無視し、作業に取り組んでいました。
することがなく、退屈になる龍馬。
 
と、座っていた龍馬の横に、握り飯の包みを置いて走り去る子供が。
不思議に思い後を追いかけると、母子が働いていました。
龍馬の姿に気づくと、親子は土下座します。
そんな親子に、なぜ握り飯を置いていったのかを尋ねる龍馬。
 
 
そして・・親子のところから戻ってくると、百姓同士がケンカしていました。
二つの村の百姓が協力して堤を作ることになっていたのですが、水を取った取らないで大喧嘩している間柄だったようです。
龍馬は両者の争いをなんとか止めようと四苦八苦・・・。
 
 
一方、弥太郎。
父親が酒とバクチにあけくれているので、生活に困り、ついに大切な本を売ろうとしていました。
「同じ下士でも何の苦労もせんと江戸に行きたいと言えるやつもおるのに」
思わずグチっていると、母の美和はへそくりを取り出しました。
「暮らしはなんとかなる・・お前のとりえは学問じゃ。本だけは売ったらあかん」
弥太郎は母の思いに涙を流しました・・。
  
 
その頃、加尾は・・・
父に呼ばれて行ってみると、縁談話を持ちかけられます。
ちゃんとした人物らしく、父も兄の収二郎も超乗り気。
しかし龍馬が好きな加尾は、「断ってください」と頭を下げます。
 
 
で、一方・・・日本情勢はどうなっていたかというと。
日本へペリーが向かっているところでした。
そのことについて、江戸幕府では議論が交わされまくっていました。
 
老中筆頭・阿部伊勢守正弘がペリーの文書を読み上げ、それについて数人の老中が意見を述べます。
しかし攘夷派(開国反対)、開国派、非戦派など取りそろっているため、意見もバラバラ。
阿部も「このことは内密に」とまとめるしかありませんでした。
 
 
再び土佐。
龍馬が悩んでいることが伝わっている坂本家。
父・八平は「あんなもので根をあげるとは情けない、そんなことで江戸に行きたいなどとはよく言うわ」とあきれ返ります。
後妻伊興は八平が龍馬のことになるとむきになる、と指摘しつつ、
「龍馬さんもこのままじゃいけない、と思ったからこそ江戸に行きたいと思ったのでは?もっと大人としてみてあげたほうがいいんじゃないですか」と言いますが、
八平は話をそらしてしまいます。
 
 
その龍馬は、風車をぐるぐる回したり転がったりしながら悩みたおしていましたが、ふと何かを思いついたようです。
そして翌日、百姓たちのところへ大量の酒を持っていく龍馬。
酒で仲直り作戦?
 
その頃、町で茶店にいる八平を見かけた武市は声をかけます。
そこで龍馬のことを愚痴る八平。
しかし武市は、「一度龍馬のことを見てみたらどうか」と勧めました。
もしかしたらお父上が思っているような人物じゃないかもしれない、と。
 
 
そんなわけで、龍馬の仕事ぶりを見にやってきた八平。
そこで父が見たのは、1人で三味線を奏でて歌っている龍馬の姿でした(;´∇` )
 
龍馬は、百姓たちが酒を黙って飲んでいて盛り上がらないため、盛り上げるために歌い始めたのです。
しかし思いっきり浮いてます。
 
八平は急いで龍馬のところへ向かいましたが、百姓の1人が「侍は百姓のことなんか何もわかってない」といきり立ったため、思わず隠れます。
 
「わしらを見下しちょる」と騒ぎ出す百姓に、龍馬は「わしは下士じゃ。おぬしらと同じじゃ。見下してない」と言いましたが、
逆に「わしらはおまんらを見下しちょる」と返されてしまいました。
 
国を動かしてるのは上士様、米を作ってるのは百姓。
じゃあ下士は何をやってるんじゃ。何のためにいる?
 
百姓たちは、「自分たちには百姓仕事があるのに、堤を作らされている。
あそこに座ってああせいこうせい言うだけのおまえにはムカムカする」と口々に言います。
さらに「土佐にいらんもんは下士と犬のクソじゃ!」と言い放つ百姓も。
 
そのセリフをもちろん聞いていた八平も辛そうに顔をゆがめます。
 
そして、今日はもうやめだと帰っていく百姓たち。
その背中に龍馬は呼びかけます。
 
「確かに自分たちは犬のクソかもしれない。
だがこの堤はみんなの命を守るためのもんじゃ。
向こうの村にはもう女子供しかおらん。
男たちはみんな洪水で死んだそうじゃ」
 
その言葉に、百姓たちの足が止まります。
 
「向こうの村の女子供は、わしらのことを神様みたいに思うちょる。
洪水止めるために働いてくれるわしらに心の底から感謝しちょる。
わしらに任されたのは大事な仕事ぜよ。
堤づくりには人の命がかかっちゅうがじゃき!
気に入らんことがあったらわしにぶつけ、殴ってもいい。
だがこの仕事だけは最後までやりとおしてつかあさい、頼むき」
 
・・・・・。
これで戻ってくれるかと思いきや、百姓たちはそのままスタスタ(>_<。)
心を動かせなかったか・・・。
 
龍馬はそれでも必死に、「待ってくれ」とすがりましたが・・・・。
 
 
そんな龍馬の姿を黙って見つめていた八平。
結局声はかけずに帰りました。
 
そして、龍馬が通っている日根野道場の師範に龍馬の人間性を尋ねてみました。
 
しかし師範にもよくわからない様子。
「ただひとつわかるのは、自分が今まで教えてきた弟子の中に、龍馬のような男は一人もいない、ということだけです」
 
 
一方、弥太郎は、再び災難にあっていました。
飲んだくれの父親が、なけなしのへそくりを丸ごと全部遣ってしまったのです。
「どうして自分だけがこんな目にあうんだ」と苛立ちながら、売り物の鳥かごをしょって歩いていると、龍馬を発見。
 
龍馬は相変わらず一人ぼっちで、百姓から無視されていました。
それを見て、弥太郎はいい気味だと近づいていきます。
 
しかしそこで、加尾が登場。
加尾は龍馬に手作りの弁当を持ってきたようです。
弥太郎再び大ショック(; ̄∇ ̄ )
「どうしてわしにそういうところを見せ付けるがぜよ・・・」
傷ついて立ち去る弥太郎・・・かわいそうな人・・・。
 
 
かたや、加尾の弁当を食べてのんきな龍馬。
しかし加尾はそこで、自分に縁談話が来たことを打ち明けました。
「受けたほうがいいと思う?」
 
女の子がそんな聞き方をしたら、それは告白です。
が、鈍い龍馬は動揺したものの、あっさりと
「そりゃ受けたほうがいい」と言いました。
「こんなうまい弁当作れるなら立派な嫁になれるぜよ」
加尾大ショック。
 
龍馬から弁当をひったくり、包みなおすと、
「何でそんなこと言うの」と泣きそうな顔でにらみつけます。
・・・龍馬さんが好きだったのに。子供の頃からずっと龍馬さんが好きだったのに!」
走り去る加尾。
呆然とそれを見つめる龍馬・・・。
 
ふらり、と持ち場に戻った龍馬でしたが、手にはまだ箸を持っていました。(加尾が奪ったのは弁当だけだったので)
箸を持ったまま、呆然と椅子に腰掛けた龍馬。
そのうち雨が降り出しました。
 
百姓たちは龍馬を置き去りにして仕事を中断、帰っていきます。
しかし龍馬はその場で放心状態。
 
“わしは・・・ひとの気持ちがわかっちょらん・・・”
“何一つ・・・わかっちょらん”
相当衝撃だったようです・・。
 
やるせなさを何かにぶつけたくなったのか、どしゃ降りの中、龍馬は俵を運び始めます。
何度も往復し、俵を1人で運び続ける龍馬・・。
しかしやがて力尽きます。
 
その場にぶったおれ、思わず
「わしには何にもできんがじゃ   ・・無理じゃ・・・無理じゃーーー!!」
と叫んでいると、
突然現れた百姓たち。
「おまんは変わった侍じゃな」
 
帰ったはずの百姓たちがいつの間にか戻ってきています。
そして、今まで見せなかった笑顔を龍馬に向け、
「仕事が終わるまではけんかはしない」
「この堤には人の命がかかっているからな」
さわやかに笑った百姓たちは、雨の中再び仕事を再開しました。
 
・・・・・・・・・・(゜Д゜)
えええええええええ!?
これは龍馬の夢じゃないだろうね?
なぜイキナリこのタイミングで!?
 
 
・・・そんなわけで、堤は無事に完成。
藩から命じられた丁度の日でした。
 
家族たちは龍馬の手腕を誉めていましたが、八平だけは黙って煙草(パイプ)をすっていました。
 
 
そのあと。
小雨の中、龍馬が外を歩いていると、飲んでいた八平を発見。
父が酔う姿を初めて見た龍馬。
そんな龍馬に、昔はよく飲んでいて妻に怒られたと明かす八平。
 
八平の身体を支えつつ、しばらく二人で歩いた後、「もう大丈夫だ」と1人で歩き始めた八平を見つめ、その場で龍馬は立ち止まります。
 
そして、その場に土下座しました。
「私を江戸に行かせてください」
 
今回のことで、自分がいつも人に助けられていることを思い知らされた。
このままではいけない、1人で生きてみたい、と。
 
しかし父は、「広い世の中を見てみたい、という曖昧な理由では江戸へはやれない。江戸へ行きたいのならわしを納得させる理由を見つけよ」と突き放します。
 
そしてがっくりと肩を落とす龍馬に、手紙を渡しました。
それは日根野師範の紹介状でした。
 
「おまえのとりえは剣術だけ。その腕を江戸で磨くというなら、認めてもいい」
父の思いに龍馬は顔を輝かせて、必ず応えることを誓ったのでした・・。
 
 
 
 
という今回。
八平が龍馬を認める回でしたね。
すでに前回で認めている武市や乙女も協力してくれてますし、こうして味方?が増えていくのでしょう。
 
しかし・・・龍馬は土下座が多いなあ〜。
まあ腰が低いというのは偉いことだと思います。
おかげで百姓たちの本音も聞けて、心も開いてもらえたようですし。
 
しかしなぜあのタイミングで突然龍馬に好意的になったのでしょう??
龍馬の訴えが心を動かしたのはわかりますが、そのときは立ち去ってるし
そのあとも無視していたのに・・・。
「訴えられたときに心は動いたけど意地で帰ってしまった。でもやはり気になる。
もしかしたらあいつは悪いやつではないかもしれないし」
みたいな葛藤があって、全員で龍馬のことを見張っていたのでしょうか。
もっと、「この瞬間に心が動いた!!」的な感動を期待していたので、
なんかイキナリ変わったような気がしてしまいました・・・(;´д` )
 
まあ・・・いいんですけどね。
それよりも、江戸がどうのの前に加尾に謝ったらどうだろうと思うのですが。
次回謝るのかな。
 
福山くんの髪型にも慣れたし、ようやく江戸に行くようなので、次回も観てみようと思います。
posted by 水沢桃子 at 12:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ「龍馬伝」感想

2010年01月20日

「龍馬伝」第三話

※視聴をやめたので、20話からの感想はありません。

主人公・・・坂本龍馬

ライバル?(ナレーションも)・・・岩崎弥太郎
 
上士と下士・・・土佐藩の侍身分制度。龍馬や仲間たちは下士。上士のが偉い。
弥太郎は下士の下の地下浪人。
 
 
藩からの許しを得て、龍馬の江戸行きが正式に決まりました。
出発に心躍らせる龍馬と、祝福してくれる仲間たち。
 
一方弥太郎も、江戸へ行きたくて必死にお偉いさんにすがって頼み込んでいました。
「江戸で役に立つのはあのぼんくらではなくこの岩崎弥太郎です・・・お願いします・・・!!」
 
 
龍馬は明日に迫った出発の前に、神社へ参拝に行きました。
と、幼馴染の加尾にばったり。
加尾には今縁談話があり、そのことから「龍馬さんが好きだった」と告白されている龍馬。
非常に気まずい状態です。
 
言いにくそうに龍馬は、自分の気持ちを言いました。
「わしは加尾が好きや」
「でもそれが、おなごとしてなのか、妹みたいなものなのか、ようわからん」
 
そして、今は自分の可能性を知りたい気持ちが強いから、江戸に行くことしか考えられないということも。
 
それを聞いた加尾は「今私が祈っていたのは、いい縁談をありがとうございます、ということです」と返しました。
 
そして龍馬と加尾は、互いにぎこちなく「元気で」と別れの挨拶をしました。
 
去っていく加尾を見ながら、「これでよかったんじゃ」と自分に言い聞かせる龍馬・・。
 
 
そして出発の日。
父から教訓などを言い渡され、いざ出発。
江戸までの案内役に、父の知り合いの溝渕広之丞というひとがついてきてくれます。
 
歩き出す龍馬の目に、見送りに来ていた加尾が見えました。
辛そうな瞳で龍馬を見送る加尾と、瞳をあわせ、もどかしい気持ちにかられながら、龍馬は江戸へ歩き出します・・・。
 
 
一方。
龍馬の友人でもあり、武市道場の師範でもある武市は、いつものように道場へ出かけます。
しかし妻に、「あなたも江戸へ行きたかったのでは」と言われ、寝たきりの祖母を置いていけない武市は、静かに「親を大事にできんもんは侍ではない」と答えました。
 
 
再び龍馬たち。
龍馬と溝渕が歩いていると、後ろから追いかけてくる人物がいました。
なんと弥太郎。
弥太郎は、通行手形を見せると、「藩の許しが出た。わしも行くぞ」と勝手に同行を決めます。
金は出してもらえなかったといって、龍馬たちに旅費を払わせるつもりのようです。
弥太郎の図々しさに嫌悪感を抱く溝渕ですが、龍馬は全く気にしておらず、三人で歩き出します。
 
そして番所に差し掛かりました。
 
龍馬と溝渕はなんなく許可がでましたが、弥太郎のとき、手形の名前は『倉田安兵衛』となっていました。
そのことを知り、がく然とする龍馬と溝渕。
 
番所は通過できたものの、弥太郎の手形が偽手形であることを知ったのです。
 
もしもばれたら、三人とも打ち首になるかもしれない・・・。
しかし当の弥太郎は、「本物とそっくりだからばれない」と強気。
 
「なぜこんなことを」と言う龍馬に、弥太郎は、「下士より下の地下浪人じゃ地べた這いずり回って生きていくしか道はない。おやじはケンカとバクチにあけくれていて、あんなおやじがいたらわしも埋もれてしまう」
そして土下座して、「龍馬一緒に連れて行ってくれ」
 
しかし龍馬はその申し出を断りました。
もしもばれたら、供である溝渕さんにまで迷惑がかかる、と。
 
そして弥太郎を無視して歩き始める龍馬。
ところが弥太郎はあきらめません。
龍馬のあとを走って追いかけてくるのでした・・・。
 
 
一方、土佐。弥太郎の家。
バクチで勝って、弥太郎のほしがっていた本を買ってきたと上機嫌な父。
しかし弥太郎の姿はなく・・・。
妻の美和は、弥太郎が荷物を持ってどこかにいってしまったらしいことを告げました。
がく然として、外へ飛び出していく父。
弟や妹は下を向いて泣いていました・・・。
 
 
さらに武市道場。
稽古を見ていた武市は、仲間の1人、岡田以蔵の剣の腕前を誉めました。
「精進すれば、そうだな・・・龍馬にも勝てるぞ」
それを聞いた以蔵は大喜び。
 
しかしそのあと、外を歩いていた武市は、上士とすれ違いいつものようにしゃがんで頭を下げたあと、複雑な顔をします。
本当は江戸に相当行きたいようで、行けない苛立ちを思わず欄干にぶつけました・・。
 
そんな武市の心中とは裏腹に、仲間たちの間では武市は大人気。
以蔵は、自分のことをただ一人一人前の侍と認めてくれると称します。
加尾の兄収二郎も武市に憧れている様子。
みんな武市を理想だと思っているようです。
 
そこへ弥太郎の父が、息子を捜しに現れました。
どこにもいない、知っているんだろうと絡んでくる父に、
勝手なやつだから家を捨てて逃げ出したんだろう、と返す仲間たち。
それに怒った父は、全員を相手に暴れました。
このおやじ強いΣ(゜Д゜;)
ていうか、仲間たちは弥太郎のことを知っていたんですか。
 
 
おやじに殴られてぶつぶつ文句を言いながら、収二郎帰宅。
心配する加尾に「なんでもない」と言い、加尾の縁談話OKという返事を、相手にしてくると言います。
すると、一度は縁談を受けようと思っていた加尾でしたが、
「やっぱりこの縁談、お断りしてください・・!」と必死の顔で頼みました。
 
 
さて、龍馬たち三人は・・・。
無理やり宿までついてくる弥太郎。
金がないから野宿だと、大きな声で嫌味を吐きながら、座り込みます。
どうしても弥太郎をむげにできない龍馬は、結局宿に入れてあげました。
 
ところが、宿の風呂に入って部屋へ戻る途中、弥太郎はバクチ部屋を通りかかり、そこのばくち打ちに「お前岩崎のせがれだな」と因縁をつけられてしまいます。
おやじに貸した金を返せ、と・・。
 
龍馬と溝渕は、部屋で弥太郎について話をしていました。
偽手形はいつかばれる、そうしたらわしらも打ち首になる・・・。
 
と、弥太郎の騒ぎが飛び込んできます。
数人にボコボコにされながら、「わしは倉田安兵衛じゃ」といい続ける弥太郎。
しかし全く信じてもらえません。
 
龍馬はそこへ割って入り、弥太郎のことをかばいました。
弥太郎ではなく、自分の連れの倉田安兵衛というものじゃ、と。
 
しかしばくち打ちたちはそれで見逃してくれるわけもなく、龍馬に向かって行きますが、あっさりのされました。
ついに刀を抜く男たち。
 
が、まったく龍馬の相手にはならず、逆に刀を突きつけられる男。
おとなしく退いて、こいつのことは忘れ去ってくれと言う龍馬に、男たちは命からがら逃げ出しました。
 
部屋に戻った弥太郎は、感謝するどころか憎まれ口を叩き、さらに溝渕をムカつかせました。
しかし龍馬はそんなことはどうでもいいらしく、父の教訓を守れず簡単に刀を抜いてしまった自分を責めていました。(出掛けに侍としての心得みたいな教訓を諭されたので)
父の教訓が書かれた紙を見た溝渕は、「父が息子を思う気持ちじゃな」とつぶやきます。
そんな龍馬をチラリと見る弥太郎。
 
 
一方、弥太郎の家に戻った父。
見つからなかった、と座り込みます。
美和に、ボロボロの着物について聞かれた父は、「ケンカした」と情けなさそうにつぶやくと、美和の膝に倒れこんで泣き出しました。
美和は本当にどうしようもない夫に対し、顔をしかめ、何度もぶちながら辛そうでした・・。
 
 
夜中。
弥太郎はコッソリ、さっき龍馬が見ていた、父の教訓が書かれた紙を覗き見しました。
すると、起きていたらしい龍馬が、「父上は厳しいお方だが、わしのことを大切に思うてくれちょる」と言いました。
「これはわしの宝じゃ」と、大切そうにその紙をしまいこみます。
 
「おまんの父上も同じやと思うぞ」
そう言われた弥太郎は龍馬をにらみ、「わかった風なことを言うな」と背を向けました。
 
龍馬は、「確かにわしはおまんに比べて恵まれてるかもしれん。だがわしも覚悟して土佐を出てきて、この先どうなるかわからん。おまんと同じじゃ」
しかしそのセリフは弥太郎のカンにさわりました。
 
龍馬に、自分と同じ状況になったことがあるかと詰め寄ります。
「何も食うものがなくてひもじくてひもじくて朝起き上がれん。
わしは何でこの世に生まれてきたがか。
明日の朝には家族の誰かが息を引き取っちゅうがかもしれん。そんなこと考えたことあるがか?
百姓同然に畑を耕しながら鳥かごを売りながら
這い上がりたい、這い上がりたい、必死で思っとる。
けどどんなに頑張っても誰も助けてくれん。
どんなに頭すりつけて頼んでも、わしを江戸にやろう思うやつは誰もおらん。
それなのにおまんは・・・おまんは・・・・
わしは何もかも捨ててきたがじゃ。何もかものう・・・。
おまんと一緒にするな」
 
弥太郎の言葉に、龍馬は返す言葉がありませんでした・・・。
 
 
翌日。
一行はようやく海に差し掛かりました。
この先の番所を抜ければ海へでる・・。
 
と、龍馬は弥太郎に、「一緒に行こう、弥太郎」と言いだしました。
「おまんの覚悟、ようわかった。わしが力になってやる」
 
驚く溝渕に謝り、「でもわしは弥太郎を置いていけん」と言う龍馬。
 
 
そして番所。
すんなり通れるかと思いきや、「倉田安兵衛だけ残れ」と言われてしまいます。
 
龍馬がその理由を慌てて聞くと、手形の文体がちょっと気になるとの答え。
万事休す。
しかしそれでも龍馬は、「私たちは一緒に旅をしてきて・・・」と食い下がります。
 
すると、突然弥太郎が、「一緒に旅をしていない」と言い出しました。
「昨日宿で会って、バクチをして負けてしまって、無理やり連れて来られただけの赤の他人じゃ」
 
ビックリしている龍馬を突き飛ばし、「お前の言いなりはもうたくさんじゃ!」と叫ぶ弥太郎。
役人たちは弥太郎を取り押さえ、龍馬はなおも何かを言おうとしますが、それを制して弥太郎は怒鳴り続けます。
 
 
結局、龍馬と溝渕は船に乗り、弥太郎は連れて行かれてしまいました。
 
船の上で、龍馬は弥太郎がこれからどうなるのかを心配します。
溝渕は、「弥太郎はわしらを巻き込まないようにした」とポツリ。
そんな彼の思いに応えるべきだ、と龍馬を励ましますが、龍馬の心は沈んでいました。
 
と、溝渕は、岸壁にかけよってくる弥太郎の姿を発見。
慌てて龍馬に伝えました。
 
「あいつ、逃げよった・・!」
喜ぶ龍馬。
 
しかし弥太郎の方は、
「おまん1人だけ江戸に行きよって・・・!
どっかでのたれ死んでしまえ!!」と怒鳴っていました(; ̄∇ ̄ )
 
龍馬は「わかった、わかったぜよ。
おまんの志もわしが背負うて江戸までいっちょる!」
聞こえてないし。
 
「アホーーー!!アホーーーー!!大っ嫌いじゃーーーーー!!!」
「元気でな弥太郎ーー!!」
 
こうして龍馬は江戸に旅立っていったのでした・・・・・。
 
 
 
 
という今回。
弥太郎の龍馬へのムカつきは最後までかわらなそうですね(; ̄∇ ̄ )
そもそも「大嫌いな男だった」って初回で言ってたしね・・。
しかも龍馬は全く気づいていない。
 
ラストのシーンでは笑わせてもらいました。
無事で喜んで意気揚々としてる龍馬と、
どっかで死んでしまえと悔しがってる弥太郎の会話のかみ合わなさが・・・(^m^ )
 
次回予告では、なんか弥太郎、武市に絡んでましたが。
武市が嫉妬してるとか何とかで。
あの温厚な武市が龍馬に嫉妬してるのがついにバレバレになってしまうのか?
しかしそれを、同じく龍馬に嫉妬してる弥太郎が言うのはどうなんだ。
 
龍馬の方も、なにやら新しい女の子が出てくるようで・・・
どうなるんでしょうね〜。
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2010年02月01日

「龍馬伝」第四話

※視聴をやめたので、20話からの感想はありません。

主人公・・・坂本龍馬

ライバル?(ナレーションも)・・・岩崎弥太郎
武市半平太・・・龍馬の友人で、文武両道の好人物として、仲間から尊敬されている。武市道場の師範。

上士と下士・・・土佐藩の侍身分制度。下士は上士に決して逆らえない。龍馬や仲間たち、武市は下士。弥太郎は下士の下の地下浪人。
 
 
江戸に行きたい、という龍馬の願いは叶えられ、案内役の溝渕広之丞(みぞぶちひろのじょう)と共に土佐を出発。
そして30日かけて、ついに江戸に到着しました。
龍馬は剣術を学ぶと言う名目で江戸に来ているので、早速『千葉道場』へ。
 
しかし天下の千葉道場を見学した龍馬は、女性や子供ばかりが集まって竹刀を振っている姿を見て、拍子抜けしました。
龍馬を案内してくれた千葉重太郎という人が、「ここは初心者向けの場所だよ」と説明してくれます。
効果的な練習は何かないかと案を求められた龍馬は、「太鼓の音にあわせて竹刀を振ったら、楽しくできるんじゃないか」と案を出しました。
 
そのあと、千葉道場の真髄、“北辰一刀流”を極めるための稽古場へ案内された龍馬は、稽古の激しさに驚きます。
重太郎は稽古を中断させ、龍馬の存在を父でありこの道場主である千葉定吉に伝えました。
 
紹介状を渡し、挨拶をする龍馬に、定吉は「早速腕を見たい」と言います。
そして近くに座っていた女性に相手をさせることに。
しかし、その女性の強いこと。
龍馬はアッサリ打ち込まれ、敗北しました。
 
慌てた龍馬が再戦を頼むと、定吉は、「佐那(さな)は私の娘で、ここに佐那にかなうものは誰もいない」と言いました。
天下の千葉道場で一番強いのは、女性だったようです。
 
帰宅した龍馬に、溝渕は教えてくれました。
どうやら彼女は『江戸の鬼小町』と呼ばれていて、
可愛い顔をしているが剣を持たせたら鬼、ということです。
龍馬は深く納得し、剣の修行に励むのでした。
 
 
一方土佐。
武市は下士たちを次々に自分の道場へ誘い、勉強も教えるようになっていました。
武市の講義はわかりやすいと、相変わらずみんなに人気です。
 
かたや弥太郎は、1人鳥かごを売り歩きながらやさぐれていました。
と、武市に道場へ誘われます。
しかし武市の親切を施しに感じてしまう弥太郎は、それをつっぱねました。
 
そして、もともと寡黙なタイプの武市が気さくに勧誘をしていることに、
江戸へ行った龍馬に対抗しようとしているんだろうと鼻で笑います。
「龍馬が江戸から帰ってきて道場を開いたら、武市のとこには誰もいかなくなる」
「武市半平太にも嫉妬っちゅうもんがあったか、こりゃ面白い」
そういい捨てて立ち去る弥太郎に、
武市は唇を噛み締めました・・・。
 
 
江戸の龍馬は家族に「頑張ってます」という手紙を出しつつ、稽古に励みまくり。
そんな龍馬に重太郎が声をかけてきました。
「まだ佐那に負けたことを気にしているのかい?」
 
そして佐那のことを教えてくれます。
「佐那は歩き始める前から竹刀を持たされた、父上の作品なんだよ。
父上は佐那に道場の切り盛りなど考えなくていい、一心に北辰一刀流を極めることを望んだ。
あいつはね、自分を道場の看板だと思ってるんだ」
 
それを聞いた龍馬は、改めてその強さに納得しつつも、
「おなごを手本にするのも面白いもんぜよ」と修行を続ける気マンマン。
重太郎は笑って、変わった稽古を教えてくれました。
床に豆をばらまき、これを踏まずに打ち込む、というもの。
もちろん下を見てはいけない。
龍馬はお礼を言って、なおも稽古を続けました。
 
 
自主稽古が終わって、佐那とかちあった龍馬。
鉄火面のごとく無表情な佐那に、「姉の乙女とは大違いだ」と笑いかけます。
楽しい昔話を笑いながら語る龍馬に、一言「楽しいご一家ね」と冷たく放って立ち去る佐那。
龍馬は思わず、「・・・つまらんことを話してしまった」とつぶやきました。
 
 
龍馬のもとに、待ちに待った乙女からの手紙が届きました。
龍馬が努力しているのを知って、みんなは喜んでいるが、私は納得できない、と書かれていたため、龍馬は「えっ?」
 
乙女は『おまんは剣術をするためだけに土佐を離れたがか?
広い世の中を見るちゅう目的を忘れたがか?初心を忘れてはあかんぜよ』
以上。
 
龍馬がっくり。
溝渕がその手紙を見て、「怖い姉さんだな」と笑いました。
龍馬は「わしは今剣術だけで精一杯じゃー」とうなだれましたが、
溝渕は「姉さんの言う通りじゃ」と詰め寄ってきます。
そして「わしが教えちゃる。おまんの知らん世界を」とニッコリ。
 
 
で、溝渕が龍馬を連れて行ったのは、いわゆる夜の店。
広い世界ってそういうもんなんだろうか・・(; ̄∇ ̄ )
 
余計にお金を出せば、二階の部屋で女の子が添い寝してくれるそうだ。
それを聞いた龍馬は、父からの教訓に『女にうつつを抜かすな』というのがあったのでダメだと断ります。
溝渕は残念がりつつ、自分は遊ぶ気らしく二階へ去っていきました。
 
食事をしつつその姿を見送っていると、突然別のテーブルで食事をしていた男が「偉い!女と遊ぶより父上との約束を守るとは」と声をかけてきます。
龍馬の言葉遣いから土佐出身だと見破った彼は、自分は斉藤道場に入門していると言います。
 
長州藩士、桂小五郎。
そう名乗る彼に、龍馬も自己紹介しました。
 
小五郎の顔に墨でヒゲの落書きがされているのを不思議に思う龍馬ですが、
「そんなことしか気にならないのか」と突っ込まれ、
土佐から出てきて日本の広さにビックリしている、ということを話しました。
 
すると小五郎は酔っ払いながらも、「世界は日本よりはるかに大きいんじゃ!」と怒鳴りました。
そのうち外国は日本を狙ってきよる。二階のおなごと遊んでる場合じゃないんじゃ!」
 
二階で女の人と遊んでいる溝渕。
じゃんけんをして負けたら墨で顔にヒゲの落書きをされて・・・・。
・・・・・・どうやら小五郎も遊んだあとのようですが。
 
 
龍馬は彼とわかれて店を出ると、日本が外国の脅威にさらされていることを「そんなバカな」と笑い飛ばしていました。
 
しかしいまやアメリカの黒船が、日本のすぐそばまで迫ってきているのでした。
老中たちは、戦をしても日本が勝てないことが明白なので、どう対処すべきか頭を痛めていました。
 
 
そんなことなどまだ届かない土佐では。
相変わらず武市道場は人気で、
弥太郎はひもじい日々を送っています。
 
しかし「このままじゃいけない」と奮起した弥太郎は、
自分も塾を開いて「岩崎弥太郎ここにあり、というのを示すんじゃ」と決意。
 
屋外に屋根だけついているような狭いスペースで、岩崎弥太郎塾が始まります。
しかし来るのは数人のやる気のない子供たちだけ。
キレていると、女性が弥太郎を訪ねてきました。
 
平井加尾。
弥太郎の想い人です。
・・・しかし、彼女は龍馬が好きだったりします。
 
加尾は「私に学問を教えてください」と頼みました。
ビックリしている弥太郎に、自分は縁談も断ってお稽古もやめたことを伝える加尾。
つまり全てを捨てて覚悟を決めてきたというわけです。
・・・・江戸に龍馬を追いかけるためでしょうね。
 
しかし、加尾が龍馬を好きだと知ってる弥太郎でしたが、
その瞬間忘れたのか、加尾の言葉を聞いて思わず「夜明けじゃ〜〜〜!!!」と天に向かって万歳ガッツポーズ。
・・・哀れな人・・・・(;´д` )
 
 
一方龍馬。
初心者たちの朝稽古をつけることになったようです。
自分が考案した太鼓を叩きながら・・・の練習で、かなりにぎやかな道場。
通りかかった佐那をみんなに紹介すると、女性や子供たちは大喜びし、
佐那の技を見たがります。
 
仕方なく面うちの手本を見せてあげる佐那。
それを踏まえて、面うちの練習開始。
最初はぎこちなかった佐那も、みんなの楽しそうな姿につられ、
しまいには心底楽しそうな笑顔を見せていました。
 
稽古後、佐那の笑顔を初めて見たことを指摘すると、
佐那は再び無表情に逆戻りして去っていきます。
龍馬は「時々はああいう顔見せたらええのに」とつぶやきました。
 
 
佐那の変化に気づいた父、定吉。
ある日佐那を呼ぶと、そのことを口にします。
「もしわしがお前の仇なら、お前はわしを斬れるか?」
突然の問いかけに戸惑う佐那。
「坂本龍馬はどうだ。斬れるか」
続けての問いかけ。
 
そこで佐那はキッパリと「相手が誰であろうと私は斬れます」と返します。
しかし定吉は「無理だな。お前はもう坂本には勝てない」と言いきりました。
顔色が変わる佐那。
 
「わしはずっとお前に北辰一刀流を極めさせようとしてきた。
だがお前は女だ。
そのことを認めなければいけないときが来たのだ」
 
しかし佐那は、突然突きつけられた言葉に動揺しました。
「私は今まで剣ひとすじに生きてきたのです。父上にそのようなこと言ってほしくはありません!」
そう言って父の前から立ち去りました。
 
そして、1人稽古をしていた龍馬のところにやってきた佐那。
「今から私と戦いなさい!」
あっけに取られる龍馬の前で、防具の準備を始めます。
しかし龍馬は「お佐那様とは打ち合う気にはなれません」と断りました。
 
それを聞いた佐那は「私が女だから・・?」とつぶやきます。
龍馬は苦笑して、「・・・剣は結局戦のためのもの。人を殺すための道具ですきに」と返しました。
 
佐那は龍馬に切りかかり、「戦に男も女もない!」
しかし龍馬にあっという間に力でねじ伏せられ、床に倒されました。
「これが戦ならお佐那様は死んじょります!」
佐那は涙を流し、「どうして私はおなごに生まれてきてしまったの・・・」とつぶやきました。
 
丁度そこを通りかかった重太郎。
妹が押し倒されているような構図にビックリし、思わず隠れました。
 
龍馬は佐那を押さえ込んでいたことに気づいて、慌てて離れつつ、
「どうしてそんなふうに言われるがか。お佐那様ほどりりしいおなごをわしは知らん。それは剣の修行で培ってきたお佐那様だけのりりしさじゃ。
わしにはまことまぶしく見えるぜよ。
女に生まれなかったらよかったなんてもったいない」
などなど、告白めいたセリフを贈りました。
 
そんな龍馬に、佐那は「・・・私は弱くない。・・・あなたが強すぎるのです」とつぶやきます。
龍馬は微笑み、「そうじゃ、お佐那様は強い。乙女ねえやんよりも強い」
龍馬の屈託ない笑顔と言葉に、佐那もようやくふっと泣き笑いになりました。
 
こっそり一部始終を覗き見していた重太郎も、安心したようです。
と、外から大騒ぎして飛び込んでくる誰かがいました。
 
港に異国の大型船がやってきたというのです。
真っ黒な異国船の姿に、町の人々は大混乱して逃げ惑っていました・・・・。
 
 
 
 
という今回。
龍馬も佐那もなんだか鈍い・・・(*^▽^*)
いい感じの二人ですが、一応龍馬は加尾が好きなんですよね・・多分。
弥太郎はいったい・・・。
 
さていよいよ黒船が到着するようです。
龍馬はどうするんでしょうか。
posted by 水沢桃子 at 21:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ「龍馬伝」感想

2010年02月06日

「龍馬伝」第五話

※視聴をやめたので、20話からの感想はありません。

主人公・・・坂本龍馬

ライバル?(ナレーションも)・・・岩崎弥太郎
武市半平太・・・龍馬の友人で文武両道の好人物として、仲間たちに大人気。武市道場の師範でもある。
 
上士と下士・・・土佐藩の侍身分制度。龍馬や武市、仲間たちは下士。上士には逆らえない。弥太郎は下士の下の地下浪人。
 
 
ついに黒船来航。
日米交渉が始まります。
浦賀では、ここじゃペリーの親書を受け取れないとこばみ、ペリーからはこばむなら兵を連れて江戸に向かうと言われ、江戸ではその知らせを受けて守を固めるなど大騒ぎ。
 
そして城下では、戦になるかも知れないと言う噂が乱れ飛び、侍たちは慌てて鎧兜を購入に走りました。
長い平和に、みんな鎧兜を売却してしまっていたのです。
龍馬も購入しつつ「どうやってつけるがじゃ・・」
 
 
さて、浦賀で親書を受け取ろうとしない日本側に、苛立つアメリカ側。
交渉は平行線をたどり、ペリーは船を江戸に向かわせる指示を出しました。
 
海岸で警備に当たっていた龍馬たちでしたが、龍馬はどうしても黒船を見てみたくなり、こっそりと抜け出します。
途中で警護の武士たちに見つかり、しょっぴかれそうになったのを何とか逃げ、岸壁にたどり着きました。
と、そこで、以前飲み屋で会った桂小五郎(長州藩の侍)とばったり。
彼も黒船をのぞきに来ていたようです。
 
飲み屋で小五郎が言ったとおり、外国が日本にやってきたことに感心する龍馬でしたが、小五郎も松陰先生とやらの受け売りらしく、目の当たりにしてやっぱりビックリしてるみたいです。
 
そんな話をしていると、二人の目の前に現れました、黒船が。
 
そのあまりの大きさ、迫力に龍馬は度肝を抜かれ、思わず刀をかまえたものの
声にならない声が出るばかり。
小五郎も呆然と船を見つめていました。
 
黒船はやがて遠ざかっていきましたが、龍馬のショックは大きいものでした。
龍馬よりも知識がある小五郎が、あれは蒸気船というもので、黒い船体はサビ止めにタールを塗っているからだと解説してくれます。
 
 
さて。
黒船が動き出したことで、日本はついに親書を受け取らざるを得なくなりました。
黒船は悠々と去っていきましたが、この一件でみんなの幕府への信頼が落ちてしまいます。
 
土佐の武市道場では、武市含む門下たち仲間は激しく憤り、幕府への不満を声高に叫びました。
「次にペリーがやってきたら戦じゃ!」といきり立って修行に励みます・・。
 
また、弥太郎塾でも子供たちがペリーの似顔絵を見て怖がり、
弥太郎は主に加尾だけ見つめて熱く語りました。
「このような時代にこそわしのような優れた者が必要なんじゃ!!」
加尾は素直に「はい!」とニコニコ。
 
加尾は龍馬の幼馴染で龍馬が好きですが、弥太郎に思われています。
弥太郎としては龍馬のいぬ間に射止めたいところなのでしょうが・・・。
 
帰宅した加尾に対し、兄の収二郎は弥太郎のところに通っていることを問い詰めました。
しかし加尾は、「学問を教えてもらっているだけ」とアッサリ。
縁談を断った加尾に、収二郎が「嫁の貰い手がなくなった」と言ったようで、
1人で生きていくことも考えて世の中のことを勉強し始めたのだと言う加尾。
心配する兄に「子供じゃないんだからほっておいて」とつっぱねます。
 
しかし加尾が考えているのは龍馬のことでした。
 
 
一方、龍馬。
江戸の千葉道場で剣術修業中の身ですが・・・
どうにも集中出来ないでいました。
 
1人になって素振りをしながら、「いかん、いかん」と首を振っていると、
佐那(さな)が声をかけてきました。
佐那は千葉道場の主、千葉定吉の娘で、かなりの腕前。
 
いつも凛とした胴着姿しか見たことがなかった龍馬は、
着物姿の佐那を見て驚きました。
驚きながらも誉めたのですが、佐那はからかわれたように感じて眉をひそめてしまいます。
 
佐那は龍馬に、もらい物の食べ物を持ってきたようです。
家では誰も食べないからと。
「いらないなら別に・・」とぎこちなく引っ込めようとする佐那に、慌てて龍馬はそれを受け取りました。
何やら可愛いカップルに見えてきました・・・(*^▽^*)
 
で、龍馬がいかんいかんと首を振っていたのを見ていた佐那は、理由を聞きます。
最初嘘をついた龍馬ですが、アッサリとバレ、ついに迷いを口にしました。
 
「実は黒船を見たがです」
「混乱してしもうて・・・。あんな化け物に、刀は通用しません。
もし異国と戦になれば、剣など役にたたんがじゃ
 
そのセリフに顔をしかめる佐那。
「何を言ってるんです。あなたはここに剣の修行に来ているんでしょう?
剣が役に立たないなんて、父上や兄上の耳に入ったらあなたはここにはいられませんよ。口が裂けてもそんなこと言わないでください」
 
怒られて、その場は謝り立ち去った龍馬。
しかし家へ帰ると、墨で黒船の絵を描いてしまいます。
溝渕(江戸まで一緒に来た案内役)は「そんなことではますます剣に身が入らなくなるぞ」と注意しました。
 
そして、佐那。
縫いものをしながら、ボンヤリと龍馬の苦悩を考えていると、兄の重太郎が部屋に入ってきました。
佐那が、重太郎の大好物を龍馬にあげちゃったようです。
 
その行為といい、急にお茶や縫い物を始めたりした妹の変化を鋭く察知し
「坂本のせいか。お前坂本に惚れたのか」と問い詰める重太郎。
 
しかし佐那は「わからない」と答えました。
「坂本さんのことを今までどおりに見れないんです。どうしてなのかわかりません」
 
そんな佐那に、重太郎はキッパリ「お前坂本に恋をしているんだよ!」と告げました。
ビックリしている佐那の前で、急に輝きだす重太郎。
「坂本なら文句ない。お前たちが夫婦になって俺と一緒に道場をついでくれれば心強い。まかしとけ、お前の恋は必ず成就させてやるからな!」
 
勝手に1人ハッスルして飛び去っていく兄を、呆然と見送る佐那・・・。
 
 
一方、そんなことになってるとは露知らず、龍馬は重い気持ちのまま桂小五郎に会いに行きました。
小五郎は本を読んでいたようですが、龍馬の方に振り返ると、目の下にものすごいクマができていました。
彼もあの日から眠れなくなっているようです。
 
「もうこれまでのようにはいかん。何もかもが変わってしまうかもしれん」
そして龍馬に、『攘夷(じょうい)』という言葉を教えてくれました。
攘夷とは、日本を異国の手から守ろうとする考えのこと。
 
しかし、小五郎の頭はパニック状態に陥っているようです。
というのも、『日本は鎖国をやめ外国を受け入れるしかない』という師匠・佐久間象山がいたり、『異国の連中と仲良くするなんてとんでもない』という剣術の師&友人の斉藤新太郎がいたりしていたからです。
 
龍馬が小五郎の意思を聞いてみると、「わからん」と。
どちらが正しいかわからないから、本を読んで知識を得ているとのこと。
 
そんな小五郎に、龍馬は自分の迷いを話しました。
「このまま剣術修行を続けていいんでしょうか。
何もかもが変わる、ちゅうこのときに北辰一刀流を極める意味があるのかわからない」
 
「それは剣を捨てると言うことか」
小五郎の静かな鋭い言葉が飛んできました。
「侍をやめるということか。
己の生き方を変える大事な選択を人に聞くのか?」
 
龍馬は返す言葉がありませんでした・・・・。
 
 
その頃、ようやくアメリカ親書の和訳が完成。
しかし心労のせいか、12代将軍家慶が死去し後を継いだのは家祥(いえさち・のちの家定)。彼はうつけ者と噂される頼れない人物・・。
 
そのため、老中筆頭・阿部は全国の諸大名にアメリカ新書の内容を全て公開することにしました。
その上で開国か鎖国かの意見を求めたのです。
250年の間で、幕府から政治の意見を初めて求められた大名たちは大騒ぎでした・・。
 
そしてまたこの一件は、日本の行く末を案じる人々の心にも火をつけました。
武市や弥太郎も、それぞれ意見書を書いて提出。
 
そんなこんなで、土佐で抜擢人事が行われました。
土佐藩主・山内重信は吉田東洋の書いた意見書を誉め、ちょっといい役職につけました。
また、城に武市も呼ばれていて、意見書を誉められました。
 
帰宅した武市は大感激し、妻や祖母に興奮を伝えます。
 
しかしそれを加尾から聞いた弥太郎は大ショック。
武市は城に呼ばれて誉められたのに、自分は城に呼ばれることもなかった。
それでも、そのことを打ち明けることはできず、「意見書は書かなかった。わしが書くのはもっと世の中が大きく動いたときじゃ」と嘘をつきます。
 
 
一方、龍馬の手紙が届いて喜ぶ家族たち。
手紙には、『戦になったら異人の首を討ち取って土佐に帰る』と勇ましい言葉が書かれていて、それを読んだ家族は大満足。
しかし1人、姉の乙女だけは顔を曇らせます。
 
そして乙女からの手紙が龍馬に届きました。
『みんなは喜んでいたが、私は龍馬らしくないと思いました』
そして、『広い世界を知るゆうことは、みんなと同じ人間になることではないがぞね。おまんらしい生き方を探しなさい。
それを見つけてこそ自分が何をするために生まれてきたがか見つかるがじゃ』
 
龍馬は「そうじゃ・・・あの手紙は嘘じゃ」
いまだ悩みから抜け出せないまま・・・。
 
 
そんな悩みを抱きながらの稽古で、それをアッサリと見破られてしまう龍馬。
定吉じきじきに稽古をつけてくれますが、龍馬は敗北します。
「心をどこかに忘れた者に剣の道を見極められると思うのか。己を見直して出直して来い」
 
そこで龍馬は思わず本音をこぼしてしまいました。
「そうです、私の心はここにはありません」
「黒船の前では剣はただの縫い針じゃ。
戦になったら刀など役には立ちません!」
 
佐那が止めるのも聞かずにまくし立てた龍馬に、正座して控えていた門下生たちが怒って立ち上がりますが、それを制する大声で怒鳴る龍馬。
「わしは何のために剣術の修行しちょるのかもうわからんのです!」
 
重太郎は龍馬の胸倉をつかみ、
「お前・・・剣術は時代遅れだというのか。お前それでも侍か!!」と突き飛ばしました。
佐那はそれを必死に止めます。
 
そして定吉も・・・
「剣の道を見極める意味がないのなら、お前はなぜここにいる。・・・出ていきなさい!」
 
定吉が稽古の開始を命じると、門下生たちは龍馬など見向きもせずに修行に入りました。
そんな中で龍馬はふらり、と外へ飛び出していきます。
佐那は追いかけることも引き止めることもできずに、兄や父、龍馬を振り返って今にも泣きそうな顔で立ち尽くしていました。
 
表に出た龍馬は、フラフラと歩き、橋にたどり着きました。
そこで自分のしてしまったことの重大さに顔をゆがめます。
送り出してくれた父や姉・・・。誓った約束。
「わしは・・・なんちゅうことを・・・・」
その場で泣き崩れて後悔するしかできませんでした・・・・。
 
 
 
 
という今回。
なんかやばいところで続きになってしまった・・・Σ( ̄ロ ̄;)
まあ確かに船に剣一本じゃ相手にはならないけど・・・
龍馬は江戸に来るための目的として剣術を習いに来てるわけだし、
戦以外で世の中を変えたいと思ってたわけだから、そこまで悩まなくてもよかったんじゃ・・。
とは思うけど、黒船のすごさに動揺してパニックしてしまったのは仕方ないことですよね。
化け物に対して自己防衛が剣一本、って思ったら焦るの当然ですし・・。
しかし佐那はかわいそうだ・・・。
もしかしたら兄ちゃんのハッスルで結ばれたかもしれないのに。
 
しかし土佐の仲間たちはみんな『攘夷派』っぽいですね。
普通に考えたら、それが当然だろうし。
龍馬はどうなっていくんでしょうか・・・。
posted by 水沢桃子 at 15:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ「龍馬伝」感想

2010年02月13日

「龍馬伝」第六話

※視聴をやめたので、20話からの感想はありません。

主人公・・・坂本龍馬

ライバル?(ナレーションも)・・・岩崎弥太郎
武市半平太・・・龍馬の友人で、武市道場師範。仲間たちにとって、文武両道の好人物と憧れられている。
 
上士と下士・・・土佐藩の侍身分制度。龍馬や武市、仲間たちは下士。下士は上士に逆らえない。弥太郎は下士の下の地下浪人。
 
 
前回、黒船を目の当たりにした龍馬は、「剣術など黒船には何の役にもたたない」と叫び、道場を飛び出してしまいました。
龍馬を心配して、家にやってきた佐那(さな・千葉道場の娘)は、龍馬と同居している溝渕(龍馬と共に案内役として来た人)から、龍馬が「道場へ行っている」と嘘をついていることを知ります。
 
その龍馬は、昼間は子供たちと遊んで、夕方になると道場から帰ってきた振りをしていたようでした。
しかし佐那が来たことで、溝渕にもそれがバレました。
 
佐那は龍馬が帰ってくるのを待っていて、「道場へ戻ってください」と言います。
しかし龍馬は、師範の定吉(佐那の父)に向かって剣術が役に立たないと怒鳴った以上、戻れないと答えました。
佐那は、「間違っていたと謝ればいいでしょう」となおも言いますが、
龍馬には、どう訂正すればいいのか全くわかりません。
今でも、黒船のことばかり考えてしまい、しまいには黒船に乗ってみたいとさえ思っているのに。
 
佐那は「黒船を見て剣をやめるなんて、江戸中探したって坂本さんだけですよ!」とあきれ果てましたが、龍馬の気持ちはどうすることもできませんでした。
 
 
道場に戻った佐那は、兄の重太郎に頼むことにしました。
龍馬が道場に戻れるように、父にとりなしてほしい、と。
しかし龍馬のセリフによって侍のプライドが傷つけられた重太郎は、それを断ります。
佐那は「私の気持ちを知っているくせにそんなこと言うなんて・・。“お前の恋は俺が成就させてやる”って言ったくせに・・・」と恨めしげにつぶやき、
「兄上のバカ!!」とかわいらしい捨てゼリフを投げつけて走り去っていきました。
 
 
そのあと、定吉と重太郎。
佐那が龍馬を戻したがっていることを知っている定吉。
そして、「わしは坂本を嫌っているわけではないぞ。黒船に剣で立ち向かおうとしても勝ち目はないだろう」とあっさり言ったため、重太郎は「何をおっしゃいます!!」と反発。
 
しかし定吉は続けて、
だからこそ剣を己の分身とし、技を磨かねばならんのだ。特に坂本のような男はな。・・・ようは奴がそれに気づくかどうか」
さすが師範ともなると貫禄があってカッコいいですね(*´▽`*)
 
 
で、その龍馬は、ボンヤリと自作の黒船の絵を見ていて、ふっと桂小五郎を思い出しました。
飲み屋で偶然知り合った長州藩士で、またまた偶然黒船を一緒に見た同士。
そのとき、小五郎の師が外国が日本に来ることを予見していたと言っていたことを思い出したのです。
その師の名前は、“松蔭”。
 
自分の答えを導き出してくれる人を求めている龍馬は、とりあえず小五郎のところへ向かいました。
小五郎も龍馬と同じく、黒船に頭をかき回されてしまった同士でもあります。
黒船を見て以来不眠症になってしまった彼は、船の模型を作っていました。
 
松蔭のことを聞いてみると、「吉田松陰先生はすごいお方だ」としみじみ答えます。
そして松蔭の経歴をつらつらと話し出し、龍馬はいたく感心。
「ぜひ会わせてほしい」ときらめく龍馬に、小五郎は「先生は修学の旅に出ているから会えない」とつっぱねました。
いつ帰ってくるかもわからないようです。
 
 
さて、一度目のペリー来航から半年後に、再びペリーがやってきました。
一年後の約束だったのに、と苛立つ老中筆頭・阿部。
しかもペリーは浦賀(前回停泊した場所)を通り過ぎたと報告され、
ますます緊迫した状況に。
奴らは江戸に乗り込んでくる気かもしれない。
 
とにかく話し合いをするために、横浜に応接所をつくってペリーと会談することに。
ペリーの要求は前と同じく交易。断ったら戦争。
・・・ムチャクチャな脅しだ(;´д` )
 
しかし日本には効き目のある脅しでした。
交易したがってるんだから戦争なんてふっかけてこないだろう、ペリーなんて追い返せばいい、と騒ぐ老中たちに、阿部は「開国するしかない」と告げました。
もし本当に戦になれば日本は終わる。
しかし今開国すれば、徳川の世は続く。
「これは我らのための開国じゃ」
 
 
そんなことは外には全く知らされないので、龍馬たちは海岸でペリーの急襲に向けて待機させられていました。
しかし龍馬は、侍の無意味さを感じて苛立っているだけでした。
 
 
一方、土佐にも、幕府とペリーの交渉について知らされました。
藩主・山内豊信は武市の意見書を読み、「どう思う」と吉田東洋(重役)に聞かせます。
その意見書には、政治を幕府だけに任せてはおけない、新しい政治を行えるのは藩主様だけ、というようなことが書かれていました。
東洋は、「内容はともかく、藩主様への忠誠心はすばらしい」と言いますが、
豊信は「じゃがこいつは上士ではない!」と意見書を放り投げました。
・・嫌な殿様だ(-“- )
 
 
武市の家に、龍馬の姉・乙女が反物を持ってきました。
武市が龍馬のことを聞くと、乙女はこの間龍馬から来た手紙の内容を話しました。
“戦になったら異人の首を取って帰る”
 
それを聞いた武市は満足そうに、「そうか龍馬も攘夷に目覚めたか」とつぶやきます。
そして乙女に、攘夷について説明しました。
『日本に来る異人を打ち払え』という考え方だと。
「そのことについてお殿様に意見書を書いたのじゃ」と言う武市。
 
武市の妻・冨は、誇らしげに、以前書いた武市の意見書が殿様に誉められたことを打ち明けました。
武市はそれをたしなめますが、乙女は武市を尊敬するような瞳で見つめます。
どうも乙女も武市に憧れているような気がします。
 
 
一方、弥太郎。
個人でちんまりと開いた『岩崎弥太郎塾』には、今日も数人の子供たちと弥太郎の思い人&龍馬の幼馴染&龍馬を好きな平井加尾の姿がありました。
せっかく加尾が本を朗読しているのを聞きもせずにボンヤリする弥太郎。
 
子供たちに「腑抜けじゃ」と言われ「やかましい!」と言い返すも元気がありません。
すると加尾も「私も納得できません。岩崎先生の意見書が箸にも棒にもかからなかったなんておかしい」と憤慨。
・・・前回弥太郎も武市と同じく、殿様に政治について意見書を書いたのでしたが、
武市は誉められたのに弥太郎は丸無視されてしまったのでした。
しかし、そのことを塾生たちには内緒にしていたのに、なぜバレたのでしょう。
 
ともあれ、加尾の物言いにも少なからずショックを受ける弥太郎。
そして力なく、「加尾殿はわしの意見書に書いてあることを知らんじゃろう・・」とつぶやくと、加尾は「じゃあ読ませてつかあさい!」と勢い込みます。
「先生がどんな考えをもっちょるがか、私も知りたい!」
弥太郎は思わぬセリフに輝きました。
 
 
さて、そのあと。
道端でばったりと会う弥太郎と武市。
弥太郎は、米問屋に呼ばれて向かうところだと言い、
武市は、吉田東洋に呼ばれて向かうところだと言いました。
 
この二人、今はちょっと険悪です。
お互い龍馬に焼餅を焼いているという点では同士なのですが、
それを弥太郎に指摘された武市と、
自分とほとんど地位が変わらないのに自分より裕福な身分の下士に対してムカついている弥太郎の間には溝があります。
 
東洋の名前を知っていた弥太郎は衝撃を受け、「なんで吉田様が下士なんかに用があるんじゃ」と慌てますが、武市は「この間の意見書のことじゃろう」と平然。
「これから土佐の政治について存分に意見を話してくるつもりじゃ」と言う武市にさらに焼餅を焼かされる弥太郎。
 
 
ところが、事態は思わぬ方向へ展開しました。
 
米問屋に行った弥太郎は、多賀屋と名乗る男に、自分の書いた意見書を「これを読みました」と差し出されました。
弥太郎の意見書は、商人たちにとって素晴らしい内容だったようです。
しかし弥太郎は、どうしてここに意見書があるのかに驚きました。
すると多賀屋は、「平井収二郎の妹様(加尾)からぜひ読んでほしいと頼まれた」と言います。
 
そしてビックリ続きの弥太郎に、さらに多賀屋は特大ビックリをプレゼント。
「江戸で学問を学びたいということでしたら、費用は私どもが都合します。
あなた様は将来きっと大人物になるがです」
素晴らしい誉め言葉までくれたのでした。
 
 
一方、武市。
意見書を読んだ東洋に、とりあえず土佐思いを誉められました。
しかし続けて「本心から日本が異国を打ち払えると思うか?」と尋ねられます。
「日本の船では異国へは行けんが、向こうは当たり前のように来よる。
それだけで力の差は歴然だ」
 
それを聞いた武市はこわばった顔で、「東洋様は日本が異人の足で踏み荒らされてもかまわんと?
異国など断固打ち払うべきです。わしらにはそれができるはずです!」
 
その言葉に、東洋は冷めた声で「・・・その程度の男じゃったか」と言いました。
「日本はもう今までのようにはいかん。それもわからんとは・・・」
 
そういわれた武市は、「・・下士は・・・下士は口を出すなと?」
東洋は一言「もうええ、下がれ」
 
東洋の態度に武市は必死に怒りを押さえ込みます。
「そのような扱いには・・慣れておりますきに」
 
 
道場に帰った武市は、東洋への燃え滾る憤りを剣にぶつけ、振り下ろし続けました・・・。
 
 
一方、江戸。
桂小五郎は、来た手紙を見てぎょっとして、慌てて表へ飛び出しました。
そこへやってきた龍馬はピンと来て、「松陰先生が帰ってきたがか、会わせてください」としがみつきます。
しかし小五郎は声をひそめ、「松陰先生の手紙で、黒船に乗り込んでアメリカへ行くと書かれていた」と教えました。
 
幕府に見つかったら大変だ、なんとしてもその前に見つけて引き止めねばと慌てて走っていく小五郎。
「・・・黒船に、乗る?」驚きながらも龍馬も、小五郎のあとを追いかけました。
 
 
手分けして探し、ようやく小船と松蔭を見つけた二人。
土下座して、密航はやめてくださいと願います。
ついでに龍馬は自己紹介も。
 
松蔭は供に連れてく予定の金子重輔を紹介し、そこで、実は小五郎も異国に興味があると言っていたことがわかりました。(まあ師が師だから当然でしょうが)
 
松蔭はきらきらした瞳で語ります。
僕は異国に行きたい。この海の向こうに何があるのか知りたい。
あの船に乗ればアメリカへ行けるんだ。この国よりもはるかに進んだ文明の国へ・・・」
その言葉にちょっと龍馬の心も動かされました。
 
小五郎は「密航が見つかれば死罪になります」と叫びますが、
松蔭はどキッパリ言い返します。
それが何じゃ!!
失敗するかもしれん。小船が着く前に捕まるかもしれんし、アメリカ人に乗船をこばまれるかもしれん。
・・・それでええんじゃ!何もせんでおることより、何万倍も何千倍も価値がある。
僕は死など怖うない。
そんなことより行きたいって気持ちの方がはるかに強いんじゃ!!」
・・・・・・こんな人どうやって止めるの(゜ロ゜;)
死が怖くない人なんて、止めようがない。
 
そして松蔭は、小五郎に、「君が本当に異国に興味があるならわしと同じことをするはずじゃ」と言いました。
「それをしない理由はなんだ?
殺されるからか、日本に帰れなくなるからか、別れが辛いからか。
そんなものはすべて言い訳じゃ!!」
 
両手を広げ意気揚々と言い放つ松蔭。
「見ろ!!僕には言い訳など何もない!!どんな運命が待っちょろうが、後悔せん!!
僕が今やることは黒船に乗り込んでアメリカに行くことじゃ!!」
龍馬はそのパワーにひたすら圧倒されます。
 
そしてもはや止める言葉もなくなった小五郎を置いて、小船を出発させようとする松蔭。
そこで龍馬は松蔭に食い下がり、突然
「わしも連れてってください!!」と叫びました。
 
「今の先生のお話を聞いて、自分はなんてこんまいことで悩んでいたのかと思いました。剣が役に立つとか立たんとか・・・そんなことはどうでもいいことだったのに。
わしも・・・わしも先生みたいな生き方がしてみたいがです!!」
 
しかし熱に浮かされたような龍馬の頬を、松蔭は思いっきりぶんなぐりました。
 
「黒船に乗り込んでアメリカへ行くことは、僕のやるべきことで君じゃない!」
そして倒れこんだ龍馬をのぞきこみ、続けます。
「君は何者じゃ。何のためにこの天のもとにおる!
君がやるべきことは何なんじゃ!
・・・考えるな、己の心を見ろ!そこにはもう答えがあるはずじゃ」
 
そして松蔭は小船に飛び乗り、出航していったのでした。
それを、止められなかった小五郎と龍馬は二人で見送ります・・。
 
 
さて、日本とペリー(アメリカ)は条約を結びました。
ついに鎖国終了。
 
そして・・・結局、吉田松陰の計画は失敗に終わり、
陸に戻った承引は自ら奉行所に名乗り出て、長州へ送り返されました。
 
その知らせを町人たちの噂話で知った龍馬は、顔を曇らせます。
 
 
そのあと・・・。
龍馬は飛び出した千葉道場へ現れました。
門下生たちは静まり返り、龍馬は定吉の下へ進みます。
 
そして、定吉の前に座って頭を下げました。
「先生、わしが間違っていました」
 
「私は剣を道具だと考えてしもうたがです。
己は何者か、己が進むべき道はどこにあるがか・・・
それは己を極限まで追い詰め、無の境地に達してこそ見えてくるがです。
・・そのためにわしは剣術をやりよったがです。
先生、わしを許してつかあさい。お願いします!!」
 
佐那が、重太郎が、みんなが龍馬を見つめる中、定吉は静かに言います。
「ひとつだけ聞きたい。坂本、黒船に剣で立ち向かえるのか?」
 
龍馬は一瞬口ごもりましたが、キッパリと答えます。
「・・・黒船に立ち向かえるかは、剣ではなく、この坂本龍馬いう人間です」
 
定吉は満足げに笑うと、「時がかかったのう・・・すぐに稽古の支度をせい」と言ってくれましたヽ(´▽`)/
 
そしていつものように稽古が始まりました。
佐那も、そして龍馬も、久しぶりにすがすがしい気持ちで竹刀を振り下ろすのでした・・・。
 
 
そしてついに。
龍馬の江戸修行が終了。
 
定吉と重太郎に挨拶をし、重太郎から「また江戸に来いよ」と言われます。
  
佐那は1人、道場の床を磨いていました。
龍馬に気づくと、顔をこわばらせます。
龍馬が手伝おうと申し出ましたが「もう終わりました」とつっけんどん。
 
そんな佐那の様子に気づかない龍馬は、佐那が座っている目の前に座り込むと、「お世話になりました」と挨拶をしました。
「ここでの修行はわしの宝になったがです」
 
サッパリしている龍馬とは裏腹に、切ない佐那。
「・・・もう行かれるのですね。・・・土佐に戻っても修行を怠ってはなりませんよ」
初めて会った頃のように、無機質な物言いになってしまっています。
 
龍馬はニコニコ笑いながら、「土佐に帰ったら願い出るつもりです。もっと江戸で修行がしたい、と。そのときまでお佐那様もお元気で」
佐那はその言葉に、思わず目を見開きました。
 
龍馬は挨拶を済ませ、のんきに立ち上がりましたが、佐那は急いで龍馬を呼び止めます。
「坂本さん!」
「はい?」
 
「・・・本当に戻ってきてくださいね。必ずですよ」
佐那の必死な気持ちに、龍馬はニッコリ「はい、必ず」
佐那は龍馬にかけより、小指を差し出します。
「・・・約束してください」
 
一瞬きょとんとした龍馬ですが、うながされ、佐那と小指をつなぎました。
「指きりげんまん、嘘ついたら針千本の〜ます」
 
「・・・本当に飲ませますからね、約束破ったら」とつぶやく佐那に、笑いかけて龍馬は去っていきました・・。
 
 
一方、土佐。
武市は道場で学問も教えるようになっていましたが、その講義の前に
門下生たちに『攘夷』と書いた文字をバーンと突きつけました。
 
ギラギラとした瞳で、「幕府はアメリカとの交渉で鎖国を解いてしまった。今こそ我らが立ち上がらないと日本は滅びる」と言い放ちます。
 
 
かたや弥太郎の方は、今までにない幸せ色に包まれていました。
江戸へ行けるというお祝いパーティーをする家族。
飲んだくれの父ちゃんも、苦労人のお母さんも、弟妹たちもみんな嬉しそうです。
 
そしてそのあと、加尾に「江戸に行ってもお元気で」と言われた弥太郎は、
いきなり「一緒に江戸にいかんか」と言い出します。
「わしの女房になってくれ!!」
プロポ〜〜〜〜〜〜ズ!!!!Σ( ̄ロ ̄;)
 
弥太郎の気持ちを全く知らなかった加尾は大ビックリ。
 
 
そんなことなど何も知らない龍馬は、しみじみと江戸の町を眺め、
懐かしい故郷へ帰っていくのでした・・・。
 
 
 
 
という今回。
やっと剣術は精神だという答えを導き出した龍馬。ありがとう松陰先生。・゜・(ノ∀`)・゜・。
しかし松蔭はすごいパワーだった・・・。
あれは感化されるでしょう。
まだ見ぬもの、わからないものに対して恐れじゃなくて好奇心、希望を感じることができる人って素晴らしいです。
 
武市もこういう人たちに出会ってたらよかったのに・・・。
東洋の態度はひどかったです。
武市に与えられる情報なんてほとんどないんですから、攘夷に凝り固まるのは当然ですよね。
それを「その程度か」って・・・。何だその態度。
これだから上士はヽ(*゜Д゜)ノ
 
一方の弥太郎は初めて幸せそうでした♪
加尾は幸運の女神様ですねえ。
・・・・でも、だからって、勢い余って告白しちゃダメでしょう・・(; ̄∇ ̄ )
だって加尾が龍馬を好きなのは知ってるのに。
・・・まあ、加尾が弥太郎に信頼を寄せているのは事実だし、期待しちゃってもしかたないとは思うけど。
 
なんにせよ、いよいよ龍馬は土佐に帰郷するようです。
・・・佐那はかわいそうですけどね。
次に会えるのはいつになることやら・・・。
posted by 水沢桃子 at 13:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ「龍馬伝」感想

2010年02月26日

「龍馬伝」第七話

※視聴をやめたので、20話からの感想はありません。

主人公・・・坂本龍馬
ライバル?(ナレーションも)・・・岩崎弥太郎
武市半平太・・・武市道場師範で、龍馬の友人。仲間の下士たちに尊敬されている。攘夷(異国排斥)派筆頭。

上士と下士・・・土佐藩の侍身分制度。上士には逆らえない。龍馬や武市、仲間たちは下士。
弥太郎は下士の下の地下浪人。


龍馬は江戸の剣術修行から、土佐に帰還。
しかし父に、挨拶をしたそばから、江戸の千葉道場師範からの手紙を渡し、もう一度修行をしたいと申し出ます。
父の八平はそれを了承し、藩にお伺いを立ててくれると約束しました。

そのあと、龍馬の成長振りに感心する八平。
しかし心臓の具合が悪いらしく、家族たちは心配します。
八平は乙女(龍馬の姉)たちに、龍馬へは話すなと口止めをしました。


一方龍馬は、久しぶりに武市道場をのぞきました。
しかし今までと雰囲気が変わり、妙に殺伐とした雰囲気。
中でも武市は、攘夷の文字を張り出し、険しい表情で張り詰めているようでした。

龍馬が江戸でアメリカの黒船を見た、という話を始めると、門下生の半分くらいは興味を示しましたが、武市は鋭く「そんなことはどうでもいい」と割り込みます。
「それよりもどうして幕府は開国したのか」

そして今や、武市道場こそ攘夷派の中心となっていて、武市はその筆頭であることがわかりました。
日本を思う侍の心と、上士に虐げられた下士の怒りとが組み合わさって、武市の中に攘夷が吹き荒れているのでした。


そのあと、龍馬は仲間の1人、岡田以蔵と茶店でちょっとお茶をしました。
武市の変貌振りに驚く龍馬でしたが、以蔵は「今時攘夷でない日本人がどこにいる」と返します。
しかし黒船を目の当たりにしている龍馬は、黒船を怪物のようだったと評し、どうやってやっつけるのかを尋ねました。
以蔵は口ごもり、「そういうことは武市さんが考えてくれる」と逃げました。
要するに、気持ちだけ攘夷ということです。

以蔵と別れた龍馬は、立ち尽くす加尾とバッタリ。
加尾は龍馬の幼馴染で、惚れられていて、しかし龍馬は加尾への気持ちが曖昧だったため応えられなかったという微妙な間柄。

二人は久しぶりに話をしました。
龍馬が江戸へ行く前に、縁談話が持ち上がっていた加尾は、龍馬には「受ける」と言っていたので、
龍馬は加尾が結婚しているものだと思っていました。
しかし加尾は縁談を断ったことを告げます。
その言い訳として、「学問をやりたかったから」と続けました。

そこで龍馬は、加尾が弥太郎の塾へ通っていたことを知ります。
弥太郎がいつの間にか塾を開いていたことにもビックリする龍馬。
加尾は続けて、「でもやめたの、いろいろあって」と言葉を濁しました。
弥太郎にプロポーズされたことは龍馬には言えないようです。
そして当然ですが断った模様。

詳しい話を避け、龍馬を送り出す加尾。
結局龍馬は加尾に曖昧な言葉を残して江戸へ行っただけで、加尾へのちゃんとした返事はしていないのですが、そのままのんきに加尾の前から歩き出します。
江戸から戻ってきた以上、加尾への返事も必要だと思うんですが(;´∇` )


一方、弥太郎塾。
子供たち(生徒)の朗読を聞き流し、ボケる弥太郎。

弥太郎はずっと強い野心を抱いて生きてきて、その最先端である江戸に憧れていました。
しかし金も地位もない弥太郎には到底叶わない夢のまた夢。
ところが想い人である加尾が弥太郎の夢に尽力してくれて、ついに江戸行きが実現しました。
そこまで加尾が自分のことを考えてくれてたことに感激し、そして勘違いした弥太郎。

加尾が自分に惚れていると思い込み、プロポーズ、そして玉砕・・・。
そして未だ彼女が龍馬にほれていることを気づかされたのでした・・・。

その切ない記憶を追想し、「龍馬〜〜o(*>д<)o」と怒っていると、当の龍馬が登場。
龍馬は弥太郎が加尾にほれてることも、自分を嫌っていることもわかっていません。
弥太郎のことを純粋に友達だと思っています。

子供たちが帰ったあと、とっとと歩き出す弥太郎のあとからついてくる龍馬。
江戸から帰ってきた龍馬に対し、「土佐に許婚がおるからな!」と吐き捨て、
「しょせんおまんは土佐で暮らす男よ」と憎々しげ。
サッパリ意味のわからない龍馬に「けどわしは違う。下士の頂点に立つ。いやそんな夢はこんまい。日本を動かす男になるがじゃ。土佐のおなごなんかおまんにくれてやるぜよ!!」
負け犬の遠吠えのようなセリフを怒鳴ると、再び早足。

これから河田小龍という絵描きで学者に会いに行くんだそうです。
土佐一の物知りだと言うけど、それを確かめにいくと。
それを聞いた龍馬も興味を示し、勝手についていくことを決めます。

小龍の家にはたくさんの侍が詰め掛けていました。
そこに武市の姿を見た龍馬が、手を振りましたが、武市はそれを無視して小龍が来るのを待ち構えているようです。

龍馬が、小龍の弟子だという饅頭屋の長次郎と挨拶を交わしていると、小龍が登場。
イキナリ「ヌーヨーカ!」と叫んだため、みんな「は??」

すると大きな紙に、New Yorkと書いたものをみんなに見せました。
「アメリカの町の名前で、多くの国と交易をしている。国の頭領にあたる人物、プレジデントは学識、人格共に秀でたものが人々に推されてなる。町人や百姓でもプレジデントになれるがぜよ」
そんな説明を聞いた武市は鋭く割り込みました。
「アメリカが日本より優れているといいたいのですか」

周りも文句があるようにざわめく中、小龍は笑って「言いたい?それが事実ぜよ」
それを聞くと大半の武士は聞く気を失い帰ってしまいます。
しかし龍馬や弥太郎は残りました。

残った武士たちに話を続ける小龍。
世界地図を見せ、「これが世界じゃ。そしてこれが日本。さらにこれが土佐」
あまりの大きさと小ささに呆然とする龍馬。

小龍が、攘夷攘夷と騒ぐ武士たちに「わしは攘夷でも開国でもどっちでもかまわん」と言ったため、
怒った武士たちはまたほとんどが帰っていきました。
残ったのは数名。

武市はにらみ続けながらもまだ残っており、小龍が、アメリカに難破して戻ってきた中浜万次郎という人物から話を聞いたことを知って、アメリカをどのように追っ払うかの作戦を練ったのだと期待していたようです。
しかしそんな気が全然ない小龍を見て、「それでも日本人か」と怒鳴りつけます。
龍馬はそんな武市を止めようと慌てますが、弥太郎は馬鹿にしたように武市に言いました。
「蒸気船が世界を駆け巡るようになった日から、世界は変わったがじゃ。日本だけが今までと同じでいられるわけがないじゃろうが」

その言葉に小龍が感心すると、弥太郎はふてぶてしい態度で続けました。
「わしは日本がどうなろうがどうでもええ。どうしたらわしは金持ちになれるかじゃ」
武市が冷めた口調で「侍が金の話か」と言うと、すかさず「金がないみじめさを知らんもんは黙っちょれ!!」
龍馬は両者の間で困り果てます。

小龍は武市にも弥太郎にも愛想を尽かし、うっとうしくなって立ち去ってしまいました。
武市は日本なんてどうでもいいと言う弥太郎にキレ、
弥太郎は「くじらはどんなときでも海を悠然と泳ぐ、おたおたするのは小魚だ」と言い返します。
間に入った龍馬は二人をなんとか止めました。

「弥太郎、黒船は海を揺らして進むがじゃ!くじらも逃げ出すぜよ」
思わず弥太郎絶句。
「武市さん、海から押し寄せる大波を刀で押し戻すことができるのか」
武市も言い返す言葉がありません。
それを、陰にいた小龍は意外そうに聞いていました。

「わしは江戸でようけ学んできたがじゃ。自分を惑わす敵は実は己の中にあるがいうことを。
先生が言いたいことは、異国を目の敵にするまえに、まずはこの日本を守っていくという心構えのことですやろ!」
小龍はちょっと微笑みます。

しかし弥太郎はふてぶてしさを復活。
江戸へ行くとそんな屁理屈を覚えてくるのか、と鼻で笑い、
「わしも江戸にいくことになったがじゃ」と自慢しました。
龍馬は素直に喜びましたが、面白くないのは武市。
そんな武市にさんざん嫌味を言って去っていく弥太郎。
武市は「勝手に行けばいいだろう」と怒って去りました。
龍馬は結局取り残されました・・・。


そして弥太郎江戸へ出発。

一方、龍馬。
みんなでご飯を食べていましたが、父の食が進まないのを見て、体が悪いのではと心配します。
しかし家族みんなで、龍馬に内緒を貫くために「味が濃かった」と嘘をついて龍馬をごまかしました。
なんて仲良しの一家。

そこへ小龍がやってきました。
面白いことがあると追いかけずにはいられないのだと訪問の理由を語ります。
龍馬が、黒船を押し寄せる波に例えたことに興味を抱いて、「どんな波だった」と問いかけました。

それに答えようと考えていると、突然父が倒れてしまいます。
小龍が知り合いの医者を呼んでくれたため、命は助かりました。
しかし父が具合が悪いことをやっと知った龍馬は、何も知らずに江戸でのんきに過ごしていたと自分を責めました。

翌日。小龍のおかげで助かったことに、家族みんなでお礼を言うと、イキナリ小龍はしばらくここにいる宣言をかましました。
命の恩人ゆえ追い出すこともできず、一同はそれを慌てて受け入れます。
すると小龍はすぐさま、昨日聞けなかった黒船について再び尋ねました。
なんかすごい図々しくてマイペースなひとだ・・(゜ロ゜)

龍馬は黒船のすごさを体で表現してみせました。
小龍からの「どんなだったか」という問いかけに、自分で作った黒船の模型らしきものを取ってきましたが、家族からヘタクソ呼ばわりされます。
さらに模型に挟んでいた絵を見つけられ、慌てて隠したものの、見せる羽目になり、
それには車輪のようなものがたくさんかかれていました。
これは何かと聞かれ、龍馬は口ごもりつつ「どういう仕組みになっているのかなと思って」
理由を聞かれ、「・・作れないかと思って」と答えました。

小龍は龍馬の言葉に興味を示し、絵をじっと見つめました。
「そうか、それで異人を倒すためにか」と納得する兄権平に、「違うわしはケンカは嫌いじゃ」と返す龍馬。


そのあと、八平が目を覚ましたのを知った龍馬は、部屋にお見舞いに行きました。
八平は権平から、龍馬が黒船を作りたがっていることを聞いたようです。
龍馬は、作った後どうしたいかは実はまだ考えていないのだと明かしました。

父は笑い、そして自分のことは気にするな、と言いました。
「侍が自分を高めることを忘れたら、生きていく意味がないぜよ。この世に生まれたからには、己の命を使い切らんといかん。使い切って生涯を終えるがじゃ」

龍馬は、まだ自分は何も成していないから、父上にはもっと生きていてほしいと告げます。
しかし八平は、「江戸から帰って大きくなった」と満足げでした。


そのあと龍馬や乙女は、小龍から本を見せてもらいました。
ジョン万次郎から聞いた話をまとめたという、挿絵入りの本を見て、異国のことを学びました。
龍馬にとって、異国は興味のある場所のようです。


夜、小龍は八平のそばで絵を描いていました。
八平は、龍馬のことを話しました。
年を取ってできた子だから、ずっと見守れないことを覚悟してきたのに、心配で仕方ない、と。
「龍馬は花を咲かせることができるでしょうか」

小龍は笑って、答えます。
「この家は居心地がいい。皆がそなたを慕い、敬い、心配している。人の温かみゆうもんがここには満ちちゅう。そういう家じゃき、あの末っ子は優しい男になったがじゃのう。
けんどあれはなかなか太いぞ。きっと大きい花を咲かせるぞよ」

八平はそれを聞くと嬉しそうでしたが、ポツリと「その花が見たかったのう・・」とつぶやきました。


そのあと龍馬は、家族みんなで海に出かけることを提案しました。
そして船のオールで何かを一生懸命砂浜に描きます。
八平もみんなも、穏やかな海の香りに、とてものんびりした気持ちになっていました。

やがて何かが描きあがった龍馬は、八平に言いました。
「父上、黒船を作ったらやりたいことがわかりました」
「聞かせてくれ」と言う八平に、力強く笑って「黒船を作ったら、家族みんなを乗せる!!」
みんながわあっと喜ぶと「それでみんなで世界をまわるんじゃ!」と宣言。

どうやら砂浜に描いていたのは、世界地図のようです。
オールを立てて、「まず西に向かっていにしえからある国。さらに西のインド、それから・・・」
この場所にはこういうものがあって、と国の説明をしながら、
小龍から聞いた世界の話を次々に始める龍馬。
それを八平は嬉しそうに聞いていました。

広い世界を見てみたい・・・そんなことを言って土佐を出たがっていた龍馬の目は、
日本ではない世界を見つめているようです。
「・・楽しそうな旅じゃ。みんなで行くかぜよ」
八平の言葉に、みんなは涙を浮かべてうなずきます。

「・・こんな嬉しい日は初めてじゃ」
幸せそうに笑う八平。
みんなは広い大きな海に想いを馳せました・・・。


そのあとまもなく八平は息を引き取りました。
小龍も描いていた絵が完成します。
それは大きな龍の絵でした・・・。




・・という今回。
江戸で開国派と触れ、黒船を間近で見た龍馬は故郷の仲間たちと考えが合わなくなってしまっています。
開国派のほうがみんな希望にあふれて幸せそうに見えますね・・。
武市たちはこれからどんどん暗い道に突っ込んでいくのか・・・(>_<。)

今回は父の八平が亡くなりました。
優しくて立派なお父さんだったので悲しいです・・。
しかし龍馬の心の大きさや優しさを見て、きっと幸せだったでしょう。
戦うための船ではなくて、みんなで楽しい旅をするための乗り物。
侍としてはちょっととっぴな考え方ですが、とても優しい。
希望があふれてくるような未来を感じます。

さて、ようやく念願かなって江戸に行った弥太郎。
よかったね(*´▽`*)
・・でも次回のタイトルが「弥太郎の涙」
・・・また何か悲しいことがあるんですね・・・。
今回振られたことだけでもかわいそうなのにね・・。
posted by 水沢桃子 at 22:00 | Comment(0) | TrackBack(1) | ドラマ「龍馬伝」感想

2010年03月05日

「龍馬伝」第八話

※視聴をやめたので、20話からの感想はありません。

主人公・・・坂本龍馬
ライバル?(ナレーションも)・・・岩崎弥太郎
武市半平太・・・武市道場師範。龍馬の友人で、仲間の下士たちから尊敬されている生真面目な武士。
攘夷(異国排斥)派筆頭。

上士と下士・・・土佐藩侍身分制度。上士には逆らえない。龍馬や武市、仲間たちは下士。
弥太郎は下士の下の地下浪人。


坂本家では、父の八平が亡くなり、兄の権平があとを継ぎました。
あいさつ回りが終わっての帰り道、龍馬と権平はリンチ現場を目撃し、間に入りました。

リンチされていたのは、弥太郎の父、弥次郎でした。
親玉らしい庄屋・島田便衛門は、邪魔が現れたため、手下を連れて余裕に去っていきます。


一方江戸。
念願かなって江戸に行けた弥太郎は、寝る間も惜しんで学問一直線。
同居するはめになった溝渕(龍馬を江戸に連れてきてくれ、同居してた)は、弥太郎のことがもともと気に入らないので、うっとうしがっているようです。

しかし実家からの手紙を読んだ弥太郎は、がく然としました。
父がケンカで大怪我。土佐に帰ってきてくれ、という知らせです。

弥太郎は、30日かけての道のりを、走りに走って16日で土佐に帰り着きました。


弥太郎宅。
龍馬もそこにいて、弥太郎の泥だらけのよれよれ姿に驚きます。

ボロボロの弥次郎の姿を見た弥太郎が経緯を聞くと、母の美和が説明しました。
庄屋の島田が、田んぼに引く水を独り占めしたのに怒った弥次郎が怒鳴り込みに行ったのだと。

キレた弥太郎が外へ飛び出すのを追いかけ、止める龍馬。
弥太郎は怒りを抑え、龍馬に礼を言ったあと、「ここからは自分たちの問題だ」と言います。

そして庄屋に乗り込んでいく弥太郎。
刀を抜いて戦おうとしますが、全く手入れをしていなかったためさびていて、すぐに抜けません。
それを周りの手下に笑われながらもやっとこ刀を引き抜くも、
島田は「すでにお奉行様から裁きを受けていて、全て非は弥次郎にある、と言われた」と答えました。

今度は奉行所へ突撃しましたが、肝心の奉行には会えず、裁きの詳しい理由も話してもらえず追い出されます。
そしてどうやら龍馬もすでに、庄屋や奉行所に問い詰めていたことがわかりました。
もちろん何も答えてもらえなかったようですが・・。


龍馬宅では、権平が龍馬を叱っていました。
奉行に文句をつけたことで、家にとばっちりがきたら困る、というのです。
しかしそれを家族みんなに批判され、「器が狭い」と言われる権平。
当主になったばかりの権平は、まだ肩身が狭いようです・・。
そんなわけで、逆に龍馬に謝る羽目になりました(;^∇^ )


そのあと龍馬は、武市道場へ向かい、武市に弥次郎の一件について話をしました。
しかし弥太郎と武市は仲が悪いので、武市にとっては全くどうでもいい話のようです。
そんな小さいことに関わっている暇はない、とキッパリ。
そしてついに自分も江戸にいけるようになった、と言う武市。

土佐の剣術道場として結構大きくなったので、剣術修行に行きたいといえば藩も喜んで許可してくれる。
オマケに仲間内の岡田以蔵と平井収二郎の分まで金を出してくれたそうです。

剣術修行は表向きの理由で、実際の目的は、江戸で他藩の攘夷派と会うつもりだと告げる武市。
「おまんは黒船はでかいだの、異国のが進んでるだのいうが、日本人はそんなことでひるまん」
ギラギラした武市は攘夷一直線・・・。
龍馬は何も言う事はできませんでした。


龍馬が次に向かったのは、幼馴染の平井加尾(収二郎の妹)のところ。
わざわざ待ち伏せし、彼女と共に並んで歩き出す龍馬。
加尾は龍馬に惚れているので、嬉しそうですが、そんな妹と龍馬の姿を険しい表情で見送る収二郎・・。


加尾は龍馬と歩きながら、「本当に攘夷ができるの?」と尋ねます。
加尾はしばらくの間、弥太郎が開いていた小さい塾(生徒数人)に通っていたのですが、
弥太郎から“力づくで攘夷は無理だ”と聞かされていたようです。
弥太郎の考えに感心する龍馬。

武市の考えに賛同できないから武市道場に入らないのかと聞く加尾に、
幼馴染の武市を先生と呼ぶのが気恥ずかしいからだと返す龍馬。
そんな龍馬を、「龍馬さんらしい。いつもふらふらしてる人が、誰かの下につくとか考えられない」と微笑む加尾。
なにげにいい雰囲気になったところで、突然饅頭屋の長次郎(知り合い)がお邪魔虫にやってきました。

二人を見て、デートかとひやかしたあと、龍馬がまた江戸に剣術修行に行ってしまうことをばらしたのです。
やっと江戸から帰ってきた龍馬がまた江戸に行ってしまう。
そのことを知り、ショックを受けた加尾は立ち去ってしまいました。

しかし長次郎は二人の間をぶち壊したことなど全く気にかけず(むしろ狙ってたのかもしれませんが)、龍馬に話を持ち出しました。

龍馬が弥次郎の件に口出ししていることを知っているようで、
奉行が庄屋をひいきするのも当然、常に奉行に付け届けをしているからだ、と教えてくれる長次郎。

奉行にしてみりゃことを荒立てたくはない。
そんな問題も解決できないなどと城に知られたくない。
弥次郎に泣き寝入りしてもらって、なかったことにしたほうが楽、ということなのだと。
それを聞いてショックを受ける龍馬。


一方、加尾は帰宅したところ、収二郎ににらみつけられます。
龍馬と二人で歩いてはいけない、と。
「我々と龍馬は意見が違う。もう幼馴染ではない」
厳しい言葉に呆然とする加尾。

そして、武市、収二郎、以蔵は江戸へ旅立っていきました・・・。


夜。
何かの祭りか、にぎわう町で、龍馬は加尾の姿を見つけます。
しかし加尾は龍馬を見た途端走り去ってしまい、慌てた龍馬はそれを追いかけました。

境内で追いついた龍馬は、加尾に「江戸行きのこと、ちゃんと説明するつもりだった」と言いました。
加尾から告白を受けていて、それに曖昧な返事しかしていなかった龍馬。
加尾は気持ちを爆発させます。
「学問をしたのは龍馬さんに置いてけぼりにされたくなかったから・・・!
でも結局龍馬さんは遠くに行ってしまう・・・!もうどうすればいいのかわからない」

そこで龍馬は、江戸で考えて答えが出たのか、自分の気持ちを告白しました。
「今も変わらずおまんが好きや。でもまだなんにもなっとらん。もうちっくと待ってくれ。そのときが来たら、わしは必ずおまんを迎えに行くきに」

龍馬の言葉を確かめ、信じることに決めた加尾。
二人にやっと安心した空気が流れました・・・。


一方弥太郎。
奉行所に乗り込んでは追い出されるをくり返していました。

いらだって家に帰ると、龍馬が家の手伝いをしてくれていたようです。
龍馬はケンカ友達、というか友達じゃない、ムカつく相手である弥太郎にとって、「何しにきた」という言葉を向けたくなるのも当然ですが、家族はみんな龍馬の味方につきました。
面白くない弥太郎は外へでて、黙って薪割りを始めます。

純粋に弥太郎の力になりたい龍馬は、奉行所と庄屋がつながっていることを教えました。
だから乗り込んでも意味がない、と。

「泣き寝入りしろっちゅーんか」
暗い瞳を向ける弥太郎。
確かに父の弥次郎にはさんざん泣かされてきた。
酒癖が悪くて喧嘩っ早くてバクチばかり。

けどわしにとってはこの世でたった一人の親父なんじゃ。
半殺しにされて、罪を全部一人でかぶされて黙っとられるわけがないじゃろうが!
訴えても訴えてもどうにもならんがったら、わしは庄屋を斬る!!
それを止めるんならおまんも死ぬぜよ!!」

その声を黙って聞いていた龍馬は、それから静かに言いました。
「わしもつい最近父上を亡くした。この一件は本当に腹が立ってる」

「けどおまんが庄屋を斬ったら、今度はおまんの父上が斬られるぜよ。
仕返しに庄屋の息子を斬ったら、おまんの母上が斬られる。
ケンカいうのは、そういうもんじゃ」

苛立つ弥太郎。「じゃあどうせい言うんじゃ!!」

そこで龍馬は案を出しました。
奉行は、賄賂を受け取ってることを城には知られたくない。
「だからそれを城に伝える」と。

そして今、藩政重役・吉田東洋という人物が、ちっ居中だけど、
殿様の親戚の酒癖の悪さを注意したという話をしました。
「なかなか気骨のある方だと思わんか?その吉田様にお目通りを願ってこのことを打ち明ければ・・・」

しかし弥太郎は「会ってくれるわけがない!!」と怒鳴り返します。
「わしらは下士じゃぞ・・・。江戸行ってる間に忘れたのか。
虫けらのいうことに・・・上士が耳を傾けてくれるはずがない!!!」


弥太郎の叫びを、家の中でじっと聞く家族たち・・・。


その夜、弥太郎は父の弥次郎から「わしは悔しい・・」と言う言葉、
母からは「村のみんな庄屋には怒っとった。みんなの代表でやられたんじゃ」と告げられます。


一方龍馬。
藩から許可がもらえて、再び江戸にいけるようになったという知らせをもらいました。
しかし龍馬は浮かぬ顔。
権平から、まだ岩崎家の問題に首突っ込んでるのか、他人事だろうといわれ、
他人事でも弥太郎は友達だと答える龍馬。

そんな龍馬を後押しする姉の乙女。
渋る兄に、「いつも自分のことしか考えないようではダメだと言っているでしょう」と言い返し、
「何かあれば家族みんなで何とかする」とまで言い切る乙女。
むしろこの人の方が当主向きかも(;^∇^ )
結局権平も認めざるを得ませんでした。

とそこへ弥太郎が来て、「吉田東洋の家はどこだ!!」
龍馬の意見を受け入れることにしたようです。


そして・・・。
龍馬と弥太郎が東洋の家に三日間座り込んだ結果、面会が許されました。

しかし武士たちに、「下士の分際で上士に直訴することは、もし内容がくだらなければ手打ちにされても文句はないだろう」と脅されます。

そこで弥太郎は東洋(姿を見せずに着替えなんかをしている)に事情を説明。
庄屋が畑の水を独り占めにし、父が談判に行ってボコボコにされたのに全くお咎めなしだったこと。
龍馬があとをついで、その裏にある金品のやり取りを訴えました。

東洋は当人でもない龍馬が来ていることに理由を尋ねます。
それに対し、半殺しにされた弥次郎の姿を見て心が痛み、さらに不正を知って許せなかったと答えました。

命がけの訴えでしたが、東洋は「よくあること。私が聞くほどでもない」などとほざきました。
侍に斬られそうになりつつ龍馬は、必死に東洋の器量の大きさをプッシュ。
「正義感のある吉田様なら今回のことも・・・」

ところが東洋、
「わしは殴ってもいいのだ。天才だからな」と言い放ちます(゜ロ゜)

目が点になった二人に、また殿様に許されて政治の世界に戻れるはずだと確信している東洋。
なぜならば自分が有能であることを殿様も知っているから。
「そんな人間は何をしてもええがじゃ」

呆然としている龍馬たちに、
「岩崎弥太郎、おんしは何をもっちょる。坂本龍馬、おんしに何ができる。
何の力もないもんは黙っておるしか仕方がないがじゃ。それが世の中ぜよ」
と言い捨てて立ち去っていきます。
圧倒される龍馬と、悔し涙を流す弥太郎・・・・。


雨の中、一応命が助かった龍馬と弥太郎は二人で屋敷を後にしていました。

弥太郎は龍馬へ怒りの矛先を向けます。
「おまんに騙された。・・何とかなるどころか殺されるところじゃった!!」
うなだれる龍馬。
「江戸に一年以上もおって、何をしとったがじゃ!!」

龍馬が、自分の未熟さはわかっている、とつぶやくと、
弥太郎は「もうわしらにかかわるな」と言い残し、歩き出します。

「どうするんじゃ」と聞く龍馬に「もうやめた」と怒鳴って走り去る弥太郎。


しかし。
その夜、弥太郎は奉行所の門にさびた刀で文字を刻んでいました。
それを見越していた龍馬もやってきます。

弥太郎が悪戦苦闘しているのをしばらく見ていた龍馬は、
「弥太郎、おまんは自分のことを“頭がいい”とか“世渡り上手だ”とかいうけど、それは違うぞ。
おまんは不器用な男じゃ」と言いました。

弥太郎は文字を引っかくのをやめ、龍馬に向き直ります。
「じゃあおまんは何じゃ。わしらの家族に何の関わりもないのにどうして殺されかけてまで付き合う」

龍馬はそれに対し、「おまんが帰ってきたからじゃ」と答えました。
「あんな必死の思いで江戸まで行ったおまんが、お父上のためにたった16日で帰って来た。
おまんの血と泥にまみれた姿を見たら、震えが来たぜよ」

それを聞いて一瞬絶句し、言葉を探したあと、笑い飛ばす弥太郎。
「・・なんちゅうつまらん理由じゃ、聞いて損した」
そして再び文字を引っかき始めます。

そんな弥太郎の背中に、「また江戸に行くことになった。・・すまん」とつぶやく龍馬。
腹立たしげに「・・まっこと恵まれてるのう」と振り返る弥太郎は、「・・今度はムダにせんことじゃ」
と付け加えました。
そしてがむしゃらに門に文字を書き続けます。


翌日。
門の前では騒ぎが起こっていました。
『官以賄賂成
 獄因愛憎決』
の文字が刻まれていたからです。
それを通りかかった長次郎が読み、「全くその通り」とうなずきました。

そして弥太郎は牢屋にぶち込まれました。
「見てろよ龍馬、わしはこっから這い上がって見せるぜよ!」


一方龍馬は再び江戸に出発。
「見ちょれ弥太郎。わしはまたようけ学んでくるぜよ!」
決意を胸に・・・。





・・・と言う今回。
兄権平の頼りなさが笑えました(; ̄∇ ̄ )家族みんなに言いくるめられていて。

それにしても、ようやく両思いになった龍馬と加尾ですが・・・
立派になったら迎えに来るんじゃなくて、結婚してから立派になれと言いたいですね。
待つほうは辛いですよ。

武市や収二郎たちの雰囲気も変わってて、龍馬とは全く気が合わなくなってしまっているのも悲しい。

そして吉田東洋のひどさは一体・・・(゜ロ゜)
命がけの訴えを「よくあること」で流すあたり、賄賂受け取るのは別に構わないということなのか。
上士はみんなこうなのか・・・最悪だ。

弥太郎は前も偽通行手形で捕まり、今回も牢屋入りしたけど命が助かってるなんて、
ある意味超運がいいといえるのかもしれません・・。
いろんな意味ですごい人です。

この最悪な土佐藩を果たして江戸に行ったくらいで変えられるのか・・・わかりませんが
龍馬頑張れ〜〜。
posted by 水沢桃子 at 21:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ「龍馬伝」感想

2010年03月10日

「龍馬伝」第九話

※視聴をやめたので、20話からの感想はありません。

主人公・・・坂本龍馬
ライバル?(ナレーションも)・・・岩崎弥太郎
武市半平太・・・武市道場師範。龍馬の友人で、仲間たちから尊敬されている生真面目な武士。
攘夷(異国排斥)派筆頭。

上士と下士・・・土佐藩侍身分制度。上士には逆らえない。龍馬や武市、仲間たちは下士。
弥太郎は下士の下の地下浪人。


再び江戸の千葉道場へ剣術修行に来た龍馬。
師範の定吉に、「土佐で何かあったか」と聞かれ、父が亡くなったことを告げました。
けれども、父は精一杯生きていたから幸せ者だったと。

それを聞いて定吉は言います。
「人は皆いつかは必ず死ぬ。だからこそ死にがいのある生き方をせねばならん」
父から言われた言葉を思い返し、龍馬は「私は必ずそのような生き方をしてみせますきに」と答えました。

定吉は息子の重太郎に、龍馬の稽古を厳しくするように言いつけ、重太郎もそのつもりですと答え、
三人とも和やかな雰囲気。
そこへ娘の佐那(さな)がやってきました。

しかし佐那はものすごくつっけんどんな態度で龍馬と挨拶し、去っていきます。
重太郎は「照れているんだよ」とフォローしましたが・・・
相変わらず、佐那は不器用みたいですね(;^∇^ )


そのあと佐那に、「なんであんな態度を取ったんだ?」と尋ねる重太郎。
坂本のために、お茶や踊り、料理を習っているのに、と。

すると佐那は、「二年と四ヶ月ですよ。すぐ戻ってくるようなことを言って、二年と四ヶ月もの間、ずっと待ってたのに・・・」
「だからって嫌われるようなことしてもしかたないだろう」と言う重太郎に、
佐那は「そんなことわかってる。・・・どうしてあんな態度取ったのか自分でもわからないんだから」と泣き叫びました。
まあ、龍馬は全く気にしてないと思いますけどね〜(;^∇^ )


そして、先に江戸に来ていた下士仲間の武市・以蔵・収二郎。
龍馬は以蔵と話をしました。

そこで武市が、桃井道場の塾頭になったという話を聞きます。
以来桃井はもっとも規律の厳しい道場になっているとか。
さすがは生真面目な武市。
そしてその話を自分のことのように自慢げに話す以蔵も、相変わらず武市に心酔しているようです。


そのあと、武市に会いに行く龍馬。
武市のすごさを素直に誉める龍馬に、武市は、自分の目的を改めて言います。
各藩の攘夷派に会うつもりなのだと。
そして今夜会合があることも。


夜。
龍馬は武市に連れられて、その会合に参加していました。
水戸藩の住谷寅之助、長州藩の佐々木男也 薩摩藩の樺山三円・・・。
紹介されている途中、遅れてやってきた人物が一人。
長州藩の桂小五郎でした。
龍馬と互いに顔を合わせて驚きあいます。(以前江戸で龍馬と知り合った侍)
小五郎って攘夷派だったのかΣ(゜Д゜;)
以前は「どっちが正しいかわからない」と悩んでいたのですが・・。

ひとしきり紹介が終わると、“アメリカから日本を守るために、みんなで攘夷を広め、幕府を動かそう”と一致団結。

しかし実際の力の差を痛感する武市。
他の面々は、自分の藩で攘夷を広めまくっているようで、力もあるようです。
しかし自分は下士・・・何の力もない。


会合が終わり「すごい人たちだ、幕府を動かすなんて」と感心し、
その仲間に武市が加わってることにも感心する龍馬ですが、
武市は悔しさをぶつけました。

「わしは城にも入れてもらえない・・・。上士に攘夷を広めるなんて夢のまた夢じゃ」

龍馬は、他藩には身分制度がないから当然、となぐさめますが、
武市は「下士を上士に認めさせるしかない」と決意。

龍馬はすかさず「武市さんならできる」と励ましますが、
武市から「じゃあ仲間になれ」と勧誘されるととまどいます。

「アメリカは日本に交易を求めてる。日本を乗っ取るつもりがぜよ。
それでもまだケンカは嫌だと言うがか!!」
詰め寄る武市に、「やっぱりケンカは・・・」と逃げる龍馬。
武市は苛立ちました。


武市の言うとおり、アメリカは日本に強引な要求を突きつけ、
幕府はアメリカとの交易を開始することを決めていました。

孝明天皇は開国を否定しているのですが・・・。


土佐。
奉行所の賄賂をバラした罪で牢屋に捕まっている弥太郎。
いつまでたっても出してもらえそうにありません。

つい最近捕まったらしいおじさんが弥太郎をなだめ、それによっておじさんと話をすることになりました。
おじさんは十両のものを二百両で売ろうとして捕まったそう。
「それは詐欺だ」と言う弥太郎に、おじさんは商売と言うものについて説明しました。
饅頭がひとつあって、満腹の人には一文の価値しかないが、腹ペコの人間には十文の価値がある。
欲しがっている相手に高く売るものだと。
その話を聞いた弥太郎は、閃くものを感じました。


一方龍馬は重太郎に呼ばれ、一緒に食事をすることに。
そこで妹のことをプッシュし始める重太郎。
「佐那のことをどう思う?」
「それはもう・・・大変尊敬しちょります」鈍い龍馬。
「尊敬はいい」そっけなくはねつける重太郎。
「・・女らしくなったと思わないか?大人びて、キレイになった」
先導され、「はい」と相槌を打つ龍馬。
「色気も出てきた」「はい」ひたすらうなずくのんきな龍馬。

そこへ当の佐那が料理を運んできました。
「気が利くなあ!!」やたらでかい声で盛り上げる重太郎。
料理をしたのが佐那とわかると「佐那が作ったんだ、坂本君!!\(^O^)/」

・・・普通ここまでされたらわかりそうですが、龍馬はそんなこと全く考えていないので、ただうなずくばかり。

そこで重太郎は突然腹痛を訴え、その間佐那に龍馬をまかせて部屋を出て行きます。
なんてわかりやすい行動なんだ。
しかし龍馬は気づかずに心配する始末。

佐那も積極的に攻めることを決意したようで、龍馬にお酌をしたあと、自分も一気飲み。
コッソリのぞいていた重太郎はそれを見て安心したのか、立ち去りました。

二人きりになっても、鈍くてまったく何も気づかない龍馬に、ついに佐那は決定的なセリフを口にします。
「(自分の作った料理を)私は坂本さんに食べてもらいたい」
そこでようやく佐那の気持ちを知った龍馬。
佐那がさらに告白しようとするのを、全力で阻止して、逃げ出してしまいました。


外へ出た龍馬はパニックしながら「困ったことになってしまった・・」と頭を抱えました。
龍馬にはすでにプロポーズ予約をした、幼馴染の加尾が土佐で待っているのです・・・。


一方その頃、ひとつの事件が起こっていました。

夜、土佐藩士(下士)の山本琢磨と、もう1人の侍が連れ立って歩いていました。
二人とも桃井道場に通っているようで、武市の生真面目さにげんなり気味のようです。

そこへ通りかかった商人に、酔った連れがイキナリいちゃもんをつけだし、切りかかろうとしたのを
琢磨は必死に止めました。
逃げ出した商人は、珍しい懐中時計を落としていってしまいました・・。


翌日。
武市は下士たちを集め、「土佐でも攘夷を広めなければならない」と演説をしていました。
「そのためにも皆立派な侍にならなければならない。
下士だからとなめられてはいけない。上士に認めさせなければならない・・・」

そんな演説中、イキナリ上士の戸川信次郎が部屋に入ってきました。
慌てて頭を下げる下士一同。

戸川は非常に偉そうな物言いで「盗品の舶来品の時計を売りに出したやつがこの中にいる」と言い放ちます。
売られた店の店主が不審に思って届出を出したようです。

意味がわからない武市たちに、その人物の名前は「山本琢磨」だと告げる戸川。
皆は思わず琢磨を見て、「違うよな?」と口々に尋ねますが、
琢磨は震え上がり、「すみません!!」と土下座しました・・・。

皆が呆然とする中、上士は「土佐藩の恥じゃ」と言い、武市に処分を任せて去っていきました。


事情を聞いてみると、どうやら一緒にいた侍にそそのかされてつい・・・ということでした。
皆は武市に、その侍にそそのかされただけで琢磨は悪くない、と許しを請いました。
しかし武市は、「今ここでお前を許せば誰も話を聞いてくれなくなる」と切腹を命じます・・。

皆はがく然とし、命乞いをしましたが、武市は苦しげに言いました。
「わしらは城の殿様に攘夷の旗頭になってもらおうと決意したがじゃ。
琢磨、侍やったら潔う腹を切って、お殿様にお詫びせい」


絶望感で外へ出てきた下士たち。
するとそこへ歩いてくる龍馬を見つけ、以蔵はすがりつきます。


話を聞いた龍馬はもちろん武市に会いに行きました。

仲間たちはそれぞれ悲痛な顔で夜を明かしているようです。
明日の朝一番に切腹と決まったのでした。

龍馬は、まず琢磨が、武市の妻・冨のいとこであることを訴えましたが、
身内だからといって武市がひいきするわけはありません。

続けて龍馬は、「時計を返して謝って許してもらえばいいがじゃ。たかが時計ですろ!」
しかし武市は「そうはいかんき。これは攘夷のためじゃ」
「攘夷のために仲間を殺すいうがですか?」
「おまんは口出しするな」

頑固な武市と話をしていてもらちがあかない、と思った龍馬は、
時計を返してくるといって外へ飛び出していきました。


商人のところへ行き、謝る龍馬。
最初は「返してもらってもね」という態度だった商人も、「切腹させられてしまうがです」と言われギョッとしました。
土下座して謝りたおす龍馬に、ビビリまくりの商人。
何となく許してもらえそうです・・・。


そして武市のところへ戻った龍馬。
商人は訴えを取り下げてくれるようです(;´▽`)=3

「これで切腹の必要はなくなった」と喜ぶ龍馬に、
以蔵や琢磨の顔も輝きました。
ところがそこへ入ってきた収二郎他仲間たち。

「そういうわけにはいかん。琢磨はわしらを裏切ったがじゃ。
ここで琢磨を許せば、武市先生のしてきたこと全てが無駄になる」

仲間たちの言葉を受けて、武市は口を開きました。
琢磨に「今夜中に両親に手紙を書け」と命じたのです・・・。

顔がこわばる以蔵と琢磨。
武市を止めようとする龍馬に、収二郎は立ちはだかりました。
「おまんは目障りじゃ。わしらの仲間でもないくせに」
そして琢磨を仲間たちが連れて行ってしまいます。

さらに収二郎は「いい機会だからいっておく」
龍馬をにらみつけ、「土佐に戻ってももう加尾には近づくな。
妹はあいつにふさわしい家に嫁がせる」

呆然とする龍馬を残し、立ち去る収二郎。
残っていた以蔵も、辛そうに龍馬を見つつも仲間たちのあとを追いかけました。


一方、土佐。
弥太郎は、新しい世界を考え始めます。
学問で名をあげることばかり考えていたけど、商売の道はどうか・・・。


龍馬は素振りをしながら、自分の考えを整理したあと、
コッソリと琢磨に会いに行くことを決めます。

泣きながら手紙を書いていた琢磨を連れ出し、
二人は河原まで走りました。

そして龍馬は、琢磨に言います。
「ここから先はおまんの自由や」

「山本琢磨いう人間がこの世に生まれて、簡単に命を捨てたらあかん!」
琢磨の肩をつかみ、
「おまんはもう土佐には戻れん。
けどな、どこかにおまんの生きる場所があるきに!
自分の罪を忘れてはいかんぜよ。けんどのお、卑屈になってもいかん。
堂々と、堂々と生きや!!いいの!!」

嗚咽をもらし、うなずく琢磨。
龍馬は琢磨を小舟に乗せ、金を渡し、船頭に頼みました。

「達者でいきや!琢磨!!」
泣きじゃくりながら頭を下げ、遠ざかっていく琢磨・・・・。


翌日。
武市は上士に土下座しました。
琢磨がいなくなったことについて、上士は武市が逃がしたのでなくても、責めは負うことになる、と言います。


そして武市は土佐に帰ることになりました。
支度をする武市のところに来た龍馬には、「祖母の具合が悪いから」と言っていましたが。

龍馬が琢磨を逃がしたことを、当然見抜いている武市。
しかしそのことを今さら追求しても仕方ないと思っているようです。
ただ、忠告をしました。
「もうわしの邪魔をするな。
わしはもう目先のことに関わってはいられんのじゃ」

そんな武市に、「琢磨の命は目先のことですろうか」と尋ねる龍馬。
「そうじゃ」の答えに、「そんなこというがは鬼ぜよ」

武市は「鬼になってこそ大きいことが成し遂げられるがじゃ!」と声を荒げました。

しかし龍馬は武市が鬼ではないことを知っていました。
飾ってある一輪の花を見て、「鬼は花には目を向けんがぜよ」とつぶやきます。

そんな弱さを切り捨てるように、花を切り裂く武市。
「わかったふうなことをいうな!!」

龍馬は武市の背中に頭を下げ、部屋を出て行きました・・・・。





・・・と言う今回。
佐那がふられちゃいました(;´д` )
まあ、わかっていたことですけど・・・。
龍馬は加尾が好きなんですからね〜・・。

しかし重太郎のプッシュは笑えました。
渡辺いっけいさんは本当にああいう役がうまいですヽ(´▽`)/
・・・でももうそろそろ出番なくなるだろうなあ・・・残念です。
定吉もりりしくて立派な人だったし、千葉道場一家は好きだったので・・。

しかし桂小五郎って攘夷派だったんですね。
師が松蔭だし、異国に関心あるようだったのでてっきり開国派かと・・・。


今回の時計事件、てっきり武市が下士の誇りのために切腹を命じてただけで、
商人が許せば上士も別に構わないのだろうと思ってましたが、
上士が切腹を当たり前だと思っていたことにビックリΣ(゜Д゜;)

・・・でもよく考えればそうかもしれないですね。
上士は下士を虫けらのように思ってるんですから・・・。
その場合、武市に命乞いしても全くのムダだったということなんでしょうかね・・。
しかし侍はすぐに切腹で責任とろうとするとこが嫌(;´д` )
武市が責任とって切腹とかにならなくてよかったです。
posted by 水沢桃子 at 17:22 | Comment(0) | TrackBack(1) | ドラマ「龍馬伝」感想

2010年03月14日

「龍馬伝」第十話

※視聴をやめたので、20話からの感想はありません。

主人公・・・坂本龍馬
ライバル?(ナレーションも)・・・岩崎弥太郎
武市半平太・・・武市道場師範。龍馬の友人で仲間の下士たちに尊敬される生真面目な人物。
攘夷(異国排斥)派筆頭。

上士と下士・・・土佐藩侍身分制度。上士には逆らえない。龍馬や武市、仲間は下士。
弥太郎は下士の下の地下浪人。


ついに二度目の江戸での剣術修行が終わった龍馬。
定吉(道場主)から、「剣の道を究めたからには己の道を切り開いていかなければならん。その苦難を乗り越えていけば、他の誰でもない坂本龍馬の生きる道が見えてくるはずじゃ」と言葉をもらいます。
龍馬はそれを深く心に刻み込みました。


そのあと、道場で佐那(さな・定吉の娘)と話をしました。
しんとした道場で、佐那の声が響きます。
「私は、あなたのことをお慕い申しておりました」

以前は逃げてしまった告白を、まっすぐに見つめ返して答える龍馬。
「・・土佐には大事なもんがあるがです。わしにとってかけがえのないもんが。
わしはそこに帰らんといかんのですき」

「・・それがあなたの道なのですか」
問いかける佐那に、「はい」とキッパリ。

佐那は静かにお別れの挨拶を告げました。
瞳はうるませていたものの、最後までりんとした態度は崩しません。

そして龍馬の背中を見送り、涙を流しました・・・・・。


外へ出た龍馬は、道場に一礼をして、土佐へ向けて歩き出します。


その年。
日本はアメリカとの通商条約を結びましたが、それはアメリカだけが得をするものでした。
その締結を独断で決めたのは、大老の井伊直弼です。

「わしに異を唱える者は何もわかっとらん。アメリカに戦を仕掛けられたら日本に勝ち目はないのじゃ」


さて。土佐へ戻った龍馬は、早速家族みんなに、道場でもらった巻物を見せました。
そこには『北辰一刀流』の技の目録が。
家族みんなに誉められる龍馬。
いつの間にか結婚していた姉の乙女も、夫の岡上樹庵と一緒に喜びます。


そのあと、龍馬は乙女と話をしました。
乙女が結婚したことに感慨深い龍馬ですが、
乙女はお互い好きで結婚したわけではないようなことを言いました。
そして「おまんは好きな人と結婚するんだよ」と。


龍馬はもちろんそのつもりでした。


龍馬の相手は、幼馴染の加尾です。
以前は「妹に対する好きかどうかわからない」などと曖昧な言葉を漏らしていましたが、ついに自覚し、すでにプロポーズ予約済みです。

神社で待ち合わせて、久しぶりの再会です。

どうやら二度目の江戸行きでは、定期的に手紙を出していたらしく、加尾は「何べんもくり返し読んだ」とかわいらしいことを言いました。

龍馬は照れくさそうにしつつ、おみやげのかんざしを加尾に見せました。
前回はおみやげなんかなかったのに、やるじゃないか(゜ロ゜)

加尾の頭にそっとかんざしをさし、ベタホメする龍馬。
龍馬は人を誉めるのが上手ですよね〜。
だから人に好かれるし、異性の場合誤解もされます・・(;^∇^ )


そして、これからどうやって生きていくかをキラキラと語りました。
「土佐で道場を開くもええ。まずはちっさい空き地に子供らを集めて、そのうちでっかくなったら自分の力で道場を建てるがじゃ」
そんな龍馬の話をひたすら嬉しそうに聞く加尾。

「そんでいつか黒船も造りたい!でっかい黒船に乗って、世界中を旅してまわるがじゃ!」
いつか亡き父に語った夢は、今も変わらないようです。
「・・・家族と・・・おまんを乗せてのう」
口ごもりながら、最後の言葉を付け加えました。

いよいよプロポーズモードですΣ(゜∀゜)

「・・・加尾」
真面目な瞳で加尾を見つめる龍馬。
「わしはもう、どこへもいかん。おまんのそばにおるき。
・・・わしの女房になってくれんか」

加尾は予想と期待していた言葉とは言え、声を詰まらせながら、すぐに「・・はい」と返事。

「長い間待たせてすまんかったのう」
微笑む龍馬の前で、加尾は泣き崩れてしゃがみこんでしまいました・・・。


一方。
奉行の賄賂受け取りの罪をばらしたとして、牢屋につかまっていた弥太郎。
ついにようやく外へ出られましたヽ(´▽`)/

というのも、いったんはちっ居させられていた重役の吉田東洋が許され、
弥太郎が獄中で書いた意見書を読んだから。
東洋はこの頃、藩政を任されていたようです。

藩主の山内豊信は、井伊直弼の決定に大反対していました。


で、東洋がまず行ったのは土佐藩の改革でした。
皆の禄高を五割差し引く、側用人などの無用な職業も廃止、など言い渡します。
それによって柴田備後という人物が役目を解かれたようです。


屋敷に戻った柴田は「東洋〜〜!!」と刀を振り回して暴れまわりました(;´д` )
そこへ武市が会いに来ました・・。

まさに絶好のタイミングです。
武市は、いまや攘夷の考えが渦巻いているのに東洋がわかっていないと訴えました。
そして柴田こそが藩政に戻ってほしいとおだてました。

柴田から、東洋失脚の案はあるのか聞かれた武市は、
攘夷の嵐が巻き起これば失脚することを告げます。
武市は、上士に攘夷を広めたがっていたので、柴田に目をつけたみたいですね・・。


夜。
武市は仲間の岡田以蔵に下で見張りを命じ、宿の二階で仲間たちと話をしました。
・・・以蔵はどうも、前回、処罰されるはずだった仲間をかばったりしたため、武市からの信頼が低くなっているような。
もしくは以蔵の武市への信頼が薄くなっているのか・・。

武市は、柴田からの提案(というか命令)を話しました。
『三条実美(さねとみ)に取り入るために隠密を送り込め』

公家に三条実美と言う攘夷派がいるそうです。
で、土佐藩主の山内豊信の妹、恒姫(ひさひめ)が実美の兄の三条公睦(きんむつ)に嫁いだ。

武市は「恒姫の世話係として隠密を送り込むがじゃ」と説明。
そして、誰かこの役目にふさわしいおなごはいないかと仲間たちに聞いたのでした・・。


一方。
牢屋から出た弥太郎は、東洋から長崎へ行くことを命じられました。
意見書で、弥太郎に商才があると見抜いたようです。

今まで見たこともないこぎれいな侍スタイルに身を包み、大喜びで神社におまいりする弥太郎。
とそこへやってきた龍馬とバッタリ会い、一気に不機嫌になりました。

しかし龍馬に自慢はします。
「これから長崎じゃ。次会うときは、おまんが挨拶もできんくらいの男になっちゅうかもなハハハハ」

高笑いして去っていく弥太郎。
龍馬はその背中に「その勢いじゃ。頑張りや、弥太郎!」
弥太郎にとってはムカつく相手でも、龍馬にとってはあくまでも友達なのでした(;^∇^ )


しかし、そんなのんきな龍馬と加尾の幸せをぶちこわす男が現れます。
それは加尾の兄、収二郎。
彼は以前から攘夷派に染まらない龍馬にムカついていて、江戸で「妹に近づくな」と釘も刺していました。

そして、武市から言われた隠密の役目に、勝手に加尾を推薦したのです。

加尾はそんなことを勝手に決められ、呆然とし、嫌がりました。
京都に一生行くことになるといわれて、「土佐でお嫁入りして幸せに暮らしたい」と。

そんな加尾に、「龍馬は許さん」「兄のいうことが聞けん言うか!」と鬼のような収二郎。
加尾は家を飛び出しました。


そのあと。
武市と収二郎は二人で話をします。

「何も妹を差し出すことはないだろう」と気遣う武市に、収二郎は下士の苦しみを語りました。
「土佐におる限り、上士に犬猫同然の扱いを受け、一生虐げられて生きていくがです」
自分が下士で苦しい思いをしてきたから、加尾にはさせたくない。
土佐を出るチャンスが巡ってきたのだから、その方が加尾にとって幸せなことなのだと。

収二郎なりに妹の未来を考えての決断でした。
・・・もっとも、加尾がそれを望んでいないのに勝手に決めるのは、やはり独りよがりだと思うのですが・・( ̄∇ ̄||| )


そして、泣きながら、龍馬の家に来てしまった加尾。
乙女が見つけ、慌てて龍馬を呼びました。


夜。
武市のところへやってきた龍馬。

二人、道場で話をしました。

龍馬は、「武市さんは変わってしまった」と言います。
時計を盗んだ仲間に切腹を命じたり、加尾を無理やり京へ行かせたり。
「攘夷いうもんは、幼馴染を人柱にせねばならんほど大事なものながですか」

悲痛な龍馬の訴えに、武市は当然のことだと返します。
幕府を変えるためには、まず土佐藩を変えなければならない。
下士である自分たちが力をつける必要があるのだと・・。

そんな武市に、「世の中がどう変わろうが、大事なもんは命懸けて守る。
わしはこの剣にそう誓うたがです!」
龍馬はなんとしても加尾を守ると言い放って、武市の前から去りました。


龍馬の家で、心細げな加尾を明るく励ます乙女。
しかし帰ってきた龍馬の顔を見て、武市の説得が失敗したことをさとる二人。


それでも龍馬は、「おまんは俺が守ってやる」と男らしく言い、
乙女も「よういうた!」と誉め、加尾も微笑みます。

その夜は家に送っていくことにし、明日神社で待ち合わせの約束をしました。


一方武市は、龍馬の言葉に心を揺さぶられていました。
そして翌日、柴田の家に行き、京の世話係の人材を別の人にしたいと申し出に行ったのです。

ところが柴田は、もうすでに恒姫に言ってしまったあとなので、他の人にはできないと一点張り。
もしどうしてもというなら、誰か切腹でもしなければ片がつかないとまで言います・・。


そして・・・。
加尾が龍馬との待ち合わせに向かおうと外へ出たところで、
神妙な顔の収二郎と武市にかちあいました。

収二郎は、「おまんがどうしても龍馬と添い遂げるいうなら・・」
刀を自分の前に置くと、地面に座ります。
「わしは・・・腹を斬る!!」

呆然と固まる加尾の前で、着物の前を開け、刀を引き抜く収二郎。
加尾は真っ青になり、兄の手を必死に押さえて、「兄上、おやめください、兄上!!」
泣き叫びます。

そんな兄妹の姿を、悲痛な表情で見守る武市・・・。


一方。
いくら待っても加尾が来ないので、龍馬は加尾の家までやってきました。

と、饅頭屋の長次郎(知り合い)が、現れます。
加尾の家にお祝い事があって、注文が来たんだと説明する長次郎。
しかし加尾が京へ行くらしい、と聞いた龍馬は血相を変え、飛び出します。


加尾は、柴田の家に来ていました。
傍らで見守る武市と収二郎の前で、柴田に、京へ行く挨拶を告げていました。
声は震えて、涙を必死にこらえているのが伝わります。
この場で満足げなのは柴田だけでした。

と、門の前で騒ぎが起こります。

「加尾、どこだ加尾ーーーー!!!」
龍馬の声。
加尾は固まります。

「行くな、加尾ーーーーー!!!」

龍馬は門番たちに押さえ込まれ、殴られて放り出されても、あきらめませんでした。
その声に、我慢できずに涙を流す加尾。
そして武市も思わず外へ飛び出しました。

門の外で、怒りに任せて剣を引き抜きかけた龍馬の手を、武市が止めます。
「加尾が自分で決めたがぜよ!!」
龍馬は武市を凝視しました。
「収二郎に腹を斬らせとうないと・・加尾が自分で京へ行くことを決めたがぜよ!!!」
武市の声も震えていました。

「自分で・・?自分で・・・っ」
激しい憤りが龍馬を駆け巡り、しかしその言葉に打ちのめされ、その場に泣き崩れる龍馬。

部屋の中で、加尾はとめどなく涙を流し続け、収二郎の顔もさすがに苦痛にゆがんでいました。


夜。
どうしたらいいのかわからない龍馬に、乙女は加尾からの文を渡しました。
外に加尾が来ていることを知った龍馬は走り出します。

ポツンと一人、外で悲しげに立っている加尾。

龍馬はその加尾の両肩をつかみ、
「・・・わしは言うた。ずっとここにおる、ずっと離れん、と約束したがじゃないがか!!」

加尾は泣き顔で、静かに言います。
「龍馬さんは私がいなくても生きていけます」
「私のかわりに生きてつかあさい」

制止しようとする龍馬に、続けて
「・・・私のできなかった、生き方を・・・。」

自分を見つめる龍馬を切なげに見つめ返し、
「・・龍馬さんは私よりも大事なもんが、途方もない大きなもんがあるがじゃ。
それを・・・探してつかあさい。・・・きっと見つかるき・・・。
私は・・・私はそう信じちゅう」
・・・精一杯微笑む加尾。

加尾の気持ちに、もう、何も言えない龍馬。
ただ、黙って、泣きながら加尾を抱きしめました。
「・・・さよなら、龍馬さん・・」
泣きじゃくる加尾・・・・。





・・・と言う今回。
あまりにもひどい。・゜・(ノД`)・゜・。
かわいそうな龍馬と加尾・・・・・。

収二郎は鬼のようだ。
そりゃ、妹の未来が心配でってのもあるだろうけど、半分は龍馬と引き裂きたかったからに違いない。
だって加尾は土佐を出ること全然望んでなかったんだし。

あんな目の前で「腹を斬る」なんていわれて、「どうぞ」って言うわけがない。
こっちとしてはお前の責任でこうなったんだから、勝手に腹を斬れと言いたいですがヽ(*゜Д゜)ノ
まあ、兄が腹斬ったことがわかったら、龍馬も加尾も「じゃあ問題なくなったね」とはならないで
どっちにしろ別れるような気がするけどね・・・。(はた迷惑な兄め!!)

・・・っていうか、
恒姫は誰がお世話係でも気にしないと思うよ?
具合が悪くなって、とか、適当に嘘もつけないのか?
いちいち腹斬らなくても「ごめんなさい」ですむ話でしょう!!!
人の命を何だと思ってるんだか。

龍馬が泣いてるのを見てるとホント辛いです(つД`)
いつもがおおらかでのんきなせいで・・・かわいそうすぎる。

しかし、弥太郎はやっと外に出られてよかったです・・。
あんなこぎれいな姿初めて見ました・・。
なんかそれだけで出世したなあと思うくらい。
長崎で頑張ってほしいです・・。
posted by 水沢桃子 at 16:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ「龍馬伝」感想

2010年03月22日

「龍馬伝」第十一話

※視聴をやめたので、20話からの感想はありません。

主人公・・・坂本龍馬
ライバル?(ナレーションも)・・・岩崎弥太郎
武市半平太・・・武市道場師範。龍馬の友人で仲間の下士たちから尊敬される、生真面目な武士。
攘夷(異国排斥)派筆頭。

上士と下士・・・土佐藩侍身分制度。上士には逆らえない。龍馬や武市、仲間たちは下士。
弥太郎は下士の下の地下浪人


愛する人と引き裂かれた傷から立ち直れていない龍馬。

かたや幸せいっぱいの岩崎家。
長崎へ行った弥太郎からの手紙を繰り返し読んで、誇らしげです。
弥太郎は藩政を担う吉田東洋の命令で、長崎へ出かけているのでした。

ところが、喜んでいる家族の前に、みすぼらしい格好の弥太郎が現れます。
なんと、藩の金を使い込んで首になったというのですΣ(゜Д゜;)
・・・弥太郎でも羽目を外すことなんてあるのか・・・。


一方その頃江戸では、桜田門外の変が勃発。
攘夷派を片っぱしから弾圧していた、大老の井伊直弼が暗殺されたのです。

そして井伊直弼にちっ居させられていた、土佐藩主の山内容堂は嬉々として「謹慎は終わった」と叫びました。
また、武市はこの頃寝たきりの祖母を亡くしました・・。


しかし武市は悲しみを振り切り、攘夷運動に励みます。
道場で仲間(門弟)たちに、桜田門外の変を例に出し、水戸浪士たちと同じ刀を自分たちも持っていると言い、
「我らもこの刀で幕府をひっくり返す!もう上士にひるむことはない」と訴えました。
そして皆は燃える瞳で稽古に励みます。

その姿を見ていた龍馬は、稽古が終わった後、武市と二人で話をしました。


幼馴染の加尾を無理やり京都へ行かされ、二度と会えなくなってしまった龍馬。
その決定をしたのは武市でした。
「まだ恨んでいるのか?」と聞かれ、龍馬は静かに、「わしは自分が甘かったことがわかりました」と答えました。


世の中に流されない生き方をしようとしても、それが無理だとわかった龍馬。
「だったら自分から世の中に飛び込んでいくしかない」

武市は、自分と一緒に戦ってくれる気になったのかと問います。
龍馬はいまだ、攘夷派に加わっていませんでした。

そんな武市に、目的を改めて聞く龍馬。
武市はキッパリと、「異国を日本から追い返す。そのためにまず土佐を攘夷一色にする」
藩政をやっている吉田東洋は日本の危機を何もわかっていないので、彼を失脚させるのだと。

それを聞いて、龍馬は、あそこまでみんなを煽る必要はなかったんじゃないかと言いました。
あんな言い方をして、誰かが上士にケンカを売ったらどうするのかと。

しかし武市に、「自分に説教することが、世の中に飛び込むということなのか?」と聞かれると、
すぐに「すみません」と謝って立ち去ろうとします。
その背中に、「・・おまん変わったな」と武市。
龍馬は淋しげに、「わしは甘かったことに気づいた、それだけです」と答えて去りました。


そして・・・事件が起こりました。

下士の竹山小太郎と池田虎之進が仲良く稽古をしていると、
虎之進の弟が上士に斬られたという知らせが入り、慌てて駆けつけます。
弟を斬った上士が笑い転げているのにキレた虎之進は、思わず二人の上士を斬り殺してしまいました・・。


そのニュースはあっという間に知れ渡り、
上士は「下士が上士を斬るなど前代未聞」と集結。

一方下士たちは武市道場へ集まり、虎之進をかくまっていました。

慌てたのは武市です。
丁度一緒にいた収二郎(仲間の1人)と一緒に道場へ駆け込みました。

皆に落ち着くように言いますが、下士たちの怒りと興奮の前には効果なし。
やはり、武市の言った“上士にひるむことはない”が効いているようです・・。

そこへ龍馬がやってきました。

皆は龍馬も加勢に来てくれたのかと喜びますが、龍馬は静かに「武市さんの言うとおりじゃ」と言いました。
今キレても意味がない・・と。

追い返そうとする皆に、龍馬は続けました。
「もし戦う言うなら、その前に武市さんに絶縁状を書くのが先じゃ。
師匠に逆らうならそれが当然じゃ」


その言葉に、いきり立っていたみんなもさすがに止まりました。

以蔵(仲間の1人)が、「じゃあどうすればいいんですか。虎之進を差し出せ言うがですか」
いらだちをぶつけると、武市は自ら「上士に、非は上士にあると言ってくる」と飛び出しかけます。
しかしそれを龍馬が止め、まず自分が行く、と言います。

頭に血の上った上士の前に、下士のリーダーである武市が行ったら、話を聞く前に斬られるかもしれない。

そして以蔵に刀を預けて、単身、向かいました・・・。


一方、上士たちは燃え上がっていました。
しかしそこへ吉田東洋が現れ、落ち着け、と諭します。
キレた下士は本気で歯向かってくる、一方的な制裁にはならないと。

すると紛れ込んでいた弥太郎が、集まってる下士の人数を暴露。
下士の密告をして許しを請うつもりのようです。
金を使い込んだ男なので、追い出されかけながらも、弥太郎は東洋に向かって
使った金は商人たちに酒を振舞ったりするのに使ったので、自分のためじゃない、藩のためになると思って使ったものだと訴えました。

東洋はそれを受け入れると、弥太郎に郷廻(ごうまわり)とかいう役職を与え、
下士をスパイする役目を命じました。

と、そこへ龍馬がやってきました。

龍馬は丸腰であることをアピールし、使者としてやってきたので話をしてほしいと言います。
東洋の甥の奉行・後藤象二郎が話を聞くことに。

そこで龍馬は、武市が話し合いを望んでいることを告げました。
「下士が話し合いなどうぬぼれるな」と言われると、
「このままじゃ両者の殺し合いで藩が真っ二つになる。
そうなったら藩の取り潰しになってしまう。それでもええがですか」と訴えます。

その言葉を聞いていた東洋が、龍馬の前に歩いてきました。
龍馬は土下座をします。

東洋は周りの上士たちに刀を収めさせ、龍馬のことを「見覚えがある」と見下ろしました。
以前、弥太郎と一緒に東洋の屋敷に行ったことを言う龍馬。
もっともあのときは、手ひどく追い返されたのでしたが・・・。

納得したあと、東洋は象二郎に武市との話し合いをするように命じてくれました。
龍馬は大喜びで頭を下げて、去っていきます。

その一部始終を、もちろんその場にいた弥太郎は見ていて、
ひたすら呆然としていました。
“いつの間に龍馬はこんなに図太い男になったがか”
・・・・以前から結構肝座ってたような気がしますが・・(;´∇` )


しかし、そのあと行われた“話し合い”は、一方的なものでした。
結局象二郎は、武市に、今回のことはお互い刀を収めることで終わりにするが、当然虎之進は切腹であると言い渡したのです。
武市に反論することはできませんでした。

そして虎之進が切腹して、この一件は終わったのです・・・。

号泣する下士たちに、武市は「虎之進は立派に腹を斬った。侍の本懐じゃ。喜べ」と怒鳴りました。


一方龍馬は、姪と話をしました。
今回の件のことは姪も知っているようです。
龍馬は、納得がいかないと言いました。

「わしは腹切れ言われても嬉しくない。
死んだら全て終わりじゃ。
・・・どうしてこういう始末のつけ方しかできないがぜよ・・・」


そこへ武市が会いに来ました。

武市は、今回の件は自分のせいだと心を痛めているようです。
しかし、このままで終わらないという予感があると続けました。
「東洋は、下士をつぶす考えをめぐらしているはずだ。
その前に下士を一つにまとめて、巨大勢力を作り上げる」
と野望を語ると、
龍馬に仲間になってくれと頼みます。

しかし龍馬はやはりすぐに返事をせず、
土佐をひとつにしたいなら、東洋に話をして考えをわかってもらえばいいじゃないかと提案しました。

しかし武市は、「あの男は駄目だ。何もわかっていない」と悔しさをにじませます。
・・以前東洋と話をして、考えを馬鹿にされた武市。
もう話をしても無駄だとわかっているわけです。
そして「ケンカをしないと世の中を変えることは無理ながじゃ」と立ち去りました。


そのあと。
龍馬が外で1人でいたところ、弥太郎がやってきました。
弥太郎は東洋の命令で、龍馬を呼びに来たようです。


東洋と会った龍馬は、度胸の大きさを誉められました。
以前会ったときにはもっと小さい男だったのに、何があったのだと問いかけられますが
龍馬は何も言いませんでした。
剣術修行で、剣の道を究めたからかもしれない、とかわします。

龍馬の力を感じた東洋は、「上士に取り立ててやる」と言い出しました。
控えていた象二郎と弥太郎はビックリ。
もちろん龍馬も突然のことに目が丸くなります。

しかし、普通なら大喜びする申し出(命令)ですが、龍馬は喜びませんでした。
考えさせて欲しい、と言ったのです。
いきなりのことでビックリしすぎて頭がまわらない、とへらへらと笑い逃げをしました。
龍馬の得意技です(^_^;)


そして夜。
1人素振りをしていた龍馬に、姉の乙女が声をかけてきました。
・・嫁入りした乙女ですが、いつも龍馬の家にいるなあ・・(゜ロ゜)
どうにも嫁ぎ先とうまくいってない様子。

常に頼りになる乙女に、思わず龍馬は弱音を漏らしました。

「ここは土佐じゃ。生まれ育った場所じゃ。
・・けどどんどん自分の居場所がなくなっていくような気がするき・・・」

思わず吐いた弱音を、慌ててごまかす龍馬に、乙女は
「いろんな経験がおまんを強くしてくれる」と優しく励まします。


と、またまた龍馬呼び出しがかかりました。
連れて行かれたところは、武市を中心とした集まり。

武市は、下士たちに声をかけて、さらに数を集めたと言います。
そして、「攘夷は帝の御意思だから攘夷こそが帝のために働くということじゃ」と、
自らを『土佐勤王党』と名づけたのでした。


一方弥太郎は、下士集結の知らせを東洋にもたらしました。
そして、そこに龍馬もいる、と聞いた東洋は激しく苛立ちます。

そして龍馬は、武市と周りから仲間になれ、と詰め寄られていました・・・・。





・・・と言う今回。
龍馬かわいそうです(;´д` )
加尾と別れさせられた痛みがまだ癒えず・・・終始悲しみが漂ってました。

そしてまた、下士切腹騒ぎ。
いい加減下士がキレて上士なんかやっつけちゃえばいいんじゃないかと思ってしまうくらい上士がムカつきます。
下士の中ではあれだけ尊敬され、頼られている武市でも、上士とはまったく渡り合えてないし・・。

弥太郎は相変わらずなりふり構わずを貫いていますね。
もともと下士たちのことも嫌ってるから、密告しても胸が痛まないでしょうし(^_^;)
一応東洋に力は認められてるみたいだから、なんとか成り上がっていけるかもしれませんが。


しかしラスト、もはや悪徳商法につかまったみたいな状態です。
あれだけ仲間になるのを渋ってる龍馬に、何を強いているんでしょうか。
そんな無理強いして仲間にしたって意味がないんじゃ・・・。
ホントに龍馬、居場所がないですね(>_<)
posted by 水沢桃子 at 15:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ「龍馬伝」感想

2010年04月01日

「龍馬伝」第十二話

※視聴をやめたので、20話からの感想はありません。

主人公・・・坂本龍馬
ライバル?(ナレーションも)・・・岩崎弥太郎
武市半平太・・・武市道場師範。龍馬の友人で仲間の下士たちから尊敬される、生真面目な武士。
攘夷(異国排斥)派筆頭。

上士と下士・・・土佐藩侍身分制度。上士には逆らえない。龍馬や武市、仲間たちは下士。
弥太郎は下士の下の地下浪人


龍馬もついに土佐の攘夷派下士の集まり、『土佐勤王党』に加盟しました。(半ば無理やり)
その数200余り。
尊皇攘夷を掲げて、自分たちこそが日本のために働いているんだと皆燃えたぎります。


久しぶりに仲間の以蔵・収二郎と飲む龍馬。
二人は、道で上士に会った話を嬉しそうにしました。
いつもなら、上士は「道をあけろ」「頭を下げろ」と言ってくるのに、何も言わなかったのだと。
だから堂々と歩いてきた、気分よかったと言います。

収二郎は、「以前は加尾の事でいろいろあったが、今はなんとも思っとらん。おまんは仲間じゃ」とにこやか。
・・ちょっと待て。
お前がなんとも思ってないって言う方か?Σ( ̄ロ ̄lll)
収二郎のせいで、龍馬も加尾(収二郎の妹)も傷ついて、別れさせられたのに、
あんたが許す方なんですか!?
なんて自分勝手な兄なんだ・・・・(゜Д゜|||)


龍馬は終始愛想笑いを浮かべてはいるものの、二人と違って楽しそうな雰囲気はありません。
しかし表面的には三人和やかに過ごしていたところ、一人の男が仲間に入れてくれとやってきました。

土佐勤王党に入った、沢村惣之丞という武士でした。
以蔵や収二郎のことはほぼ無視し、龍馬と酒を酌み交わしたあと、
龍馬のことを「他の男とは違う。どこか冷めとる」と見抜きます。

さらに「わしは武市にはガッカリだ」と言い出したため、以蔵と収二郎はキレました。
惣之丞は「攘夷をやる気があるなら、長崎に行ってそこらへん歩いてる異人を斬り殺せばいい」と過激なことを言います。
長州では、久坂玄瑞(げんずい)を要として、今にも攘夷を決行しようとしてる。
久坂玄瑞と言うのは吉田松陰の一番弟子。
それに比べて武市は何してるんだ。
・・・と怒鳴る惣之丞に、収二郎は言い返しました。
武市先生は今藩を動かそうとしているんだ、お殿様に攘夷を申し入れているんだ、と。


しかし現状、武市の手紙は無視されていて、城からのおとさたはないのでした。

すべて藩政に関わっている吉田東洋が握りつぶしているんだとキレる武市。
龍馬は、そんな武市をなだめます。

武市は、龍馬が土佐勤王党に入ったのは、自分を止めるためだろう、と龍馬に言いました。
「それでもいい。おまんはわしが唯一心を許せる友だ。そばにおってくれるだけでええ」
リーダーとなって下士を引っ張り続ける武市にとっては、龍馬は大事な存在のようです。

しかしそれでも、「わしがどうして攘夷言うのかわかってほしい」と武市。
「自分の大切な国を、異国の手から守りたいと願うのは当然だ」

そんな武市にお願い事をする龍馬。
長州へ行って、久坂玄瑞という人に会い、攘夷と言うものを知りたいと。
武市は龍馬が攘夷に目覚めてくれたのかと喜び、紹介状を書いてくれました。

そして龍馬は長州へ旅立ちました。


一方、弥太郎。
結婚式やってるΣ(゜Д゜;)

こえだめに落ちた弥太郎を助けてヒトメボレしたとかなんとか言われてますが、それはホントのことなのだろうか。
そんな場面でヒトメボレする女性が世界にどれだけいるのだろうか。
・・多分、助けてくれた女性に弥太郎がヒトメボレしたのでしょう。

さておき、弥太郎は幸せそうに新妻・喜勢(きせ)を見つめました。
こんなに幸せそうな弥太郎を見るのは久しぶりですね。

弥太郎は吉田東洋から認められ、役職をもらっています。
意気揚々と仕事に出かけていく弥太郎。
まさに幸せ絶頂という感じです。


一方龍馬は、長州の萩で久坂玄瑞に会いました。
彼は松蔭の一番弟子だけあって、松蔭の辞世の句などを書き記したものを飾っていて、
松蔭のことを涙ながらに語ります。
無念の死を遂げた師に代わり、自分があとを継がなければならないと強い覚悟を持っているようです。

アメリカの黒船が来た時に、密航しようとしていた松蔭。
そのときに龍馬は松蔭と出会い、強い信念に動かされて思わずお供しようとしてしまったほどです。

玄瑞は、松蔭が密航しようとしたのは、敵を知るためだと言います。
そして日本を侵略から守ろうとしたのだ、と。

そんな彼に、龍馬は攘夷とは何ですか、と尋ねました。
アメリカは攻めてきているわけじゃないのに、どうして侵略される、というのか?

それに対し玄瑞は、アメリカが出してきた通商条約について語りました。

日本の金貨一枚に対し、アメリカの銀貨五枚で交換されているが、
本当は銀貨十五枚の価値がある。
日本は無知に付け込まれ、どんどん金を吸い取られている。
物の値段は跳ね上がり、人々の暮らしは苦しくなっていっている。

だからこそ攘夷なんだ、と熱く語る玄瑞。

幕府など不要なもの。
京におわす帝こそが唯一仕えるべき存在=尊皇攘夷!!

攘夷とはどういうものかを理解した龍馬。
しかし土佐には吉田東洋と言う開国派が・・・と言うと、
「脱藩してでも動くべきです!!」と過激な玄瑞。
「戦いましょう!!立ち上がりましょう!!躊躇している暇はないんです!!」
ひたすら叫び、訴えまくる玄瑞に圧倒される龍馬。


一方土佐。
気持ちは燃えたぎっているのに、動けないため、いい加減イラついている土佐勤王党。
みんなから詰め寄られる武市。
しかし「藩が動かない限り意味はない」とみんなを抑えます。

武市は、殿様である山内容堂は開国を訴えた幕府に異を唱えて謹慎させられていたので、
攘夷派だと信じていたのです。


下士からの圧迫だけでなく、武市は上士の柴田備後からもせっつかれていました。
東洋に役職を奪われた彼を味方につけ、それなりのコネを手に入れた武市。
しかし東洋の失脚を条件にしていたため、「早く失脚させろ」と柴田もキレ気味です。


武市は、柴田からの命令で、京の三条実美(攘夷派)を味方につけるために、スパイを送り込んでいました。
そのスパイ役は、龍馬の幼馴染で恋人だった平井加尾(収二郎の妹)で、
武市と定期的に文のやり取りを行っているようです。


京で武市からの文を受け取った加尾。
もっと東洋を狼狽させるような情報が早急に欲しい、というものです。
加尾のやる気を出させるために、武市は、龍馬も攘夷派に加わったことを書いてきました。
だから頑張ってくれ、と。
それを見た加尾は、複雑そうな顔をしました。


その龍馬は、玄瑞との面会のあと、1人で悩んでいました。
“坂本さんは松陰先生から何を学んだんですか。
志あるなら実行のみ。そう教えられたんじゃないんですか”
玄瑞の言葉で、少ししか話をしていないものの強いインパクトを残した松蔭のことを思い返します。


土佐では、東洋の甥で、奉行である後藤象二郎は、東洋に武市の手紙を運んでいました。
しかし東洋はそれを軽く無視し、「土佐勤王党なんてすぐにつぶれる。武市の代わりに坂本が出てこんかぎりはな」と言います。
龍馬を高く評価している東洋。
「坂本は武市の下にいるような男ではない。いずれわしの腹心にしちゃるきに」
その言葉を聞き、怒りをあらわにして立ち去っていく象二郎。


そんなある日。
東洋の屋敷に、武市をはじめ、土佐勤王党の仲間たちが土下座し、直訴に来ました。
手紙をことごとく無視され、下士からも上士からもせっつかれた武市は、何も行動しない訳にはいかなくなっていました。

「帝もお殿様も攘夷を望んでいるのに、なぜ開国を進めるのか」と訴える武市。
それに対し、東洋は「帝が異国と戦をしろと命じるのを聞いたことがない」と言いました。
さらに、山内家は関ヶ原で徳川に味方し勝利したこと、大恩ある徳川家にたてつくわけがないだろうと返します。
あれ?でもたてついてちっ居させられてたんじゃなかったっけ??

武市が「今は昔の恩義より将来のことを考えねば・・」と言うと、「侍がそのようなことを」と一喝し、立ち去ろうとする東洋。
すがりつくもけとばされ、
「わしはおんしが大嫌いじゃ。狭い了見でしか物事を考えられんくせに自分の考えは正しい思うちょる。二度とわしの前に姿を見せるな」
とののしられます。
なおもすがりつこうとする武市を、今度は象二郎がけり倒し、「土佐勤王党などとっととやめにし」と怒鳴って去っていきました。

血まみれで号泣する自分たちのリーダーを、呆然と見つめる土佐勤皇党藩士たち。
圧倒的な力の差に、なすすべもありませんでした。

その場を立ち去ったあと、「まこと身の程しらずだ」とぶつくさ言う象二郎に、
「しかし坂本はいなかった」と満足げな東洋。
その言葉にまたもカチンと来たらしい象二郎でした。


一方何も知らない龍馬は、土佐へ戻った後、弥太郎の家に遊びに来ていました。
宿敵龍馬の顔を見た弥太郎は、一瞬顔が凍りついたものの、取り繕った笑顔を浮かべてもてなすことに決めたようです。

その弥太郎のにこやかな態度に、「怒ってないのか」と聞く龍馬。
弥太郎を見出してくれた東洋から、龍馬は役職をやると誘われていましたが、それを断っていました。
仲介に入った弥太郎は立場をなくしたんじゃないか、と。

しかし弥太郎は、「むしろ見直した。出世よりも己の信念を貫くとはのう」と笑顔で誉めます。
龍馬は表情を暗くして、心中を明かしました。

土佐勤王党に、自分はみんなと同じ気持ちで入った訳じゃない。
今回の長州への旅でそれがよくわかった。
「日本を守りたい気持ちはある。わしは土佐の人間である前に、日本人じゃ。
土佐で重宝がられてもわしは嬉しゅうないき・・・」

そんな龍馬に弥太郎は適当に相槌を入れつつ、その実、話はほとんど聞いておらず、
「辞退した役職をわしに譲ってくれんか。おまんから東洋様に頼んでくれんか」と本題を口にします。
龍馬に対し穏やかだったのは、これを頼みたいからだったようです(;´∇` )

ところが龍馬の耳には、全く入っていませんでした。
お互い一方的に話し続ける二人。会話がかみあっていません。

龍馬「わしは城に上がることなんか望んでない」
弥太郎「だからわしを東洋様に」
龍馬「けど土佐勤王党にもわしの居場所はないがぜよ!」
弥太郎の肩をがしっとつかみ、
「いや、おまんのことはどーでも・・」と言う弥太郎に、
「弥太郎!おまんは土佐を出たいと思ったことはないがか。
上士下士いうもんに縛られず、自分のやりたいように生きてみたいと思ったことはないがか」
真剣な瞳で問いかける龍馬。

しかし以前はギラギラしていたのに、何かサッパリと洗い流したかのような弥太郎。
「わしは人がうらやむ可愛い嫁をもらったがじゃ。出世して嫁にいい暮らししさせてやることこそが男の生きる道じゃ」
そして、龍馬に、土佐勤王党を選んだことを後悔してももう遅いと言いました。
東洋の屋敷に乗り込んだ武市が、あしげにされたのだと・・・。

驚いて呆然としている龍馬に、
「だから出世の道には戻れん。というわけで、わしを推薦してくれ」と交渉する弥太郎ですが、
やっぱり龍馬は聞いていません。

そして武市のところへと駆け出していってしまいました。


一方武市。
血まみれでうなされている夫を、心配そうに見つめる妻・冨。

武市はうなされながらも、もう一人の自分と対峙します。
それは、冷徹なもう一人の自分の心。
以前にも出てきたことがありましたが、そのときはその自分を押しとどめていました。
しかし今のボロボロの武市は、冷徹な心に傾いてしまいます・・・。


そして武市のところに駆けつけた龍馬。
武市は何かにとりつかれたように、静かな瞳で龍馬を見つめました。

「こんなにいい考えを今まで思いつかなかったとは・・・」
「武市さん?」

武市は龍馬の肩をつかむと、
「龍馬、・・・東洋を斬ってくれ」
龍馬も冨も、武市の言葉に呆然と固まりました。


そしてまた一方。
弥太郎のところへ、東洋の甥の象二郎がやってきました。

もしかして龍馬が自分を推薦してくれたのかと勘違いする弥太郎に、
「坂本を殺せ」
と命令を下したのです・・・・・。





・・・と言う今回。

武市がかわいそうでした(つД`)
上からも下からも圧迫されて、力のない自分を嫌と言うほど味わわされて。
あれだけの下士がいても、ボコボコにされる武市を助けることもできず見つめるだけなんて悲しすぎる・・。
東洋を斬りたくなっても仕方ないかもしれません・・・。
東洋のやりかたも最悪だし。あしげにするって何様だよヽ(*゜Д゜)ノ

甥の象二郎は龍馬に焼餅でも焼いてるんでしょうか。
焼餅などというやさしいものではなく、殺意になっていましたが・・。

弥太郎はお嫁さんもらって幸せそうでした。
弥太郎に嫁が来るとはビックリでしたが、加尾のことも忘れられたならよかったですね〜。

・・・でも、弥太郎に龍馬暗殺なんて・・・むごすぎるでしょう(>_<)
二人は友達なのに・・・。(弥太郎にとってみればライバルですけども・・)

そういえば、吉田松陰っててっきり開国派なんだと思ってましたが、攘夷派だったんでしょうか(;´∇` )
以前出て来た時のアメリカに行きたがってた感じから、てっきりアメリカに希望があふれてるように見えてて、憧れてるんだと思ってたので、開国派かなと。
でも弟子の桂小五郎や一番弟子の久坂玄瑞が攘夷派ってことを考えると、師が開国派ってのはありえないかもですね。
私が以前抱いたイメージってのは何だったんでしょう(^_^;)
posted by 水沢桃子 at 22:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ「龍馬伝」感想

2010年04月10日

「龍馬伝」第十三話

※視聴をやめたので、20話からの感想はありません。

主人公・・・坂本龍馬
ライバル?(ナレーションも)・・・岩崎弥太郎
武市半平太・・・武市道場師範。龍馬の友人で仲間の下士たちから尊敬される、生真面目な武士。
攘夷(異国排斥)派筆頭。

上士と下士・・・土佐藩侍身分制度。上士には逆らえない。龍馬や武市、仲間たちは下士。
弥太郎は下士の下の地下浪人


藩政を任されている、吉田東洋という開国派の上士にあしげにされた武市。
龍馬に「吉田東洋を斬れ」と言い放ちました。

それをそばで聞いていた妻の冨は、泣きながら、武市にそんな恐ろしいことはやめて欲しいと訴えます。
しかし武市は、「奴がいる限り土佐勤王党(攘夷派の下士の集まり)はうまくいかない」と返しました。

武市の剣幕を見た龍馬は、とにかく東洋に会って話をしてくることを告げます。
そしてもしもおかしなことを言うのなら、その場で斬ると約束しました。


一方弥太郎。
東洋の甥である後藤象二郎から、「龍馬を殺せ」と命じられていました。
毒薬を渡され、おどされます。


そのあと。
暗い気分で歩いていると、これまた暗い顔の龍馬を見つけました。

しかもちょうど、龍馬は茶店で茶をすすっているところでした。
毒薬を仕込むチャンスです。

弥太郎を見た龍馬は、のんきに笑いかけますが、
弥太郎の心臓はバクバク。

そんな弥太郎の心中を知らない龍馬は、あっさりと席を中座し、
まさしく絶好のチャンス到来。
半泣きになりながらも、薬を茶に仕込む弥太郎。

毒を仕込み終わったところで、のんびりと戻ってきた龍馬。
しかし弥太郎は、慌しく立ち去ります。

耳をふさいで、その場から急いで逃げようとする弥太郎・・・・
ですが、龍馬が毒を飲み、転がる想像が頭を駆け巡った瞬間、
弥太郎は龍馬のところへかけ戻り、ちょうど飲もうとしていたその手から湯飲みをはじきとばしたのでした(;´▽`)=3


そのあとで弥太郎は、象二郎からの命令だったことを明かしました。
「ということは東洋様はおまんを殺そうとしてるということじゃ」
そして泣きながら叫びました。
「おまんを助けたかったわけじゃない!悔しかっただけじゃ!
所詮土佐ではやっぱり下士は虫けらながじゃ!
上士に命じられて虫けらが虫けらに毒を盛る。

こんなこっけいな・・・こんなみじめなことがあるか!!」

悔し涙を流す弥太郎の告白を、呆然と聞く龍馬・・・。


その翌日。
龍馬は東洋に会いに行きました。

龍馬が来たことを知った象二郎は、暗殺命令を出したことが東洋にばれるのを恐れて、顔がこわばります。
何しろ東洋は龍馬を高く評価していて、それにムカついた象二郎の独断だったのですから。

龍馬は出てきた東洋に、
下士のリーダーである武市をあしげにした、という一件について、
「このままでは土佐が真っ二つになります」と訴えました。
「武市を城に入れて、役目をおあたえください。下士もまつりごとに加え、意見を述べる機会を与えてくださったらケンカになることはないですろ」

東洋は笑い、「わしは能力があると思えば下士だってどんどん引き入れている」と言います。
武市をあしげにしたのは、奴が無能やき。わしは誰よりも土佐のことを考えている」

そして龍馬に、「武市なんか捨てて、わしのところへ来い」と誘いました。
東洋の言葉を聞いた龍馬は、「吉田様が立派なお方であることはわかっていました」と言います。
「ただ武市さんを嫌っているわけでも、弥太郎に毒を盛らせるような方でもないことも」
そう言いながら、チラリと象二郎を見る龍馬。
バレバレのようです(; ̄∇ ̄ )

象二郎は固まりました。
余計なことをしゃべられる前にと、龍馬が言うセリフに怒った振りをしていちいち斬ろうとしていたのですが、そのたびに東洋に止められていて、そして結局バレました・・。

「けど、わしは違うがです。わしはもう土佐だけのことを考えることはできんがです
そう言って謝る龍馬を見て、不機嫌そうに立ち去る東洋。


一方弥太郎宅。
家族で仲良く食事・・・ですが、弥太郎は浮かない顔。
そして、新妻・喜勢に、「わしが仕事で失敗してしまったらどうする」と問いました。

喜勢は「私はおまんの女房です。おまんにどこまでもついていきます」とニッコリ。

それを聞いて安心した弥太郎は打ち明けました。
実は上士の命令を実行できず、お咎めがあるに違いないから、全員で土佐から逃げよう、と。

ところが家族は全く行く気なし。
父など、「お咎めがあるのはお前だけだ」などと言う始末。

業を煮やした弥太郎は、喜勢の手をつかみ、「もういい。二人で逃げよう」と逃避行の誘いをかけたのですが、喜勢はその手を振り払って一言。
「嫌です。私は土佐から出とうない」

弥太郎大ショック。
孤立無援になっていたところへ、東洋の使いがやってきました。
普通なら処罰があるところだけど、今回は不問にするというお達し。
弥太郎と家族は大喜び・・・。
・・・っていうか、ずいぶん薄情な家族では・・(; ̄∇ ̄ )


一方、武市。
三人の土佐勤王党の仲間を呼び出し、何か大仕事を頼んでいました。
・・・もしかしてこれは東洋暗殺命令!?Σ( ̄ロ ̄lll)


かたや龍馬はひたすらに悩んでいました。
同じ勤王党の仲間である沢村惣之丞は、龍馬に『脱藩』を持ちかけてきているようです。
すでに脱藩したメンバーもいるそうだ。
しかし脱藩と言うのは、親兄弟も捨てるということ。
龍馬には決断できません・・・。


そんな中、朝食の席で、脱藩した人の話が出た坂本家。
家族にはお咎めがあるだろう、役目も解かれ、家も取り潰しになるかも、という話。

固まっている龍馬に、「龍馬さんは脱藩なんかしないでしょう?」と聞いてくる家族。
うろたえつつごまかす龍馬。
しかし、明らかにバレバレ。

龍馬は剣術の稽古に出かけると嘘をつき、家を出て行きます。
そのあとで「まさか・・・」という思いに張り詰める家族。

そして当主であり兄の権平は、みんなが止めるのを無視して龍馬の部屋を捜し、
脱藩用の地図を見つけ出しました。

(惣之丞に渡されたもの)

権平は怒り狂い、「絶対に許さん!!」と怒鳴りますが、
龍馬の姉の乙女(結婚してるけど嫁ぎ先とモメたらしく里帰り中)は、それに反論しました。
「さっきの龍馬の顔を見たでしょう。龍馬はずっと我慢してたきに。あの子が望むなら止められん」

しかし脱藩はお殿様に対する大罪、捕まったら死罪。
誰かにたぶらかされたに決まってる。
と、兄の権平。
そんな恐ろしいこと龍馬さんが考えるはずない、と義母。
権平の妻も、娘も、半泣き状態。

しかしそんな中でただ一人、乙女は落ち着いていました。
かねてから、乙女は龍馬が悩んでいたのを知っていました。
だからこそ「龍馬はやっと見つけたがじゃ。自分が成し遂げるべき道をやっと見つけたがじゃ!」
むしろ安心したかのように言います。

そして反論する兄を「龍馬を土佐に閉じ込めておきたいのは私らのわがまま。やりたいことがあるのに、一生土佐で道場主として生きる言うのはむごいぜよ」と説得しようとしました。

家族みんなが呆然、泣いている中、乙女だけは龍馬の気持ちを知って、誇らしげに思っているようでした・・・。


家を出た龍馬は、武市に会いに行きます。

そして東洋の弁護をしました。
考え方は違うけれども、東洋も土佐のことを考えているのだと。

すると武市は、急に考えを改めたように、「自分が間違っていたかもしれない」と言い出します。
どうやら、陰で妻の冨が立ち聞きしているのに気づいたようで、安心させるために嘘をついたみたいです。

冨が去ったのを知った龍馬は、改めて暗殺などやめてくれと頼みました。
東洋を殺してしまったら、自分の知っている武市さんはいなくなってしまう。
「どうかやめてください」
ずっと幼馴染で友達だった龍馬は、ただ願うことしかできませんでした。

すると武市は、子供の頃の思い出話を始めました。
二人ですずめを獲ろうとして、誰かから聞いてきた、米粒を酒につけてそれを食ったすずめが酔っ払って捕まえられる・・というのを実践してみたときの話。
結局すずめは米粒を食べてそのまま飛び去り、二人ですずめを見送った・・・。

「わしらは阿呆じゃったのう」笑う武市。
そのあとすっと笑顔が消え、
「人言うのは大きくなって賢くなると、いつまでも同じもんをずっと一緒に見続けることはできんがじゃ。二人ですずめを見送ったあのときとはもう違うがぜよ」

一番の親友の龍馬の言葉でも、武市の心を変えることはできませんでした・・・。


そのあと、今度は弥太郎のところへ行く龍馬。
顔を見に来ただけ、と言い、世間話をしました。

弥太郎が、そろばんを使って商売の勉強をしていることを初めて知った龍馬は、
「わしも商売には興味がある」と笑います。

なんとなくぎこちない龍馬に、違和感を感じる弥太郎。
しかし龍馬は、その理由を打ち明けないまま、弥太郎の前から去っていきました。


夜。
帰宅した龍馬を、乙女が静かに出迎えました。
乙女は龍馬の袴を直していたようです。
「長旅に耐えられるようにしとかんと」
さりげに言われて、動揺する龍馬に、続けて風呂敷包みを差し出す乙女。
母と姪が用意してくれたものだ、と。
さらには刀も。
「兄上からじゃ。坂本家に代々伝わる名刀だそうじゃ。持っていき」

まだ何も言っていないのに、全員がわかっていて、何も言わず見送ってくれる・・・。

「姉やん、わしは・・・わしは・・・っ」
涙があふれて、言葉にならない龍馬に、「何も言わなくていい」と乙女。
「身体にだけは気いつけや」

そして姉らしく、いい刀をもらったからといって、むやみに抜いたらあかんぞね、と注意。
「おまんがどこにおっても私らはいっつもおまんのことを思っちゅうき!」
明るく笑いかけます。

「ごめん、ごめん姉やん」
泣きじゃくる龍馬を抱きしめ、「達者でな、龍馬!」

そして乙女は去っていきました。

龍馬は家族みんなに、ごめんごめんと泣きながら謝り続けました・・・・。

翌朝。
龍馬の姿がなくなった坂本家は、暗い顔で食事をしていました。

権平は、食事が終わったら商人のところ?に行くと言います。
城は火の車で、お宝のひとつや二つ質に入れているはず。
借金通帳があれば龍馬が脱藩したからと言って簡単に坂本家に手は出せないはず。

・・よくわかりませんが、弱みを押さえて家取り潰しをされないようにするつもりのようです。


龍馬が沢村惣之丞と脱藩したあと。

土佐ではいよいよ、吉田東洋が暗殺されました・・・・・・。





・・・・・という今回。
前回、龍馬、弥太郎それぞれに暗殺命令が出たところで続いたので、どうなるんだろうと心配していたのですが、とりあえず二人は手を下さなかったみたいですね(;´▽`)=3
まあ、弥太郎が龍馬を殺したらこの話終わりですが・・・。

でも結局武市は他の人に東洋を殺させてしまいました・・・。
あの優しかった武市が・・・・(>_<。)

今回はついに龍馬が脱藩するということで、その悩みで苦しんでる龍馬が痛々しかったです。
しかし物分りのいいしっかりものの乙女は相変わらずカッコイイですね(*´▽`*)
全然嫁ぎ先とうまくいってないみたいですが・・・
いつでも龍馬の味方で、本当に素敵なお姉さん。
何だかんだで坂本家のみんなはみんないい人ばかりで、まさにホッとする一家でした。
最後の送り出し方もさわやかで、心に染みる感じでした・・・。

脱藩して、藩に縛られずに行動することができるようになった龍馬。
これからの龍馬の活躍が楽しみです。
posted by 水沢桃子 at 15:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ「龍馬伝」感想

2010年04月16日

「龍馬伝」第十四話

※視聴をやめたので、20話からの感想はありません。

主人公・・・坂本龍馬
ライバル?(ナレーションも)・・・岩崎弥太郎

武市半平太・・・武市道場師範。龍馬の友人で仲間の下士たちから尊敬される、生真面目な武士。
攘夷(異国排斥)派筆頭。
今は『土佐勤王党』という土佐藩下士の攘夷派の集まりを率いている。

上士と下士・・・土佐藩侍身分制度。上士には逆らえない。龍馬や武市、仲間たちは下士。
弥太郎は下士の下の地下浪人


ついに龍馬は土佐藩を脱藩しました。
そしてそのあと、武市の命令で、土佐藩の開国派だった吉田東洋が暗殺されました・・。

土佐。
土佐藩主・山内豊範に上洛を促す側近。
そして武市が、京の公家・三条実美を通じて、帝の守護の任を土佐藩に任せてもらえるように願い出ていることを伝えます。
上洛したら攘夷をプッシュする手はずになっているのでよろしく、とも。


下士の武市も城に上がれるようになっているみたいですねΣ(゜Д゜;)
そして側近として、以前吉田東洋に首にされた柴田備後が返り咲いているようです。
いつの間にか三条実美のコネも手に入れてるみたいですし。(以前はお近づきになろうとしていた)

吉田東洋が暗殺されてから、土佐藩は攘夷派にひっくり返っていました。

東洋に取り立ててもらっていた弥太郎はかなりの大ショック。

そしてこの頃、日本中で攘夷の嵐が巻き起こっていました。
伏見寺田屋では、薩摩藩士が二つに分かれて殺しあう事件が起こり、
長州では攘夷を固め、京に上がろうとしていました。

江戸でも、帝の意思である攘夷を無視できず、攘夷を決行していく考えを固めつつありました。
そんな中、「日本に海軍を作り異国に対抗するべき」という案を出したのは、
軍艦操錬所頭取の勝麟太郎でした。


一方、土佐。
おじの東洋が亡くなり力を失った甥の後藤象二郎。
前の藩主であった山内容堂も東洋を気に入っていたので、遠く離れた江戸で「誰が殺したのじゃ」と怒り狂っていました。

で、龍馬を目の敵にしている象二郎は、「坂本龍馬が殺した」と考え、龍馬を捕らえてくるように
弥太郎ともう1人の役人に命じます(>_<)



出発する前、弥太郎は家族みんなに反対されます。
家族はみんな龍馬のことを信頼していて、弥太郎がそんな役目につくことをよしと思っていませんでした。
しかし一応上士からの命令なので、無視できない弥太郎。

と、おとなしい顔をした妻・喜勢は「後藤様はもう終わった人やろ。今こそうまく立ち回るとき」と言いますΣ(゜Д゜;)
しかしそれでも弥太郎は出発していきました・・。


大阪。
かつて龍馬の剣術修行の道案内をして、一緒に江戸で暮らしていた溝渕広乃丞は、今は大阪にいるようです。
龍馬と脱藩した沢村惣之丞と会い、同郷と知っておごってあげていました。

しかし土佐を脱藩したことを知ると、恐れおののきます。
そんな溝渕に、惣之丞は龍馬も脱藩したことを告げました。

龍馬がまさかそんなと驚く溝渕。
しかし惣之丞とは、今は一緒にいないみたいです。
というのも、龍馬は薩摩に行ってしまったとのこと。
「今さらおじけづいたがじゃ」と鼻で笑う惣之丞。


やがて、土佐藩の一軍が大阪へやってきました。
京へ帝の守護の役目を頼むために、山内豊範やその配下、土佐勤王党たちが来たのです。

しかしそこで、山内豊範がはしかにかかり、足止めを食うことになってしまいました。

一刻も早く攘夷を、と焦る武市たち土佐勤王党。
そんな中で、古くからの仲間の1人である岡田以蔵は、1人のけもの状態をくらっていて、
話し合い(苛立ってるだけだけど)にも参加させてもらえずにいました。
「どうして自分だけ・・・」
以蔵は1人悔しさをにじませます。


一方弥太郎ももう1人の役人と一緒に、大阪に来ていました。
龍馬が見つけられず、弥太郎としてはもう帰りたかったのですが、同行者は命令を叶えるまではと帰る気なし。

今現在武市たち土佐勤王党(攘夷派)が大阪に来ているので、肩身が狭い気分になっている弥太郎に、
「今は武市の天下だが、自分たちには大殿様(容堂)がついている。必ずひっくり返す」と強気な同行者。

同行者が厠に行ったので、弥太郎がため息をついていると、なんと龍馬の姿を発見Σ(゜Д゜;)


思わず駆け寄る弥太郎を見て、ぱあっと顔を輝かせる龍馬。
脱藩したことを弥太郎には言えなかったと謝ったあと、薩摩に行っていたことを話し始めます。

薩摩は異国との交易もあって、大きい船を作ってると聞いて、見たくなったのだと。
でも結局、山の中まで見張りがいて、入ることができなかったようです。

「知らん土地を歩くのは結構楽しかったぜよ」
明るく笑う龍馬に、怒りを抑えつつ「それが脱藩の理由か」と聞く弥太郎。
龍馬はもちろん「違うぜよ」と答えました。
「わしにも攘夷の志はあった。けんどのお・・・わしが思う攘夷と、みんなの言う攘夷がどうも・・・違うぜよ」

そして、険しい表情の弥太郎に、「・・・わしは吉田様を殺してはおらんぜよ」と告げました。
弥太郎の役職を知っていた龍馬は、自分を捕まえに来ているのだとわかっていたようです(゜Д゜)

「こういうことはおまんには向いとらん。早く土佐に帰るぜよ」
そういわれても、そういうわけにはいかない弥太郎。

しかし龍馬としゃべっているうちに同行者が帰ってきてしまい、龍馬だということがバレてしまいました。
弥太郎は慌てて「違う」と否定しますが、すでに遅し。

同行者は、周りの連中にも捕まえたら金をやると言い、協力を促します。
弥太郎は戦い下手なので、急いで陰に隠れてしまいました。

捕り物が始まる・・・と思いきや、結果はアッサリつきます。
龍馬は向かってきた連中の着物を切り裂き、下着姿にして、戦意を喪失させました。
龍馬に叶わないとわかった連中は逃げていき、同行者も「必ず捕まえる」と口では言いながらも逃げてしまいます(;´∇` )


弥太郎は一瞬同行者を追いかけかけたものの、その場にいました。
その背中に呼びかける龍馬。

「これからこの国は血なまぐさい戦いが起こるかもしれん。けどおまんはそんなものに巻き込まれたらいかん」

それを聞いた弥太郎は、龍馬に悔しさをぶつけました。
「巻き込まれるつもりなんかなかった。
おまんが脱藩なんかせず、武市を説得していれば吉田様は暗殺されんかった。
吉田様はわしを唯一認めてくださったお方じゃぞ!!」


龍馬は素直に「すまん」と謝りつつも、なおも弥太郎に言い聞かせます。
「土佐に戻れ」と。
それは命令のような、低く鋭い声でした。

去っていく龍馬の名前を呼ぶも、龍馬はそのまま歩いていってしまいました。
その背中を呆然と見送る弥太郎。

“龍馬はまるで別世界におるような、凄みのある男に変わっちょった”

弥太郎はそのまま土佐へとかけ戻り、家族の前でむせび泣きました・・・・。


そして再び大阪。夜。

殿様がいるので、警護に気合いが入る溝渕。
と、龍馬が気軽に声をかけてきます。
脱藩したことを知っているので、誰かに見られでもしたら、と慌てる溝渕に、
龍馬はのんきに頼みごとをしました。


溝渕に呼び出してもらった武市と、久しぶりに再会する龍馬。
龍馬の度胸に呆れる武市。
龍馬のみすぼらしい姿を見て、「自分のしたことを後悔しているだろう」と言います。

「何しろいまや土佐勤王党は殿様をも動かす力を持ってる。わしのしてることは正しかった」と。

自信満々に言う武市を見て、静かに口を開く龍馬。
「確かに武市さんの言うとおりになったがです。
東洋様がおらんようになったらすべてうまくいく、と」

そして、誰に斬らせたのかを問いかけますが、
「恨んでいた者はたくさんいた。斬られたのは天の道ぜよ」

そんな武市に龍馬は、追っ手が来ていて、武市が怪しまれていることを告げます。
そして、こんなことはもうやめてほしいと説得しようと試みました。
「自分の思うとおりにするために人を殺すなんて間違ってる」

しかし武市の耳には届きませんでした。
逆に、武市は龍馬を再び自分の仲間に引き入れようと勧誘します。

今度は龍馬がそれを断りました。
もう自分は土佐を捨てたから、と。

二人の間には、もうすでに越えられない壁がありました。
それを再認識する二人・・・。


武市は龍馬に背を向けると、土佐の龍馬の家族について話し始めました。
普通脱藩者が出ると、家の取り潰しもよくあることですが、龍馬の家では、兄の権平がうまく立ち回ったようです。
とはいえ、それでも黙らせられなかった上士もいたようで、
武市は「その上士たちはわしが黙らせた」と言いました。

そして「見つからんように出ていきや」と残して、武市は去っていきます・・・。


そのあと。

1人酔いつぶれていた以蔵。
昔から武市に憧れまくっていたのに、自分は何の役にも立っていない・・・とやさぐれていました。

と、武市が声をかけてきます。

武市は以蔵が悩んでいるのを知っていて、以蔵に何の役職もつけていなかった理由について話しました。
(何か他のひとには役職がついてたみたいです)

自分が、気楽に話ができる相手が欲しかったからだ、と。
「おまんには昔のままでいてほしかった」

以蔵を苦しめていたことを詫びる武市に、以蔵は
「先生がそんな風に考えてくれとったとは」と大感激。

大泣きする以蔵をなだめたあと、暗い表情の武市を見て、以蔵は「悩みがあるならわしに話してください!」とすがりました。

そんな以蔵に、武市は「土佐から東洋殺しの追っ手が来ている」とつぶやきます。
「もしわしらがやったことがバレたら、都へは入れない」

実際に殺した仲間はここにはいないようですが、それでもどこから漏れるかはわからない・・・。

武市の横顔を見ていた以蔵は、「自分がやればいい」と決意(>_<)
「わしに大仕事をやらせてください。わしが勝手にやったことにすればいい」
武市に頼み込む以蔵。

真っ直ぐな純粋な瞳で武市を見つめ、
「わしも先生のお役に立ちたいがです!!」

そんな以蔵の肩をつかみ、武市は「・・・おまんはわしの唯一の友ぜよ」と告げました。
その言葉に、再び感激の涙を流す以蔵・・・・。


そして以蔵は明け方、震える手で刀を握りしめ、土佐から来た追っ手を待ち受けました。
追っ手に飛び掛り、“悪いやつなんだから殺してもかまわない”と自分に言い聞かせ、斬ろうとするも失敗。
しかし追いかけ、捕まえ、組み伏せ、
そしてついに布で後ろから首を締め上げました・・・・。

男の手から力が抜け倒れたのを見て、
「人を殺してしまった」と恐ろしくなり、パニックしながら走り去る以蔵。


朝。
ついに殿様が回復し、京へ向かえるぞ、と喜ぶ土佐勤王党。
顔がこわばっている以蔵に、優しい笑顔を向ける武市・・・。


そして道で見つかった遺体を前に、人々は噂しあいました。
どうやら土佐の役人らしいと。

それを見た龍馬は、険しい顔で立ち去ります。
武市がやらせたことだと、わかっていました・・・・。





・・・と言う今回。
弥太郎が龍馬を同行者からかばってた(ごまかそうとした)のが嬉しかったです(*´▽`*)
龍馬の追っ手として来たけど、龍馬を捕まえたくなかったんですね〜。

さておき、武市と龍馬の決別は・・・・(>_<。)
あの二人は何回もお互い「どうかやめてください」「仲間になってくれ」を繰り返してるなあ・・・。
友人だから戦いたくないんだな・・・・と思うと切ない。

そしてどんなに龍馬が自分と考え方が違ってても、龍馬のことを大事に思ってる武市。
龍馬が家族を案じてると思って、家族は大丈夫だと教えたり・・・。


・・・でもそのあとの以蔵を利用したのはショックでした(つД`)
武市にとって自分の気持ちを話せる相手は龍馬だけだって明白なのに、以蔵をだましてるし。
以蔵だけ蚊帳の外にしておいて、「変わらないでほしかったから」なんてありえないのに、
以蔵はそれ信じちゃってあまりにもかわいそうでした。

以蔵は武市に恋心抱いてるんじゃないかと思うくらい一途だったので、ちょっと武市にすがりつくシーンとか「気持ち悪いな・・」と思ってしまったものの、彼の性格とかは優しいタイプだし、龍馬にも好意的なので結構好きでした。

せめて武市が以蔵に「頼む」って暗殺を依頼してくれたら・・・。(それだって嫌だけど)
「唯一の友だ」なんて大嘘ついて相手をだまして利用するなんて
そこまで以蔵はどうでもいい存在なのか・・・・。
posted by 水沢桃子 at 22:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ「龍馬伝」感想

2010年04月25日

「龍馬伝」第十五話

※視聴をやめたので、20話からの感想はありません。

主人公・・・坂本龍馬
ライバル?(ナレーションも)・・・岩崎弥太郎

武市半平太・・・武市道場師範。龍馬の友人で仲間の下士たちから尊敬される、生真面目な武士。
攘夷(異国排斥)派筆頭。
今は『土佐勤王党』という土佐藩下士の攘夷派の集まりを率いている。

上士と下士・・・土佐藩侍身分制度。上士には逆らえない。龍馬や武市、仲間たちは下士。
弥太郎は下士の下の地下浪人


脱藩した龍馬。
姉の乙女への手紙で、「二人会いたい人がいる」と書き送りました。

1人は、自分の生きる道を示してくれる誰か。
そしてもう1人は・・・・・。

龍馬の手紙を読んだ乙女は、「おまんの望む生き方をしいや」と遠くから応援するのでした。


さて、土佐藩から出発した藩主・山内豊範一行は、ついに京に到着しました。
豊範は攘夷派の武市や、側近の柴田備後(武市と手を組んでいる)から、攘夷のための上洛を勧められてやってきました。
武市も土佐勤王党を率いて、同行しています。

京へついた武市は、コネをつけた公家の三条実美(さねとみ)と面会しました。

実美は「幕府は攘夷をやる、やると言うが実行しない」と嘆きます。
そこで武市は、徳川将軍を帝の前に召しだし、その前で攘夷を約束させるという案を出しました。
・・・だから、約束させたって無駄なんだってば。無理だからやってないんだってば(つД`)


一方。
京には、土佐藩からスパイ(実美とのコネ作り)として送り込まれた平井加尾がいます。
加尾をその役目に差し出した兄の収二郎は、久しぶりに加尾と会いました。

加尾の働きのおかげもあって、京へ土佐藩主が来れた、とねぎらう兄。
加尾は曖昧な笑顔を浮かべつつ、龍馬のことを口にしました。
以前武市から来た手紙では、龍馬も土佐勤王党に入った、と書かれていたと。

それを聞いた収二郎の顔はこわばり、「あいつはわしらを裏切って脱藩した。・・もうおまんの知っちゅう男じゃないきに」と冷たく言い放ちます。

加尾と龍馬は幼馴染で、結婚を約束していました。
スパイとして差し出されたため、龍馬と別れさせられていますが・・・。


夜。やっとここまで来れたと、土佐勤王党は大はしゃぎしながら呑んでいました。
相変わらず武市の人気は高く、「さすが先生」「先生のおかげじゃ」とにこやかです。

ところが芸者から、本間精一郎という人物の名前を聞かされます。
本間と言う越後の浪人が、吉田東洋(土佐藩開国派。土佐勤王党に暗殺された)を失脚させ、土佐藩主を京まで連れてきた、と言いふらしているというのです。


翌日。
そんな噂を聞いて、浮かれ気分も吹き飛んだ土佐勤王党は、武市も含めて憤りつつ話をしました。

武市は顔をしかめ、「土佐藩を貶めるような噂が帝の耳に入ったら・・」と深刻そうにうなります。
・・すぐそばで仲間の1人、岡田以蔵がそれを聞いていました(;´д` )


一方、加尾のところへ現れる龍馬。
昔のようにあっけらかんと話しかける龍馬に、加尾はこわばり、困ったように言います。
「いかんきに・・・。兄上に龍馬さんに関わるな言われとる」
そして駆け出していってしまいました。

しばしあきらめられないように加尾のいなくなったあとを見送っていた龍馬は、
やがてため息をついて歩き出します。

一方、加尾は激しく動揺して固まっていましたが、やはり龍馬を追いかけて飛び出していきました。

そして、遠くに龍馬を見つけた加尾は必死に「龍馬さん!」と呼びかけます。
龍馬はその声に振り返り、二人は切なそうに見つめあいました。


そして、二人は改めて話をしました。
脱藩の理由を聞く加尾に、「ちっくと土佐が窮屈になってな。広い世界を見てみとうなった」と答える龍馬。

加尾は、ここに武市が来ていることを教えましたが、龍馬は淋しそうに
「会うことはないき。もう武市さんとは考えが違うてしもうたきに」

「それならどうして京に?」加尾の問いかけに、龍馬は口ごもりながら、それでも
「・・・おまんに会うためじゃ」と返しました・・・。


その夜。

龍馬は加尾に紹介された家に宿泊させてもらうことになっていました。
夜に部屋で二人きり・・・。
龍馬は久しぶりに見る加尾に見とれて、それを正直に照れながらも口にします。

加尾も正直でした。
「私は何も変わっとらん。あの頃のままや」龍馬を見つめ、
「・・・会いたかった」と涙を流しました。

二人の気持ちは昔も今も変わってはいませんでした。
龍馬は加尾を優しく抱きしめるのでした・・・。


・・・そんな幸せな二人と裏腹に、
ひとつの暗殺が行われていました(>_<)


以蔵は飲み屋から出てくる本間精一郎をつけ、1人になったところを襲い掛かります。
前にも一度、以蔵は武市のために暗殺をやっていました。
二回目ともなると、さすがに一回目ほどの動揺はないようです・・・。


翌日。
本間が暗殺された、という話が飛び込んできました。
土佐勤王党は大喜びし、「天罰が下ったんじゃ」と言いあいます。
誰も以蔵がやったとは思っていません。

そんな中、武市はそしらぬ顔で、「礼を言わんといかんのう。殺してくれた奴には」と声を張り上げました。
もちろん・・・以蔵に聞こえるように。

そして部屋を出た武市は、傍らの収二郎に、「以蔵は使えるぞ」とつぶやきます。
収二郎は「は??」ときょとん。


一方、土佐。
すっかり百姓が板についている弥太郎。
しかし野心家の弥太郎は、満足など全然していませんでした(;´∇` )

結局、弥太郎は役職を首になったようです。
上士からの命令を受けていたのですが、果たせなかったので。

浮き沈みの激しい弥太郎の人生。
しかし、母親からは「役職についていたら殺されてたかもしれない、運がいい」と言われます。
同じ役目を背負っていた役人は、以蔵の初回暗殺の相手でした・・・。

それでも苛立つ弥太郎を、優しくなだめる妻の喜勢。
「ご飯が食べられるだけでも幸せと思わなければ」
そんな聖母のような姿に、毒気を抜かれる弥太郎。
父母も、「なんであんないい娘が弥太郎の妻になってくれたんだ」と首をかしげ、
当の弥太郎も「なんでだろう」とつぶやきました。


京。
龍馬の元へご飯を届ける加尾。
うたかたの幸せを満喫する二人・・・。

龍馬は加尾に、自分と会ったことを収二郎には言うなと口止めをしました。
おまんが叱られる、と。
そんな龍馬に、兄はもうすぐ江戸に行くから大丈夫だと言う加尾。

江戸で幕府に帝の御前で攘夷を約束させる計画があることを話しました。
それを聞いた龍馬は、武市が着々と計画を実現しているのを知ります。

「龍馬さんも武市さんと一緒にやったらいいのに」
加尾のセリフに「幕府に攘夷をけしかけてどうするぜよ」
え、とつぶやく加尾に一気にまくしたてます。
「日本はもう異国と交易を始めてるのに、今さら黒船をめがけて大筒を撃て言うがか。
アメリカ人もロシア人もフランス人も斬り殺せ言うがか。
・・・そんなのは無理ぜよ」

そして、「わしはケンカせずに日本を守るにはどーいたらええかを考えてる。
それを教えてくれる人を探して旅をしてるがぜよ


加尾は、改めて龍馬と、武市そして自分の兄収二郎たちが相容れないことを知ります・・。


夜。
また、土佐勤王党の宴。
武市はまたも殺して欲しい人物の名前をあげて、収二郎がそいつの所業を説明しました。
みんなが文句を言い連ねる中で、そっと出て行く以蔵・・・。
それを見送る武市と収二郎・・・。


その翌朝。
殺しがあったというニュースを聞き、加尾は顔をしかめました・・。


そしてついに江戸へ行く許しが出た山内豊範。
じきじきに武市に警護を命じました。
虫けら同然だった下士が、殿様の警護と言う大出世でした・・・。


その喜びを1人かみしめる以蔵。
ところが武市の悪口を言う男がいたので、ムカつき、またしても殺そうと出かけます。
もう暗殺当たり前(つД`)
ていうか見境ない・・。

と、待っている間、そこに偶然龍馬が通りかかりました。
殺すことを忘れて、思わず龍馬に駆け寄る以蔵。

龍馬は脱藩してるので、慌てて以蔵から逃げようとしますが、以蔵は龍馬に抱きついて大喜び。
この二人は以前から仲が良かったのでした。


一方、加尾のところには収二郎が報告に来ていました。
江戸に行くことになった、と興奮する兄。
そしてにこやかに、「もうおまんの役目は終わった。土佐に戻るがぜよ」
・・ってなににこやかに告げてんだよお前ヽ(*゜Д゜)ノ

加尾は衝撃を受け、そして静かに「土佐に戻ってどうするがですか」と尋ねます。
そんな加尾に、相変わらずニコニコしながら、
自分に代わって両親の面倒を見るがぜよ、と言う収二郎。

加尾の悲しみと怒りが口をついてあふれ出ました。
「勝手なこと言わんといてつかあさい!!私は・・・兄上や武市さんの操り人形ですろうか」

涙を流す加尾を、ビックリして見つめる収二郎。
加尾は泣きながら続けました。

「私は・・・龍馬さんと夫婦になる約束をしとったがです。
今さら土佐に戻ったって、あの人はおらんき。
私がどんな気持ちでこの四年間過ごしてきたがか
・・攘夷のためやったら何をしてもええがですか」

そこで収二郎は謝るどころか開き直りました。
「そうじゃ!!何をしてもええがぜよ!!」

「日本が生きるか死ぬかの瀬戸際ながじゃ!
妹を犠牲にしてでも、邪魔をする奴は殺してでも!!」

そのセリフに、最近起こった人殺し事件は・・・まさか・・・とつぶやく加尾。
答えない兄にショックを受け、走り去ります。


そして龍馬のところへたどり着くと、以蔵が招待されていました。
加尾を見てビックリする以蔵。
加尾も無理やり笑顔を作りました。

そのあと、久しぶりに加尾に酌をしてもらって嬉しそうな以蔵。

龍馬が脱藩して驚いた、と言うと、
龍馬は「人にはそれぞれ生きる道がある。みんなが同じ道を歩いては行けんぜよ」とつぶやきました。

「おまんには武市さんがおるじゃろうが」と龍馬が笑うと、以蔵は嬉しそうに言います。
武市先生だけがわしをガキの頃から侍として接してくれた。
わしはバカじゃき。学問は身につかんかったけど、先生に教えてもろうた剣術のおかげで人並みに生きてこれたがじゃ。まっこと優しいお方じゃき」

加尾や龍馬もニコニコとそれを聞きます。
「頑張って武市さんの役に立ってくださいね」加尾が言うと、
「役に立ってるぞ。先生に感謝されちゅう」と声を張り上げる以蔵。
自分は大仕事してるんだ、と胸を張ります。

もちろん二人とも、何をしているのかとのんきに尋ねました。
すると以蔵は急に「言えん」と刀を握りしめます。

その様子から龍馬は感づいて、目をそらし、加尾もちょっと固まります。
以蔵は加尾に「誰にも言わんか」と約束させ、話し始めました。
こないだ人が殺されたけどじつはあれは・・・・。

しかし核心に触れる前に、龍馬が止めました。
「これ以上は聞かんほうがいい」加尾もうなずきます。

しかし以蔵は言いたいようです。
自分の功績を・・・。

そんな以蔵に、龍馬は言いました。
「おまんが武市さんのことを慕ってることはようわかっちゅう。
けど、人の道に外れたことをしてはいかんぞ。
・・世の中にはいろんな人がおるぜよ。意見が違うて当たり前や。なあ?」
以蔵は素直にうなずきました。

「けど、日本が異国のものになってもええっちゅう日本人は誰もおらん。誰もおらんぞ」
以蔵の肩をつかみ、訴えます。
「もう日本人同士でケンカしてる場合じゃないがぜよ。
日本人同士で手取り合って異国に立ち向かわんといかんがじゃき。わかるか以蔵」
うなずく以蔵。

「・・おまんは心根の優しい男じゃき。ケンカはすな」
優しく言うと、微笑んで以蔵に酒を注ぐ龍馬。
「本当に強い男はのう、滅多なことでは剣は抜かんもんじゃ」
以蔵も納得し、二人で酒を呑みました。

別れ際、以蔵は加尾に「龍馬はあんな男じゃったかのう」とつぶやきました。
そして、笑顔で、「こんなに楽しくて気が楽になったのは久しぶりがぜよ」と嬉しそうに言って去っていきました・・・。


龍馬のところに戻った加尾は、龍馬の憤りを見ました。
以蔵は人斬りをやらされとる。
・・こんなことがあってええがか。
こんなことが当たり前になったら日本は自ら滅びてしまうがぜよ。
どーいたらええがじゃ・・・どーいたらみんなをやめさせることができるがじゃ!!」

苛立って悩む龍馬の姿を見つめていた加尾は、
サッパリとした声で「どうして男はすぐ熱くなるのやろ」と呆れたように言いました。
「みんな日本を守りたい言いながら、自分の考えは曲げられない・・・」

そんな加尾を、不思議そうに見つめる龍馬に、
加尾はためらいながらも、ある人物の名前を口にしました。
江戸の勝麟太郎。
幕府の人間で、日本のことを真剣に考えている数少ない人間。
軍艦操練所の頭をやっている人だと。

「その人が龍馬さんの道を教えてくれる人かもしれない」
その言葉に、龍馬の顔がパアアーっと輝きました。

そんな龍馬を辛そうに見つめ、加尾は涙をこらえながら言います。
「私、龍馬さんに会えて嬉しかった。
・・・兄上の言うとおりやった。おまさんは、私の知っちゅう龍馬さんじゃのうなってしまった。
・・・京に来たのは、私にお別れを言うためやったがや」

加尾を見つめる龍馬に、精一杯笑顔を向けて続けます。
「平気や。私はここで龍馬さんと夫婦のような時を過ごせただけで、幸せやき。
どうぞ江戸へ行ってつかあさい。
おまさんは大きなことを成し遂げるために、この世に生まれてきたお人やき。
・・・私のことはもう、忘れてつかあさい」

龍馬は加尾を切なそうに見つめて、やがて「・・すまん・・すまん、加尾・・・」
苦しげに謝りました。

それでも、
「おまんはひとつ間違えちゅう。
わしは・・・本当に、本当におまんに会いとうて来たがじゃ・・・」

龍馬の気持ちを聞いた加尾は、泣きながら胸に飛び込みました。
そんな加尾を抱きしめながら、謝る龍馬。
「龍馬さん・・・ありがと・・・・」

泣きながら、別れを告げあう二人・・・・。


そして・・・。
帝の勅命を受けて、三条実美は出発。
その警護として、武市たちも出発。

武市はちょっと離れたところにいた以蔵を呼び寄せ、自分のそばで歩かせることにしました。
以蔵は大喜び。
そして加尾も、役目を終えたので土佐へ帰郷・・・。

龍馬も単身江戸に向け出発したのでした・・・・。





・・・・という今回。
龍馬と加尾が久しぶりに再会できてよかったです。・゜・(ノ∀`)・゜・。
ちょっとだけだけど、幸せそうで嬉しかった。
でも結局別れてしまうのがわかっているから、切なかったですが・・・。

それにしても相変わらず収二郎は自分勝手ですね(-“- )
土佐は確かにちょっとは下士の価値が上がったかもしれませんが、差別があるのは変わっていない。
なのに「妹に下士のつらさを味あわせたくない」って理由でスパイに差し出しといて、
「役目終わったから」で土佐に帰すんですか。
さすが表向きの理由なだけはあるよヽ(*゜Д゜)ノ
ほんとの理由は考えの合わない龍馬と、加尾を離れさせたかったからでしょうしね。
しかもそれを喜ばしいことのように告げるあたり、
どこまで妹の気持ちに無関心なんだと言いたい。

そして武市。
以蔵が勝手に殺したこと・・・ってするために、依頼すらしない。
武市のために以蔵がやってるのに、それじゃただの捨て駒じゃないですか(つД`)
そんなひどい利用の仕方を延々続けるなんて人でなしすぎる・・・。
しかも収二郎もそれに便乗してるし。

せめて・・・せめて「頼んで」ほしかった・・。
あんなに自分を信頼して慕ってる以蔵があまりにもかわいそうじゃないか〜〜〜。
posted by 水沢桃子 at 12:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ「龍馬伝」感想

2010年04月30日

「龍馬伝」第十六話

※視聴をやめたので、20話からの感想はありません。

主人公・・・坂本龍馬
ライバル?(ナレーションも)・・・岩崎弥太郎

武市半平太・・・武市道場師範。龍馬の友人で仲間の下士たちから尊敬される、生真面目な武士。
攘夷(異国排斥)派筆頭。
今は『土佐勤王党』という土佐藩下士の攘夷派の集まりを率いている。

上士と下士・・・土佐藩侍身分制度。上士には逆らえない。龍馬や武市、仲間たちは下士。
弥太郎は下士の下の地下浪人
龍馬は土佐藩を脱藩しました。


江戸。
千葉道場の佐那(さな・千葉道場の娘)のところに突然陽気に現れる龍馬。

佐那はビックリして、稽古着だったので慌てて着物に着替えて
兄・重太郎に後押しされてドキドキの対面。

龍馬は前に千葉道場で剣術修業をしていて、そのときに佐那から惚れられていました。
それから四年半・・・佐那の気持ちは変わっていないようです。


きっと佐那に会いに来たんだと期待される中、
龍馬は脱藩したことを定吉(道場主・佐那たちの父)に話します。
そして定吉に、勝麟太郎という幕府の軍艦操練所の頭に会いたいと伝えました。

しかし定吉は、攘夷派の脱藩浪人は、幕府が一番警戒する人物で、会えるはずがないと言います。

龍馬の目的が佐那じゃないらしい、とわかり、ショックを受ける重太郎と佐那。
しかし龍馬はその様子にも気づかず、重太郎にすがりつきます。
重太郎は、越前藩邸の剣術指南をやっているらしく、越前藩邸に連れて行って欲しいと。


そんなわけで、ほとんど無理やり越前藩邸に連れてきてもらった龍馬。

北村と言う藩士に会い、そこで龍馬は、藩主の松平春嶽(しゅんがく)様に会わせてくださいとすがりつきます。


その願いが叶い、龍馬は立派な着物を佐那に用意してもらって、感謝したあと、
松平春嶽と対面。もちろん重太郎も一緒です。

春嶽は、土佐藩がいまや武市半平太を筆頭として攘夷派であることから、
龍馬も攘夷派かと聞いてきます。

龍馬は一瞬口ごもりながらも、「はい」と答えました。
その途端、周りの武士たちが総立ちになり、刀を抜きかけましたが、
春嶽はそれを止め、「千葉道場がわしに刺客を送ってくるはずがない」と受け流します。

龍馬も、今は脱藩したので土佐藩士ではないと告げました。
「ならばおんしは何者じゃ?」と問われ、「坂本龍馬ですきに」と返す龍馬。
「からかっておるのか」といわれると、龍馬はにこやかに笑いながら言いました。
「昨日は橋の下で野宿して、今日は紋付袴を来て天下の松平春嶽さまに面会している。
こんな面白い人生送っているのはわしだけですきに」

その答えに大笑いし、「確かに面白い男ですな、千葉先生」と春嶽。
なんと定吉もすでに来ていたようです。
定吉の後押しを受け、龍馬はそこで、目的を願い出ました。

軍艦奉行の勝麟太郎様に紹介してください、と。
驚く春嶽。


その一週間ほど前、江戸城には緊張が走っていました。
帝の勅命をたずさえた三条実美(さねとみ)が現れ、勅命を渡し、悠々と去っていったのです。
勅命の内容は、将軍自ら帝の御前に出向き、攘夷実行を約束しろというもの。

そんなことを言われたって、困り果てる幕府。
今さら異国を追い払うことは不可能。
通商条約まで結んでおいて攻撃したら、必ず戦になり、力の差からいって、絶対に勝てない。

そんな中、将軍後見職の一橋慶喜(よしのぶ)は
自分が帝に向かって口出しするな、と言ってくるといきまきました。
日本の平和は、260年間徳川が守ってきた。
徳川あっての平和であり、帝といえど口出しはさせない。

そんな強気な態度を取る慶喜。
・・・しかしこののち、結局帝の前で攘夷を約束してしまうようです・・・(;´д` )
まあそれはもう少しあとということですが。


でもって、春嶽の紹介によってようやく勝麟太郎に会えることになった龍馬。

なにゆえ勝麟太郎に会いたかったかと言うと、龍馬も龍馬なりに日本を守りたくて、
しかし異国をただ力で追い返す方法は無理だとわかっていたので、それ以外の方法で攘夷(真に日本を守るという意味)をできないかと考えていたからです。
その方法を、自分の生きる道を探し、導いてくれる人を求めていた龍馬。
麟太郎がその存在になってくれるのではないかと期待して来たのでした。

しかし、麟太郎の応対は非常におざなりでした。
会った早々、会話するほどに、「×」マークをつけられていきます。
面白い男だ、と聞いていたようで、面白さを龍馬に期待していたのに、龍馬はいたって普通の男だったので興味を失ってしまいました。

また、龍馬の方も、期待はずれでした。
日本に強い海軍と黒船があって、麟太郎がそこの頭なのだと思っていたのに、
奉行と言っても「並」で特別偉くもないとか、強い海軍があるわけでもないようで、
土佐で見せられた世界地図をここでも見せられたりして(今さら世界の大きさや日本の小ささは知ってる龍馬にとってはどうでもいい)、なんだか思っていた人物と違うようだ、と感じ始めます。

龍馬の必死の訴え「日本を守りたいがです!」も、「気安く言うな!」と怒鳴り返され、
「弟子になりたい」という願いも流されます。
結局、麟太郎は偉大でもなんでもなくただの役人、龍馬は凡人の評価を互いに下して面会は終わりました(;´д` )


しかしガッカリしながら帰ろうとした龍馬は、出口まで見送ってくれた男が、故郷の知り合い、饅頭屋の長次郎だと判明して驚きます。
麟太郎と面会している間に茶を運んできたのですが、そのとき長次郎にそっくりだったので声をかけたのに、そ知らぬ顔をされたのです。
だから他人の空似、それにしてもよく似てる・・・そんな感じに別れかけた龍馬に、
長次郎は同一人物であることを明かしたのでした(;´∇` )

土佐で弥太郎と話をして、弥太郎が以前江戸で勉強したことを糧にのし上がると言っていたので、
江戸で学ぶということが素晴らしいステイタスになると知り、
自分も江戸に来たのだと言う長次郎。

日本が危ないことを感じ、自分も何かをしたいと思っていたようです。
塾の紹介で、今は麟太郎の書生をやっているとのこと。
龍馬と違って、凛とした表情です。

この人はただのチョイ役かと思ってたのに、結構出番のある人物だったんですね・・・(゜ロ゜;)
しかも結構男らしい。


さて、面会が期待はずれに終わってガッカリしている龍馬。
千葉道場で落ち込んでいると、重太郎が声をかけてきました。

「期待しすぎたんだ、勝麟太郎様だって役人なんだ」と言う重太郎に、
「もっと圧倒されるような大きい人かと思ってたのに」とやるせなさを打ち明ける龍馬。

そんな龍馬に、「時代のうねりに1人で立ち向かうなんて無理だ」と辛そうにつぶやく重太郎。

そして、「千葉道場に戻ってきてくれないか」と言いました。
時代のうねりをまともに食らってしまって、今は攘夷派の連中しかいなくなってしまったのだと淋しげに話します。
あの連中は剣術ではなく、ケンカのやり方を学びたいだけ。
このままでは北辰一刀流は滅びてしまう・・・。

「佐那と二人で力になってほしい」
それを陰で聞く佐那。

しかし龍馬は、それはできないと、断ります。
「わしは土佐を捨て、親兄弟を捨てて来たがです。それなのにまだ何も成し遂げとらん」
申し訳なさそうに頭を下げ、その場を立ち去る龍馬・・・。


一方勝麟太郎。
長次郎に肩を揉ませつつ、「坂本龍馬はお前が言うほど面白い男じゃなかったぞ」と言います。
長次郎は、坂本家は下士だったけど貧乏な出ではなかったので、土佐にいれば裕福な暮らしができたはずなのに脱藩するなんてと、驚きを話しました。
何でも知ってる長次郎もビックリか、といわれると、長次郎は「坂本さんは簡単に計れない人ですから」と返しました。

そこへ、武市が会いに来ました。仲間の収二郎と以蔵をお供に。

武市のことを、「いまや土佐を動かす大人物」と称する麟太郎に、顔色ひとつ変えずに
「お殿様のために働いているだけです」と答える武市。

用件は、勅命に対し、一橋慶喜を帝のもとに行かせるつもりらしいのを、やめさせてもらいたいというもの。
勅命は将軍自らが帝に直接攘夷実行を約束するというものでした。

幕府の中でも思い切った言動をするといわれる麟太郎に、進言してもらいたいという頼みでした。


部屋の外では長次郎が、おびえていました。
土佐藩の人間でありながら幕府の麟太郎に仕えているので、もし見つかったら斬られるかもしれないと。

麟太郎が「断ったらどうする?斬るか?」と聞いた途端、
控えていた以蔵の手が、一瞬刀に動きました。

しかしそれを見た麟太郎は、気軽な調子で「やめておけ」と止めます。
自分はこれでも旗本。土佐藩の大殿様(前の藩主)山内容堂とはいつでも会って話ができる仲、だと。

そして龍馬に見せたと同じ、地球儀を見せて、世界の大きさを語りだすも、
武市は冷ややかに「知っちょります。世界がどうであれ日本を汚す者は許さない」と言い捨てました。

それに対し、麟太郎は「お前らも坂本龍馬と同じだな」とつぶやきます。
龍馬とは旧知の間柄である三人はびっくり。

しかし武市は、「もう我々とは無縁の男です。幕府も藩ももういらんと言い放ったがです」と返しました。
その言葉に麟太郎は何か響くものを感じました。

「幕府も藩もいらない・・?」

そして、もしかしたら長次郎の言う通りかもしれない、とつぶやきます。


帰り際、長次郎が出口のところまで三人を見送りました。
さっきの麟太郎の言葉で、長次郎がここにいるのがバレたから。

武市は「・・饅頭屋の分際でつまらんことをしおって
という捨てゼリフを吐いて去ろうとします。

その言葉に衝撃を受ける長次郎。
「武市さんがそういう言葉を使われるようになったとは・・・」

そして武市に向かって真っ直ぐに、
「私にも志がありますき。・・・・お気をつけてお帰りください」と言うと、頭を下げて中へ戻っていきました。


その数日後・・。
品川のイギリス大使館が炎に包まれました。
やったのは、長州藩を中心とする過激な攘夷派・・・。
その中には以前龍馬に攘夷とはなんたるやを教えた、長州藩の久坂玄瑞もいたみたいですね・・。(顔うろ覚えだけど;)


そして。
改めて麟太郎は、龍馬を呼びました。
面会のやり直し。

この間とはうってかわって、下手に出る麟太郎。
「何か聞きたいことがあるんだろう?何でも答えるから言ってくれ」

面食らいつつも、聞きたいことを尋ねる龍馬。
異国と戦になったら勝てると思うか    思わない
ならば異国の属国になっても仕方ないか    冗談じゃない、勝手にはさせん
それならどうしたらいいか・・・・。

麟太郎は何かを言いかけるも、龍馬を見つめ、「どう思うね?」と聞き返してきました。
弟子になりたいと思うほど思いつめていたからには、何か考えがあったんだろうと。
「じっくり考えてみろ」

そういわれた龍馬は、ためらいながらも自分の考えを口にしました。

軍艦操練所というからには、軍艦を操る訓練をしているのかと思っていた。
日本にそういうとこがあるなんて夢にも思わなかった。

「軍艦に興味があるのか」といわれて、「いや・・ありますけんど」
龍馬の考えを引き出していくため、待つ麟太郎。

龍馬は再び口を開きました。

日本は島国。異国は海からやってくる。
だから軍艦・・・強い海軍が必要だと思う。

「その海軍をどうするね?」
再び口ごもる龍馬。

そしてまた口を開きます。

自分は、千葉道場で剣術を学び、北辰一刀流の目録をもらいました。
つまり自分は強い。
けどわしは、人を斬ろうとは思わんがです。
そもそもわしが強いと知ってるもんは、ケンカをふっかけてきません。

「つまりわしが言いたいのは・・・
今日本が異国の言いなりになってるのは、戦をしても勝てないとわかってるから。
けど強い海軍があれば・・・」

そこで、龍馬はハッと気づきました。

誰よりも強い剣の腕があれば、戦にはならない・・・。
海軍を作り、異国の文明を取り入れて異国と張り合えるようになりさえすれば、
ケンカしなくても攘夷を成し遂げられる・・・・。


その考えを、微笑みながら聞く長次郎。
そして、勝麟太郎も龍馬を認めます。
自分の弟子として働いてもらうことに決めたのです。

イキナリ認められ、わけがわからない龍馬に、長次郎は
麟太郎が、龍馬が言ったことを実行しようとしていたことを話しました。


麟太郎は思い出話を始めます。
二年前、咸臨丸と言うオランダ製の船に乗り、アメリカへ渡ったのだと。
そのときの水夫は身分が低い者たちばかり。
「しかし荒波にもまれているうちに、奴ら日本人になった」

「幕府だ長州だ土佐だ、そんなことは関係ない。
俺たちが今日本人として海軍を作らなきゃ日本は消えてなくなる」


長次郎は横から、「日本の船が外洋に出たのは225年ぶりだったそうです」と補足。

麟太郎は再び地球儀を見せ、
「イギリスの船は陸際をそろりそろりと進み、港で補給をしながら日本に来たが、
咸臨丸は違う。
どこよりも広い海を、ただひたすらに真っ直ぐ進んだ。
これは日本人がやり遂げた大仕事だ!」

誇らしげに堂々と言う麟太郎。


龍馬はその咸臨丸を見てみたくなります。
すると麟太郎は、咸臨丸のところまで案内してくれました。
小舟で揺られ、咸臨丸のところまで・・・。

そこで龍馬が目にしたのは・・・
「黒船じゃ・・・!!」

いつか初めて黒船を見た時の、思いが蘇ります。
大きくて真っ黒で、絶対にかなわないと思わせるほどの存在感・・・。

麟太郎は誇らしそうに「あれが咸臨丸だ」と言いました。

感激に震える龍馬。
あの時と違い、乗っているのは全員日本人なのです・・・。


咸臨丸の甲板に上げてもらった龍馬は、
「黒船じゃ、わしは今黒船に乗ってる!!
日本人じゃ、日本人じゃ!!」
と、喜びのあまり初めて日本人を見た人みたいになっていました(;´∇` )

と、船の中に、1人の有名人が乗っていました。
彼の名前はジョン万次郎。
船が難破してアメリカ船に助けられて、アメリカで暮らしていた人物です。
龍馬はいろんなことに興奮&感激しすぎて、もはや口も聞けない有様でした・・・。





・・・と言う今回。
今回は龍馬の師、勝麟太郎に会う回でした。
すぐ弟子にしてもらえるのかと思っていたら、お互い幻滅して去るとは(゜ロ゜;)
そして饅頭屋の長次郎・・・。
チョイ役かと思いきや、割と出番があるだけじゃなくて、結構行動的で男らしい人ですね。
・・・郷里の友人たちが全員敵状態になっている龍馬なので、長次郎との再会は何気に嬉しかったです(*´▽`*)

そして千葉道場・・・。
この一家は好きだったので、また出てきてくれて嬉しかったです。
龍馬が好かれているので、ホッとしますし。
といっても、龍馬にとっては通過点にしか過ぎないのですが・・。

そして武市・・・・。
武市がまさか人を見下すセリフを吐くなんて(つД`)
見下されてつらい思いをさんざん味わってきた下士なのに、人を見下すなんて・・・・。
以蔵も「斬るか?」にそんなすぐさま反応するようになってしまって・・・。・゜・(ノД`)・゜・。


龍馬の言う攘夷は、他の人と違っていていいです。
異国に攻め込まれないだけの力があれば、攻め込まれないで日本を守れる。
そして、対等の力があるからと言って、異国に攻め込もうとは考えない。
ただ守りたいだけ。
こういう考え方なら、共感できますね。
posted by 水沢桃子 at 16:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ「龍馬伝」感想

2010年05月07日

「龍馬伝」第十七話

※視聴をやめたので、20話からの感想はありません。

主人公・・・坂本龍馬
ライバル?(ナレーションも)・・・岩崎弥太郎

武市半平太・・・武市道場師範。龍馬の友人で仲間の下士たちから尊敬される、生真面目な武士。
攘夷(異国排斥)派筆頭。
今は『土佐勤王党』という土佐藩下士の攘夷派の集まりを率いている。

上士と下士・・・土佐藩侍身分制度。上士には逆らえない。龍馬や武市、仲間たちは下士。
弥太郎は下士の下の地下浪人
龍馬は土佐藩を脱藩しました。


江戸で幕府の軍艦操練所奉行・勝麟太郎に会って、咸臨丸を見せてもらった龍馬。
憧れの黒船に乗せてもらい、さらにはそこで土佐の英雄・ジョン万次郎とも会えました。
彼は14歳のとき船が難破し、アメリカ船に助けられ、10年アメリカで暮らしていました。(そのときジョンと呼ばれていた)

麟太郎は万次郎に、操練所作ったら龍馬をリーダーにするつもりだと話します。
そのことに驚きつつも、龍馬は万次郎にアメリカの話を聞きました。

自由があふれているアメリカ。
おそらく最大の大国になるだろうと言う万次郎に、
「なぜ日本に戻ってきたのですか?」と質問すると、万次郎は笑いながら答えます。
わしは日本人じゃ。
アメリカですごいもんを見るたび、これくらいのこと日本にもできる、とこぶしをつきあげた」
心はどこにいても日本人なんだなあΣ(゜∀゜)

麟太郎はそこでも、「本気で海軍を作らないといかん。みんなで力を合わせないとこの国は守れない」と決意を固めていました。
軍艦操練所の奉行といっても、これから海軍を作るわけです。


そして、正式に龍馬は麟太郎の弟子となることになり、
二人は様々な藩邸を訪れ、「藩士を操練所にください」と頼みにまわりました。

久しぶりにイキイキとしている龍馬ヽ(´▽`)/

その喜びを、千葉道場で佐那や重太郎(千葉道場の娘&息子)に話しました。
(千葉道場は龍馬が江戸で剣術修業したとき世話になったところ)
佐那は龍馬の嬉しそうな報告を聞いて、嬉しそうでした。

しかし三日後には江戸を発って大阪へ向かう(操練所は神戸に作られるため)、と聞いて佐那の顔色が変わります。

重太郎が「いつ江戸に戻ってくるんだ」と尋ねたことで、
喜びによって佐那のこと(惚れられていること)をすっかり忘れていた龍馬はハッと気づき、
言いにくそうに「もう江戸には・・・」と答えました。

大ショックを受ける佐那ですが、必死に涙をこらえ、夕ご飯の支度をすると去っていきます。
重太郎は龍馬に物言いたげでしたが、龍馬は謝り、
「けどようやく自分の生きる道を見つけたがです」と言うしかありませんでした・・。


一方京。三条邸。
今の状況として、幕府は勅命を受け、帝に直接攘夷実行を約束するはめになっています(;´д` )
三条実美(さねとみ)から、幕府は将軍家茂ではなく後見職の慶喜を向かわせるのようだと告げられる武市。
将軍自らが来ないことで、のらくら逃げるつもりだと言う実美に、武市は
「自分を慶喜公に会える身分に上げてもらえるよう、藩に働きかけて欲しい」と願い出ました。


そして夜。
またも大盛り上がりの土佐勤王党。(何回君たち宴会やってるの・・;)
先生のおかげでこんな酒が飲める、土佐藩士言ったら一目おかれる、と自分たちのリーダー・武市を褒めちぎる藩士たちの中、1人「武市さんばかり出世してわしらは何も変わっとらん」と反発する人がいましたΣ(・ロ・ )めずらしい

途端に場は険悪になり、仲間の1人で特に武市を崇拝している岡田以蔵はそいつにつかみかかります。
なんとか二人を抑え、以蔵は刀を持って出て行こうとします。

と、その背中にそいつが、「今夜は誰を斬りに行くんだ。おまん、なんて言われとるか知っちゅうか。
・・“人斬り以蔵”や!」と怒鳴りました。

振り向いた以蔵の顔は凍りついていましたが、そのまま部屋を出て行きます・・・。

そして、暗殺家業をこなす以蔵・・・(T-T)
彼は武市の命令で暗殺をやらされているのです・・・・。


そのあと。
武市のところで褒美を受け取る以蔵。
ていうか背中で「褒美じゃ」はないんじゃないか・・・(ノд<。)゜。武市・・・。

しかし以蔵が固まったままなので、「どうした」と聞くと、以蔵は思わず
「・・・わしはいつまで人斬りを・・?」と尋ねてしまいます。
でも武市に見つめられると、慌てて「なんでもないです」と立ち去りました・・。


一方龍馬は、江戸での最後の一日を迎えていました。

恒例の藩邸めぐり、「まずは土佐藩だ」と言われてギョッとします。
緊張でこわばりながら、大殿様(前の藩主)山内容堂との初対面です・・・。

待ってる間、「容堂公に会ったことがあるのか」と麟太郎に聞かれ、龍馬はないと答えました。
土佐では下士が殿様に会えることは通常ないことなのでした。

そしてのんきに現れた容堂と、麟太郎は操練所の話を始めました。
その後ろから、龍馬はおっかなびっくりという顔で、容堂を見つめます。

容堂は快く、藩士を操練所に行かせることを受け入れました。
そこで麟太郎が、「土佐の脱藩浪人を弟子に加えましてね」と話をすると、
雰囲気が変わりました。

麟太郎は面会時、龍馬のことは用心棒としか紹介していなかったのですが、
ここにきて「その弟子だけ脱藩の罪を許してくれないでしょうか」と頼みます。
もし許されれば龍馬も名乗れるわけですね。

しかし容堂は「脱藩は藩に対する裏切り。つまりわしに対する裏切りじゃ。許す訳にはいかんのう」とするどく返します・・・。
「近頃は土佐にも気概のある若者が増えたが、調子に乗る輩もいる・・・」
不気味に目を細める容堂・・。


面会が終わって、麟太郎は、龍馬に
もしかしたら操練所は各藩の藩士しか入れないというきまりになるかもしれないから、
龍馬の罪を許してもらいたかったと話しました。

そして容堂の印象を尋ねられた龍馬は、「底知れぬ恐ろしさを感じた」と言います。
麟太郎はキッパリと、「土佐一国を動かしてるのは藩主豊範(とよのり)公でも武市半平太でもない。あの御仁よ」と言うのでした。


夜。
藩邸に帰らず、飯屋のなつという女性のところに泊めてもらう以蔵。
どうやら彼女と恋仲になっているようです。
仲間たちのところにはあまり帰りたくないんですね・・・。

しかし夜中、暗殺される夢にうなされて飛び起きる以蔵。
泣きながら、「わしは好きで人斬ってるわけじゃない・・・・武市先生のために・・・・」
子供のように大泣きする以蔵を、わけもわからず抱きしめるなつ。
以蔵の心は限界に来ているようです・・・・。・゜・(ノД`)・゜・。


その武市は、仲間の平井収二郎と共に飲んでいました。(といっても武市は下戸なので、茶ですが)
忙しくて疲れている様子の武市を気遣い、「酒がダメなら女遊びでもしたらいいのに」と勧める収二郎。
しかし生真面目な武市は、そんな気にはならないようでした。


そして土佐の武市の妻・冨のもとに、武市からの手紙が届きました。
淋しい思いをさせてすまないと謝りながら、計画が順調であることを書き記していました。
“もうしばらくの辛抱だ。幕府に攘夷を約束させ、大殿様山内容堂公が土佐藩の攘夷の旗頭になる。
そうしたら土佐に戻る”
手紙には、冨の似顔絵(多分)を書いた扇も添えてありました。
それを読み終わり、ふっと暗い顔になる冨。

仲がいい龍馬の姉の乙女に、その手紙を見せると、乙女は喜び、
武市の妻思いをうらやましがります。
しかし冨は、武市の身分が高くなると危険なことに巻き込まれるかもしれないと、その身を案じていました。

坂本家でも、武市のすごさが話題になりました。
本当にすごい人だ、と。
・・・そして脱藩までした龍馬は何やってるんだろう、と(;´д` )

乙女は、最近は手紙も来ないと文句を言います。(って結婚したのにまた里帰りですか??)
しかし、みんな龍馬なら異人を何人も斬り殺したかも、なんといっても北辰一刀流(千葉道場の剣術)の目録までもらったくらいだから、とにこやかに盛り上がりました。
そこで龍馬の兄の権平は、「いや龍馬はケンカが嫌いだから、“申し訳ありませんが自分の国に帰ってください”と頭をさげるだろう」と言い、みんな「かっこいいのかかっこ悪いのかわからない」と苦笑します。
ああ・・・なごむ一家だ(#´∀`#)
そして兄ちゃん、龍馬のことわかってる・・・。

そこへ、弥太郎がやってきました。
龍馬とは大阪で会ったといい、家族の気を引いてあがりこみます。
そして本題「金貸してくれ」
・・・・・。
家族は一気に冷めた顔に(; ̄∇ ̄ )

どうやら弥太郎は、地震災害で家が壊れた人たちに木材を売りつけようとして、買ってもらえなかったようです。
その木材を買った金を貸してくれ、もしくは木材買ってくれと頼み込む弥太郎。
独自に商売の道を歩んでいるようですね。(失敗してるけど)

自分は龍馬の親友だとプッシュするも、家族からは「龍馬からそんな話聞いたこともない」
都合のいいときだけ龍馬を利用する弥太郎・・・。
しかし権平が、なんと木材を買うと言い出しました。
なんてお人よしなんだΣ(・ロ・ )


一方。
ついに江戸を発つことになった龍馬は、千葉道場で挨拶をしました。

重太郎は未練たっぷりに、「戻ってきてくれ坂本君。これで最後なんて思いたくない」となおも食い下がります。
妹思い(道場のためでもあるけど)な兄・・・。

しかし返答に困る龍馬を助ける父の定吉(道場主)
坂本には坂本の生き方があるのだ。これは誰も邪魔することはできん」
すると佐那も、「父上のおっしゃるとおりです」
凛とした表情で、「坂本さんの選んだ道は日本を守ることなのですから」と言います。

定吉は龍馬に、どんなに辛いことがあっても、志したからにはやり遂げろと励ましの言葉を送りました。
龍馬は「はい!」とキッパリ誓い、
悲しそうにそれを聞く佐那と、気落ちした重太郎。

そして最後に、龍馬は佐那との手合わせを頼みました。

打ち合いながら、今までの千葉道場での稽古の日々が浮かんできます。
「ありがとうございます、お佐那様に教わった剣はわしの宝ですきに!」
それが龍馬に言える、佐那への最高の言葉なのでした。

そしてしばらく打ち合ったあと、ついに龍馬は佐那を破りました。

面を外し、佐那は涙をこらえながら「本当に・・強くなられましたね」と言いました。
「・・いざと言うときは、きっとその腕があなたを守ってくれることでしょう」

龍馬は、佐那を見つめ、本当に最後の言葉を告げます。
「生涯お佐那様のことは忘れませんきに。・・ありがとうございました」

そして龍馬は、長次郎(麟太郎の弟子・同じ土佐藩出身)と共に麟太郎のところへ・・・・。


龍馬が去ったあとの千葉道場。
佐那は、定吉に、「父上も私と坂本さんが夫婦になって道場を継ぐことを望んでいたのでしょう?」と尋ねました。
「当たり前だ」定吉は静かに答えます。
「親なら子供の希を叶えてやりたいと思うものだ」

そんな父に微笑み返し、佐那は言いました。
「私はもう誰の嫁にもなりません」

困った顔をしている父と兄に、「心配しないでください」
穏やかな瞳である一点を見上げながら、
「私は幸せです。・・だって坂本さんはここにいるのですから
瞳の先には、『坂本龍馬』と書かれた木の板・・。
門下生として、龍馬の名は永久にここに残っている・・・。


そして龍馬は船で大阪へ旅立ちます。
しかしどこか複雑な気持ちで回想する龍馬・・・。

容堂との面会のとき・・・。

調子に乗りすぎる輩について話す容堂。
「“私は日本のため、帝のため、大殿様容堂公のため働いている”と言っている」

麟太郎が「もしかしてそれは・・武市半平太ですか」と尋ねると、「そのとおりだ」
「忠義にあふれた家臣かと思いますが」と言う麟太郎に、容堂は機嫌悪そうに続けました。

土佐では下士は犬猫同然の扱いながじゃ。
下士の分際で藩を動かそうなど虫唾が走る!

・・口ではわしのためと言いながら、武市はわしの支えじゃった吉田東洋を闇討ちにしたがじゃ。
そんな輩を許してもいいと思うか、おんし!」

なぜか容堂は龍馬をにらみつけます。バレてんのかなΣ( ̄ロ ̄lll)

そこで龍馬は言いにくそうに、しかしキッパリと
「土佐勤王党の目的のひとつは、謹慎となっていた容堂公を助けることだと聞いています。
忠義ひとすじだと思います」と武市を弁護。

それに対し容堂は、「よう知っちゅうのう。まるで土佐藩士のようだ」と
不敵に微笑みました・・・・・。



しかしその頃武市は、上士に取り立てられていましたΣ(゜Д゜;)
しかもこのことは容堂の承諾済みらしく、武市は大感激します。

けれども江戸の容堂は1人、「上り坂もここまでじゃ、武市」

容堂の思惑はまだ不明・・・・・。




・・・という今回。
龍馬がイキイキしているのは嬉しいです♪
今回は千葉道場の人たちとお別れする回でもあったので、それはとても淋しかったのですが・・。
三人とも好きだったので。
でも引き止めたのは重太郎だけで(それも佐那のためだし)、定吉も佐那も龍馬を送り出そうとしてくれて、ああ本当にいい人たちだなあと・・・。・゜・(ノД`)・゜・。
ずっとここにいてくれよとつい思っちゃったくらいです。

そして今回も・・・以蔵がかわいそうすぎた。
いつの間にか、しっかり暗殺依頼(命令)を出している様子ですが(褒美までとらせて)
背中向けたままで「褒美じゃ」はひどいし、
以蔵が人斬りをやってることが仲間たちにもばれてるじゃないですか。

それならどうしてみんな、「以蔵はすごい」「武市先生のために大仕事してるんだな」って以蔵を褒め称えないんでしょうか?
武市を誉めるなら、以蔵も誉めるべきだろうヽ(*゜Д゜)ノ
だって以蔵は武市のために人斬りやってるんだから。
武市の命令で人を斬ってるんだから、武市が正しいと思うなら以蔵も正しい。
そうでなきゃ、武市先生はすごいって言うのがおかしいでしょう!!土佐勤王党!!
仮に以蔵が勝手に人を斬ってたと思われたとしても、それを武市が止めない点で武市の指示だとわかるはずだし。
なんで以蔵だけ孤立して、しかも責められて、武市先生すごいになるんだおかしいだろ〜が!!

武市だって、以蔵のこと初めて利用したとき「おまんだけが唯一の友だ」などと嘘ぶっこいたくせに、
なぜフォローしない!
褒美やるよりも、以蔵にとっては武市からの誠意ある言葉やいたわりのほうが全然価値があるんですよ!
嘘つくならずっとずっと嘘つき続けるべきでしょう(つД`)
なぜ武市は以蔵の気持ちを利用したくせに理解していないんでしょうか・・。
妻に優しい手紙書くくらい思いやり深いくせに、どうして以蔵には・・・・。

もしみんなが以蔵を誉め、武市からも感謝されてたら、以蔵はあんなに苦しまなかったはず。
武市が忙しくてフォローができないなら、せめていつもそばにくっついてる収二郎がフォローに回るべきだろうがヽ(*゜Д゜)ノ
武市が言うよりは効果薄いだろうけど、それくらいやってほしい。

・・・・・・なんか激しい憤りで長くなりました。
だって以蔵がかわいそうすぎるから・゜(≧Д≦)゜・

しかし、武市信望者しかいないと思っていた土佐勤王党にも、武市をねたむ人がいたのにはビックリでしたが。
その武市がまさか大殿様から嫌われてるなんて誰も思ってません・・・。
武市自身も。

でもどうして武市を嫌ってるくせに昇進させたんでしょうか容堂・・・。
意味がわかりません。
武市を頂上まで持ち上げて大喜びさせて一気に墜落させて楽しもうってことなのだろうか・・・。
最悪。
大体下士は犬猫と同じ、下士の分際で・・・
ってなセリフを殿様がはく国って最悪です。
大体前の殿様のくせにいつまで偉そうなんだこの人・・・・・。
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2010年05月15日

「龍馬伝」第十八話

※視聴をやめたので、20話からの感想はありません。

主人公・・・坂本龍馬
ライバル?(ナレーションも)・・・岩崎弥太郎

武市半平太・・・武市道場師範。龍馬の友人で仲間の下士たちから尊敬される、生真面目な武士。
攘夷(異国排斥)派筆頭。
今は『土佐勤王党』という土佐藩下士の攘夷派の集まりを率いている。

上士と下士・・・土佐藩侍身分制度。上士には逆らえない。龍馬や武市、仲間たちは下士。
弥太郎は下士の下の地下浪人
龍馬は土佐藩を脱藩しました。


龍馬は勝麟太郎(幕府の軍艦操練所奉行)の弟子となり、同じく同郷の長次郎(饅頭屋の息子)と共に大阪へ向かいました。

大阪では早速『勝塾』が開かれ、各藩の藩士たちを集め、海軍士官を育てるための勉強が始まります。

龍馬や長次郎もその仲間に加わろうとしますが、塾頭の佐藤与之助は「勝先生に命じられたことをしろ」と怒鳴りつけます。

二人が命じられていたのは、大阪で仲間(門下生)を集めることでした。
二人はすぐに町へ向かいます。


しかし、突然見知らぬ人に話しかけられ、しかも「いい体つきだ」「海軍に入らないか」と誘われてOKする人はいませんでした(;´∇` )

落胆しているところで、ふとハラヘリ浪人を発見。
早速近づいてみると・・・なんと、龍馬と共に脱藩した沢村惣之丞でしたΣ( ̄ロ ̄;)
一緒に脱藩はしたものの、そのあと龍馬は薩摩を見学に行きたくなり、別れたのです。

ご飯をおごりつつ脱藩してからのことを尋ねると、
彼は道々攘夷を説きながら過ごしていたようです。

そこで龍馬は惣之丞に誘いをかけました。
自分は今海軍を作っているところなので、海軍に入らないか、と。

しかし幕府のために働いていることを知った惣之丞はキレました。
幕府は開国派として、異国と交易をしているので、攘夷派にとっては敵となります。
裏切り者呼ばわりされ、刀で斬られそうになる龍馬。

そんな彼と、刀から逃げつつ説得をするのはなかなか大変でした。
しかし龍馬は頑張って声を張り上げます。
勝麟太郎先生は、幕府の役人ではあっても、他の人とは違うこと。
自分たちも、日本を守るために海軍を作ろうとしていること。

「刀では軍艦には勝てない。軍艦には軍艦だ」
龍馬の言葉に、惣之丞も言い返せません。


一方江戸城では、将軍家茂が上洛に悩んでいました。
今の状況として、幕府は将軍自ら、帝に直接攘夷を約束しに行かなくてはなりません。
が実際には、異国との戦力差がある以上、攘夷は不可能なのです。

そんな家茂に、後見職の慶喜は「とりあえず攘夷を約束しさえすればいい」と提案しました。

そして、京。
公家達は、もうすぐ幕府が攘夷実行を約束に来ると、楽しみに待っていました。
しかしそこで武市が、「攘夷を約束すれば帰れると考えているかもしれない」と読みました。
そこでひとつの妙案を出します。


さてその一方で、龍馬たちはやっと仲間を加えて、学び始めました。
惣之丞は龍馬の説得によって、仲間になることを受け入れたのです。
やる気になった惣之丞を見て、龍馬も嬉しそうですが・・・・
惣之丞は、どうやら“異国を倒すために軍艦を造る”のだと思い込んでいるようですΣ( ̄ロ ̄lll)
しかも、集まった藩士たちもまた同じ考えのようでした。

それを知って呆然とする龍馬と長次郎。
なにしろこの海軍は、日本を守る盾の役割であり、剣ではありません。
ケンカせずに日本を守るためのものなのに、誰もそれを理解していないのです。

それに衝撃を受け、龍馬は塾頭の佐藤与之助に尋ねました。
しかし「そんなことはお前が考えることじゃない」と言われてしまいました。
麟太郎に直接話をしようにも、今麟太郎は京へ行ってしまっているとのこと。
家茂が京に来るので、上洛するまでは帰ってこないそうです。


そしてついに、家茂が京にやってきました。
幕府が朝廷の前に出るのは229年ぶりのことです。

攘夷実行を約束した家茂に対し、公家はその期日を尋ねてきましたΣ(゜Д゜;)
そしてハッキリした期日が決まるまでは、京に残るように命じたのです・・・。


夜。
そのことについて顔をしかめる人物たち。

京守護職・松平容保、薩摩藩主・島津久光、宇和島藩主・伊達宗城・・・そしてもう1人、土佐藩主の山内容堂。

攘夷実行の期日を決めさせる・・・それは誰かの入れ知恵に違いない。
長州か、土佐か・・・。
そこで三人は、チラリと容堂の顔を見ました。

しかし容堂は、自分はそんなことをしないと答えました。
が、土佐の『土佐勤王党』の攘夷活動は有名です。
そのことを突かれた容堂は、「あれはもうおしまいじゃき。ご心配なく」と不気味に微笑むのでした・・・。


さて、容堂におしまい呼ばわりされた土佐勤王党ですが、大いに盛り上がっていました。
なぜなら、武市が容堂に直接呼ばれて、働きを誉めてもらえることになったからです。
なんてかわいそうなんだろう(つД`)みんな超大喜びです・・・。
自分たちのしていることが正しいと、大殿様に認めてもらえたと思っています。

・・・そして面会。
容堂は武市の顔を見て、「なるほどそういう顔をしていたのか」と言いました。
殿様が下士に直接会うことなど、普通はありません。
武市の方は、以前意見書を誉めてもらったとき城に呼ばれたので、顔を見ていましたが。

容堂は武市に、土佐勤王党から三人ばかり藩士を差し出してもらいたいと言いました。
勝麟太郎の操練所に藩士を出す約束をしたからと。

それを知った武市は思わず「幕府に力を貸すなんて・・」と口走り、側近に注意され
慌てて頭を下げました。

そのあと容堂は武市に、勝麟太郎のところに土佐の脱藩浪人がいたと話します。
思わず「えっ!?」と驚く武市。
容堂は目を細め、「わしの前ではそ知らぬ顔をしていたが・・確か坂本龍馬
その名前に動揺する武市。

麟太郎が容堂に藩士を貸してくれと頼んだとき、龍馬もそばに控えていました。
やっぱばれてたみたいです・・・!

と、気軽な調子で
そうじゃ、坂本の脱藩は許してやろう。これからは勝殿の操練所で藩士が世話になることだしな」
などと言い出す容堂Σ( ̄ロ ̄;)
なんで!!!???
だって前に麟太郎が頼んだときは「許す訳にはいかない」なんて断ったくせに・・・!??


退室した武市は腰が抜けてぶっ倒れ、仲間たちに介抱されます。
誉めてもらったと聞いて、有頂天の仲間たち。
・・・容堂は一体何を考えているんでしょうか、さっぱりわかりません( ̄_ ̄|||)

と、密かに仲間の1人、収二郎が森下と言う容堂の側近に呼ばれました・・・・。


一方、龍馬と長次郎。
大阪にいる間、大和屋という石炭を扱う店に世話になっていました。

龍馬は訓練所の訓練生(各藩の藩士たち)がみんな異国と戦うために学んでいると言う事実に頭を抱えていました。

そこへ店の娘・徳がお茶を運んできました。
かしこまって茶を受け取る長次郎に笑いかけ、「変わったお侍さんですね」と言います。
そこで長次郎は、実は自分は偽侍であることを明かしました。
本当は饅頭屋のせがれで、侍ではないこと。
しかし勝麟太郎の弟子になったとき、世の中を変えるには侍が一番、ということで近藤という姓をもらって侍にしてもらったのだ、と。

それを聞いた徳は、むしろホッとしたと言います。
「同じ商人ならどっちが上も下もないですから。これからは徳と呼んでください、私も長次郎さんと呼びますから」
なんだこの雰囲気(゜ロ゜)

イイ感じに照れあう二人・・・ですが、そこにいた龍馬はとりあえずそれをぶち壊し、自分がそこにいることをアピールしつつも、二人が仲良くなるのはいいことだと言うのでした。


そのあとで、龍馬のところに土佐勤王党の藩士三人が現れました。
再会を喜ぶ龍馬とは裏腹に、みんな仏頂面です。

長次郎が刀を指しているのも目ざとく見つけ、問いただすと、ビクビクする長次郎のかわりに龍馬が説明しました。
侍ってだけでなんて偉そうなんだ・・。

しかしその説明を聞き、「おまえも勝に寝返ったのか」とキレる彼ら。
でも龍馬は、「これからはおまんらも勝先生の元で学ぶ仲間じゃろうが」と笑います。
だから三人は不機嫌顔だったのですね。

しかしそれでも、自分たちを選んでくれた(認めてくれた)武市のことは尊敬しているようです。
「一生武市先生についていく」と相変わらず武市の人気はすごい。

三人から、武市が容堂にじきじきに誉められ、藩士を送るよう命じたと聞かされた龍馬は顔を曇らせました。
なぜなら、大殿様が武市をよく思っていないことを本人の口から聞かされていたからです・・。


一方武市。
攘夷を決行したあとのことを早速考えているようです。
それについて、薩摩や長州、越前の同士たちと話をするために、段取りを収二郎に頼みました。
が、なぜか収二郎はボケっとしています。

再三名前を呼ばれ、ハッとした収二郎は慌てて、数人の仲間たちと共に段取りを組むために立ち去りました。

あとには武市と、仲間の1人、岡田以蔵だけが残りました。
武市は何も言わず去っていこうとしますが、以蔵がそれを呼び止めます。
しかし武市は、「おまんはいい」と一言。

以蔵はうつむきながら、操練所のメンバーに選んでもらえなかったことをつぶやきます。
「選ばれたかったのか」と聞かれると、「そうじゃない」と言いますが、
武市は「おまんは龍馬と仲がよかったきにのう」と続けました。
しかし以蔵は首を振って、「そんなこと・・思っちょらん」

以蔵はただ武市の役に立ちたいだけです・・。
延々やらされてる人斬り以外で、武市の力になりたいだけ・・・。

ところがそこで武市は、気を変えたように「おまんに大仕事を頼みたい」と言い出しました。
結局人斬りかよ!!Σ( ̄ロ ̄lll)いい加減にしてほしい・・。


で、収二郎は仲間たちを先に送り出し、一人でボケっと考え事をしていました。
容堂の側近に1人で呼ばれた収二郎は、驚くことを言われたようです。
「なぜお前ほどの優秀な男が武市の下で働いているのか」
「大殿様は、これからは武市じゃなく平井収二郎が藩を引っ張っていくべきと考えておられる」

収二郎はビックリしたものの、まんざらでもないようです。
下士を虫けら呼ばわりしている容堂が、そんなこと考えるはずないなんて知りもしない収二郎・・・(T_T)


一方・・・。
以蔵は名前を偽り、勝麟太郎に会いに京へやってきました(つД`)

ところが刀を握りしめて、いざ面会(殺害)というところで・・・
なんと部屋の中から龍馬の声が!!!
驚いた以蔵は慌てて、声を変えると逃げようとしました。

しかし龍馬が以蔵だと気づいて、中に入れます。
名前を変えて会いに来た時点で、龍馬もそして麟太郎も、以蔵の目的が暗殺だとわかっていました。

困り果てて逃げようとする以蔵につめより、「武市さんの命令か。おまんはまだ人斬りをやってるのか」と怒る龍馬。
そんな龍馬を止め、麟太郎は「そいつも頑張って仕事してるだけだろう」などと言い、
「まあ俺の話を聞け。聞いてから斬れ」とのんきなセリフ。

そして奥から地球儀を引っ張り出してきました。
龍馬はすかさず「先生、それは役に立ちません」と突っ込みますが、
「言わしてくれよ、高かったんだから」と続行する麟太郎。

この地球儀、龍馬と初対面のときも、武市と初対面のときも引っ張り出してきました。
そしてともに、「そんなことは知っている」とあっさり言われてしまったものでした。

そしてまた、麟太郎は地球儀を回し始めます。
「ここがアメリカ、ここがヨーロッパ・・・」
龍馬はハア〜とため息をつきながら、終わるのを待っています。
「・・で、日本はこのはじっこの小さい島国だ!」\(^O^)/

・・・・・・・・・・・・・。
「ええええっ!!??」Σ(゜Д゜;)

以蔵は仰天して、地球儀に飛びつきました。
その反応に、龍馬は「ええっ!?」と驚きます。

「本当に!!??」
以蔵は目を大きく見開き、食い入るように地球儀を見つめています。
その反応を見て、麟太郎は思わずよっしゃ〜〜!!のガッツポーズ。
この反応が見たかったんですね?

「おまん、知らなかったのか以蔵」
龍馬はそのことにビックリ。

しかし、龍馬だって、土佐の物知りのところで世界地図を見ていなかったら、今も知らなかったかもしれません。(武市も同じところで見た)
以蔵も武市と一緒に麟太郎に以前会っていますが、そのときは武市が地球儀を見せた麟太郎にすぐさま「そんなことはどうでもいい」と言ったため、以蔵が世界地図を見る機会はなかったわけです・・。

目を丸くして驚く以蔵を、麟太郎は「素直なやつだな、よし気に入った、飲みにいこう!!」とルンルン気分で地球儀をしまい、飛び出していきました。

龍馬は以蔵に「おまんも海軍に入るぜよ!」と誘いをかけますが、以蔵は首を振り、「武市先生に叱られる」と断ります。
しかし「どうせ叱られるがぜよ。勝先生を斬れんかったきにのう」
パニくる以蔵をとっつかみ、麟太郎のあとを追いかける龍馬。


飲み屋で、困り果てる以蔵に、麟太郎は「難しいことは考えるな」とおおらかに笑いました。
龍馬も、「京は物騒だから先生が京にいる間、以蔵が先生の用心棒をしてくれたら安心して大阪に帰れる」と笑います。
おおらかな二人だ(;^∇^ )

そこで麟太郎は、龍馬が自分に会いに来た理由を聞きました。
龍馬は早速悩みを打ち明けます。
操練所で、みんな軍艦で異国を倒すつもりで勉強しているということ。
異国と対等になるまで戦を起こさせないための海軍だということがわかっていないと。

どうしたらいいのか・・・。

麟太郎は「そんならほっとけ」Σ( ̄ロ ̄lll)
ビックリする龍馬に、
「人は口で言ってもわかるもんじゃねえ。お前さんは間違ってる、と言って素直に認めるのは、
ここにいる以蔵くらいのもんだ、なあ」
以蔵目をぱちくり。ホント素直でいい奴だよね、以蔵は(つД`)

「そのうち人は肌で感じ取る」
反論しかける龍馬をおとなしくさせ、続ける麟太郎。
「あの塾のいいところはな・・藩の隔たりがない」

いろんな藩から藩士をかきあつめて作られた勝塾。
龍馬はうなずきます。

「次に、人の上下の隔たりがない」

いろんな藩の藩士たちが、みんな平等に学んでいる。
龍馬は再びコクリ。

「そして黒船を動かすには、どうしても西洋の学問を学ばなきゃなんねえ。
・・そのうち奴ら、必ず悟ってくれる」
麟太郎は続けます。
「“拙者なになに藩の藩士でござる”・・じゃダメなんだ。
“俺たちは日本人だ”・・・そう悟ってくれる・・」

「西洋の文明のすごさを知れば、異国と戦争をするのが愚かなことだってすぐわかる」
龍馬の肩を叩き、ニッコリ笑います。
「おめえたち若いもんはそういう柔らかい頭を持ってる。だから俺はおめえたちのこと頼みにしてんだぜ」

麟太郎の言葉に励まされた龍馬。
大阪へ戻ります、と晴れやかに笑い、立ち上がりました。

取り残されとまどう以蔵に、「先生を頼んだぞ」と勝手に約束をして去る龍馬。
以蔵は困っているものの、結局麟太郎に差し出された酒を素直に受け取ってしまいます。
ひたすら流される以蔵・・。
麟太郎は以蔵に、「なんでおめえ、ああいう奴とつきあわねえんだ?」と尋ねるのでした・・。


一方武市は、再び容堂と面会をしていました。
攘夷決行の暁には、土佐、長州、越前、薩摩が政を行うべきと言うようなことを述べる武市。

しかし容堂は、「関ヶ原以来、山内家は幕府より土佐を賜っている。幕府と肩を並べることなどおこがましい」と言い出します。
それはかつて、土佐の改革を任されていた吉田東洋(開国派)が言った言葉でした。
武市は東洋が邪魔して、攘夷派の容堂のために働くことができないと思い込んでいたのですが・・・。

驚いている武市は無視して、容堂は側近の森下に「もう土佐に帰るぞ。江戸も京も飽きた」と告げます。

その言葉にさらに驚き、慌てて武市は、
「土佐はいまや攘夷の旗頭です。大殿様はいまや将軍家を動かし幕府を正す力を持っておられる。なのに今土佐へ帰るなんて・・」と叫びました。

そこで容堂はついに本心をぶちまけました。

「わしは攘夷派の阿呆どもが強欲な公家を担ぎ出し、将軍家を困らせるがを見るがはもううんざりじゃき!!」


フラフラとショックを受けながら退室した武市。
しかし部屋には誰もいません。

その頃収二郎は、容堂の思惑にはまり、1人公家の三条実美に「これからは自分が中心となって藩の改革をやります」などと宣言をかましていました(;´д` )

以蔵も結局麟太郎の用心棒をやっています。

そして操練所に送り出した仲間たちもイキイキと勉強に励んでいます。

・・たった一人で放心する武市。

容堂は「これで武市の周りには誰もいなくなった」と大笑い・・・・。


そして・・。
文久3年4月20日・・・。
ついに、「5月10日に攘夷実行をする」と期日を決めた幕府(>_<)

攘夷実行までもう少しとなってしまいました・・・・・。




・・・と言う今回。
まさかあの収二郎が武市を裏切るなんてΣ(゜Д゜;)
まあ・・延々虐げられてきた下士ですから、自分の力量を認めてもらえて有頂天になるのは当たり前ですが・・。武市だってそうだったんだし。
でも、上士と下士制度を黙認している殿様なんだから、下士を虫けらと思ってないはずがない(T_T)
収二郎の力量なんか知ってるはずがないよ・・・。

以蔵はひとまず武市から逃れられてちょっとホッとしましたけど(;^∇^ )
武市のそばにいると人斬りしかやらされないから。
もう痛々しくて見てられなかったので・・・。
操練所の仲間に選ばれてればなあ・・・。

しかし容堂も、さんざん土佐勤王党を黙認しといてイキナリ突き放すなんてひどすぎる。
まあ武市がとってきた行動も、全部自分勝手なものだったからしょうがないといえばしょうがないのかもしれないけど・・・(T_T)
殿様との連携が全然できてない国だからね・・。
しかし殿様に見捨てられたこの状況・・・これから先はどんどん転がり落ちていくだけかと思うと見てるのが辛くなってきました・・・・。
posted by 水沢桃子 at 17:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ「龍馬伝」感想

2010年05月20日

「龍馬伝」第十九話

主人公・・・坂本龍馬
ライバル?(ナレーションも)・・・岩崎弥太郎

武市半平太・・・武市道場師範。龍馬の友人で仲間の下士たちから尊敬される、生真面目な武士。
攘夷(異国排斥)派筆頭。
今は『土佐勤王党』という土佐藩下士の攘夷派の集まりを率いている。

上士と下士・・・土佐藩侍身分制度。上士には逆らえない。龍馬や武市、仲間たちは下士。
弥太郎は下士の下の地下浪人
龍馬は土佐藩を脱藩しました。
今は幕府の軍艦操練所奉行・勝麟太郎の弟子です。


龍馬も入っている大阪の『勝塾』(勝麟太郎の塾)は、各藩の藩士たちを集め、軍艦のことを学ぶ学校です 。(これから作る操練所のための学校)

土佐藩からも土佐勤王党の下士藩士が三名、入りました。
当初自分たちのリーダーである武市を崇拝しきっていた彼らは、塾で学ぶうち、
「武市先生から離れてよかったのかもしれない」
「所詮土佐勤王党は武市先生のもの。武市先生の言いなりになるだけじゃ面白くない」
と言い始めます。

武市と幼馴染である龍馬は、それをちょっと複雑そうに聞いていました。


一方、ついに攘夷決行を5月10日と決めた幕府。
帝から期日を迫られ、苦渋の決断でした。

勝麟太郎は将軍家茂が京にいるため、京に上洛しています。
土佐勤王党で、暗殺家業を武市から無理強いされていた岡田以蔵は、ひょんなことから麟太郎の用心棒を引 き受けており、麟太郎と歩きながらも道々目を光らせていました。

麟太郎は以蔵に、二種類の攘夷について話します。

異国を打ち払え、というのが小攘夷。
異国のことを学び、力をつけて国の独立を守るのが大攘夷。
幕府の役人である自分は、それなんだと。

しかし以蔵は、目を光らせるのに集中していて、話をしっかりと聞いておらず、
「よくわからないけど、とにかく今わしがやることは先生の用心棒じゃ」と微笑みました。
頼むからちゃんと聞いててくれ・・以蔵(つД`)

と、そこへ龍馬が慌ててやってきました。

麟太郎の無事を見て安心するも、幕府が攘夷実行を宣言したので、攘夷派が盛り上がってて危険だと忠告し にきたようです。
三人は宿へ向かうことにしました。

向かい途中、麟太郎は龍馬に、驚くことを告げます。
土佐の大殿様である山内容堂が、龍馬の脱藩の罪を許すと言ってくれたと。
龍馬は心底大ビックリ。


そのあと、龍馬と以蔵は一緒に食堂でご飯を食べました。
以蔵は「脱藩が許されてよかったな。これで土佐にも帰れる」とニコニコ喜んでくれました。
しかし龍馬は、「わしには今やりたいことがあるから」と帰郷する気はありません。

そんな龍馬を見て、以蔵は「わしはおまんがうらやましいぜよ」とつぶやきました。
「わしは今何をしたらいいかわからん。・・・武市先生のとこにももう戻れんし・・」

武市から麟太郎暗殺命令を出されたのを、実行できなかった以蔵。(それどころか護衛してる)
暗い顔の以蔵に、龍馬は「戻りたいがか」と尋ねました。
「戻ればまた人斬りをやらされるぞ」
以蔵は苦しげにうつむきました。

龍馬は「おまんも何も縛られず、自分の生きる道を進め」と諭しました。

と、そこへ土佐勤王党の1人、平井収二郎が怒り顔で現れました。
「脱藩者がこんなところにいていいのか」と言う彼に、龍馬は一応罪が許されたことを話します。

しかし収二郎にとってはどうでもいいこと。
今度は以蔵をにらみつけ、「おまん勝麟太郎の手先になったか。龍馬に取り込まれたのか」と怒鳴りました 。

なんとか説明しようとする龍馬。
しかしそのとき、数人の侍が入ってきました。

なんと収二郎に向かって、勝手に朝廷に取り入った罪だと言って、捕まえようとします。
収二郎は前回、容堂にうまく乗せられ、武市の代わりにリーダーになるために朝廷に単身挨拶をしていまし た。

収二郎は驚愕し、「それは大殿様の命令で」と言うも、
上士たちから「下士の分際で大殿様の名を口にするな」とののしられます。

やばいところで、龍馬は収二郎をかばい、以蔵に収二郎をつれて逃げろと怒鳴ると、
上士たちを煙に巻いて自分も逃げ出しました。


一方、武市。
仲間たちから、収二郎の裏切りを聞かされました。
収二郎は武市に黙って朝廷に取り入り、それを怒った大殿様が収二郎を土佐に連れ戻す命令を出したらしい 、と。

それを聞いた武市は、あまりの衝撃に倒れてしまいました。
収二郎は武市からの信頼も厚く、補佐的な役割をしている存在でした・・。

すべて大殿様容堂の策略でした(>_<)

容堂は時代の風向きを読むのがうまく、世の中が攘夷の気運が高まっているときは武市の好きにさせ、
今度は土佐勤王党を弾圧し始めたのです。
つまりは時代の風向きが変わったと思ったから・・・・・。

そしてその勘は当たっていました。
幕府は異国と戦をするつもりなどなく、公家をうまく丸め込もうと考えていました。

『5月10日に攘夷を決行するかどうかは貴藩の勝手である。
つまり貴藩は幕府に従うのか、それとも朝廷・・いや朝廷を担いでいる長州に従うのかということじゃ
そんな手紙を諸藩に出したのです。


一方。
公家の三条実美(さねとみ)は、長州藩士・久坂玄瑞(げんずい)に
幕府に不穏な動きがある、と告げました。

攘夷決行をする、しないを幕府側につくか長州川につくかの踏み絵として各藩に突きつけていると。
三条実美ら数名の公家は攘夷派なので、
このまま攘夷が決行されなければ、自分らも困ったことになると迫りました。

そのあとで、玄瑞は武市に会いに来て、「自分ら尊皇攘夷派にとって5月10日は長年の夢が叶うとき。
異人どもを皆殺しにしてやりましょう」と言います。
武市は「わかっている」と言いつつも元気がありません。

玄瑞から「なぜ容堂公はこのときに土佐に帰ったのか」と尋ねられ、
武市は「攘夷実行の準備をするため」と嘘をつきます・・。
本当は容堂が土佐に帰ったのは、攘夷派がうっとおしくなったからでした。
そのことを本人から突きつけられた武市ですが、それを認めることはできませんでした。

土佐の中の動きなど知る由もない玄瑞は、「土佐も藩をあげて攘夷をやる気なんだ」(つまり味方)と信じ て安心し、国へ帰って準備をすることにしました。


そのあと、武市に会いに来た人物がいました。

それはなんと龍馬です。
龍馬は武市に、連れてきた収二郎と以蔵を引き合わせました。
収二郎も以蔵も、武市に合わせる顔がないので、うつむいて正座していました。

「なんでおまんが二人をかくまっている」と怒りを抑えながら言う武市に、
龍馬は「二人ともわしの幼馴染ですきに」と答えます。

武市はまず以蔵に話しかけました。
「なぜ勝麟太郎の用心棒などになっているのか」
龍馬が横から説明しようとするのをさえぎり、
武市の怒りと嘆きが炸裂しました。

「おまんは馬鹿だと思っていたがここまで馬鹿だとは思わなかった。
・・飼い犬に手をかまれるとはこのことぜよ」

以蔵はその言葉に大ショックを受けました。
「飼い犬・・・?わしは先生の・・・飼い犬・・・?」
以蔵に初めて人斬りをやらせたとき、武市は『無二の友』と嘘をついたのに・・・。

以蔵の中でついに何かが切れ、
「もう・・・もう人斬りは嫌じゃ!!攘夷のためでも・・・!!」
泣き叫びます。

武市は以蔵の肩をつかみ、
「人斬りを嫌がってることはわかっとった。・・けど攘夷のためには嫌だなどと言ってられないがぜよ!! 」と叫びました。

次に収二郎の方を向く武市。
収二郎が藩の改革のため、朝廷に取り入ったことを言うと、
龍馬は横から「それはただ大殿様にそそのかされただけやき。踊らされちょっただけじゃ」とフォローしま す。

そんな龍馬に、武市は憤りをぶつけました。
「おまんの脱藩の罪を許してくださったのは大殿様じゃ。大殿様は土佐藩士にとって親にも等しい存在だ」
大殿様から切り捨てられたにも関わらずこのセリフ・・・Σ( ̄ロ ̄lll)


収二郎は、泣き叫びました。
「わしは先生を裏切るつもりなんかなかった」

「まして大殿様に逆らうつもりなんて・・・。
ただわしは・・・自分の力でやってみたかっただけやき。
わしにも藩を変え、国を変えることができるかもしれないとそう思ってしもうたがやき・・・。
どうかしちょった・・・・どーいてあんなことを・・・・。
許してつかあさい先生・・・・・・!」
そう言って泣き崩れました・・・。

そんな姿を辛そうに見ていた龍馬は、武市に言います。
「収二郎さんも以蔵も1人の人間ぜよ。
武市さんの駒じゃなかったじゃき!
攘夷のためなら何をしてもいい言うがはわしは違うと思うきに」

それを聞いた武市は龍馬につかみかかります。
「戦わず・・・必死になってるわしらを見物しとったおまんがわしらを説教できるがか!!」

そして厳しい顔で続けました。
わしは間違っちょらん!その証にもうじき攘夷は実行されるがじゃ!
5月10日が来れば・・・わしが正しかったことが証明されるがぜよ!!」

収二郎を見つめると、
「藩邸に戻り、いさぎよう罪を認め、土佐へ帰るがじゃ」

以蔵には
「もうおまんはわしらの仲間じゃない。どこへでも行け」

二人とも見捨てるって!?Σ( ̄ロ ̄lll)
いくら怒ってるからってそんな・・・・・。
二人がどれだけ武市のために頑張っていたかわかってるのに・・?

「おまんもじゃ龍馬!異国との戦が始まったらわしらは戦う。
・・おまんはそれを眺めていればええ」

武市は張り詰めた顔で立ち去ってしまいました。
残された以蔵は泣きじゃくり、収二郎も涙を流しながら放心状態。
龍馬もただうつむくしかできませんでした・・・。


そのあと。
武市は残りの土佐勤王党を集め、説きます。
「わしらを裏切った連中のことは忘れろ。
わしらは日本のため、帝のため、大殿様のため異国との戦を行う」

仲間が、「もしも攘夷命令が藩から出なかったら・・」と心配しましたが、
「必ず出る!!」と言いきる武市。
そして催促の手紙を大殿様に送り倒します。
ムダだとわかっていながら、それを認められない武市・・・。


一方幕府。
将軍慶喜は、各藩から幕府側につくという返事をもらってほくそ笑んでいました。

それをよく思わない麟太郎。
あとで、「天下の幕府が姑息な手使ってんじゃねーよ」と毒づきます。


土佐では、いくら待っても攘夷命令が出ないことに焦る土佐勤王党たちに、
武市は「必ず出る」と言い続けるしかありません。

そして武市に見捨てられた以蔵は、宿で放心し、
恋仲のなつに「ずっと一緒にいてくれ」とすがりつきました。
なつは何も知らないので、ただその言葉に嬉しそうにうなずきます・・。

勝塾でも、各藩の動きがないことで藩士たちはざわついていましたが、
龍馬は「攘夷決行なんてないほうがいい」とつぶやきます。


そして、ついに5月10日がやってきました・・・。

長州藩はアメリカ商船に大砲をぶっ放します。
・・・しかしこの日、長州以外に攘夷を実行した藩はひとつもありませんでした。

武市と土佐勤王党は、一日中藩邸で待って待って待って・・・・
しかし・・・・結局命令は出ませんでした・・・・・・。

武市たち、土佐勤王党が掲げてきた夢は、ついえたのです・・・。


翌日。
慶喜は、異国に、長州が勝手にやったことだと知らせるように命じました。
さらに長州にやられた船があったら幕府が修理するとも。

「これでうるさい長州がなくなってくれればもうけものじゃ」
そんなセリフに、麟太郎は相変わらず仏頂面をしていました・・。


一方、龍馬は武市のもとを訪れました。

ひっそりとした土佐藩邸で、静かに1人正座していた武市。
そんな武市を龍馬は必死に励まそうとします。

「異国に大筒ぶっぱなした長州はアッサリ負けてしもうた。
もし土佐も同じことしてたら同じ目にあってた。
日本中が大筒ぶっぱなしてたら、今頃この国はなくなってたかもしれんがです」

武市が静かに「攘夷の考え方が間違ってたのか・・・」とつぶやくと、
龍馬は「違うがです。攘夷にもいろんなやり方が・・・」と明るい声で方向転換の道を話そうとしましたが 、武市はそれを制しました。

「もう遅いがぜよ。今さら違う考え方はできん」

そして静かな声で続けました。
「今までずっと尊皇攘夷の考えを信じてついてきてくれた収二郎が捕らえられてしまった。
わしのために懸命に働いてくれたがぜよ。
おまんの前でわしはあいつをなじったけんど、今になって思えば申し訳ないことをしたぜよ」
ようやく冷静になったようです・・(>_<)

「あいつは有能な男じゃき。野心を持つがも当然じゃ。
己が土佐藩を動かしたいと思う気持ちもようわかる。
・・つまりはわしに人徳がなかったということじゃのう」

それに対し、龍馬は明るい声で「そんなことはないき!」励まし続けます。
武市がみんなから慕われていることを訴え、
「攘夷が実行されんかったのは武市さんのせいではないき。
・・いろんな人間がおって、いろんな思考があるがです。
日本は今はもう何がどう転ぶかわからんがです!!」

武市は、一生懸命励ましてくれる龍馬に、「優しい男じゃな」と静かにつぶやきます。

そこで龍馬は、「一緒に海軍をやって本当の攘夷を成し遂げるがです!!」と誘いをかけました。
しかし武市の答えは・・・「それはできん」
一本道の考え方しかできない武市・・。

「収二郎をほっておくことはできん」
武市は、土佐に帰ると言います。

しかし龍馬は慌てました。
「土佐へ戻ったら武市さんも捕まる。いかん。いかんぜよ武市さん」

武市は笑顔を浮かべながら、
「わしは何も悪いことはしちょらん。
わしが頼めば大殿様もきっとわかってくれる。
収二郎はただ藩のためを思ってしたことだと」

そんな武市に龍馬は、ためらいながらも
「大殿様は武市さんが思っているようなお人ではないがです」と打ち明けました。

「あのお人は・・・あのお人は・・・武市さんを嫌うておられるがです。
帝の使いとして江戸へ下ったがも、土佐藩を攘夷の旗頭としたがも、
実は、実は容堂公は全部快う思っちょらんかったがです。
わしはこの耳でそれを聞いたがです。
わしの目の前で容堂公はそう言うたがです」

武市はそれを笑い飛ばします。
「大殿様はわしに菓子をくださったがじゃぞ。藩のために頑張っていると誉めてくださったがじゃ」

龍馬は首を振りながら、「目をさましてつかあさい、武市さん!!」
武市は「ならなぜ大殿様がわしを嫌うか言うてみい」と聞き返します。

龍馬はためらいながらも言いました。
「・・・大殿様を支えちょった吉田東洋様を殺したがやき。
そして土佐勤王党は、下士の集まりやったきじゃ・・・」


武市はしかしそれをはねつけました。
吉田東洋は大殿様をそそのかした男だと・・。

必死に懇願する龍馬に対し、武市は泣き叫んでそれを制します。
「もうやめい龍馬!!
・・攘夷の夢が崩れたぜよ。
・・今のわしに、大殿様への信頼まで失え言うのは、武市半平太、今までのわしの人生そのものを否定する ことがぜよ!!
侍が・・・殿様を疑うたら・・・それはもう侍じゃないがぜよ・・・」

どれだけ頼んでも、武市の説得はかないませんでした・・。


武市は泣き崩れる龍馬に対し、明るく笑いかけました。
「大丈夫じゃ、収二郎を助けたら戻ってくる。まだ以蔵がおるしな」
ふっと顔を曇らせ、
「あいつにはまこと嫌なことばかりさせてしもうた。
わしは以蔵に謝らんといかん・・・」
ようやくその気になってくれたのか・・・(ノ_-。)こんなときに。

「おまんとはいろいろあったけど、わしはおまんのことを嫌うたことはないぜよ」
武市にとって龍馬だけが友達だったからね・・。
涙を流し続ける龍馬に、
「幼馴染言うのはありがたいもんじゃな、また会おう龍馬。
今度は色々話そう。
ほんまに異国の脅威から日本が独立を守れるんやったら・・・
わしはおまんの海軍に加わってもええ。

それまで達者でのう!」

そして名を呼ぶ龍馬に振り返らず、武市は去っていきました・・・・・。


一方、宿で放心していた以蔵は、さんざんやってきた人斬りのせいで顔が知られており、
居所がばれて追い掛け回されることに・・・・。・゜・(ノД`)・゜・。


さらに土佐で牢屋にぶちこまれた収二郎。
大殿様に申し開きさせてほしいと訴えるも、
投獄の罪は吉田東洋殺しだと言われてしまいました・・・・・。




・・・という今回。
以蔵や収二郎がついに・・・・・。

まあ収二郎はホントに全然好きじゃないんですけど(龍馬に対してひどいから)
それでもワナにかかって投獄されるのはひどいなと思います・・。
武市もあんなあっさり見捨てるなんてちょっとひどすぎるし。
ショックだったのはわかりますが・・。

以蔵は武市に利用されるだけされて捨てられると言うのが悲惨すぎて・・・。・゜・(ノД`)・゜・。
飼い犬ってそんな言い方・・・
いくら怒ってたからって、そこまで真っ正直に言うことないのに。
以蔵はずっと武市のために必死だったのにあんまりにもひどすぎた。
最後「謝らんといかん」って言ってたけど、謝ることはないだろうしね・・・。
あんないい奴なのにどうしてあそこまでむげにできるんだ武市・・・・。

それでも武市もかわいそうだったけど・・。
大殿様のためと思い込んで活動し続けることが存在意義だったのに、大殿様に見捨てられたなんて思いたく ないだろうし。
まして下士だから嫌いなんて言われたら、もうどうしていいかわからないですしね・・。
友人である龍馬の言葉よりも大殿様を信じようとする武市が哀れすぎます・・・。


・・・・今回で龍馬伝を観るのをやめることにしました(つД`)
次回の「収二郎、無念」を観たのですが、予想以上に観るのがきつくて、今後の展開を考えるとこれ以上観 るのがつらいので・・・。
今までブログを楽しみに読んでいてくださった方、申し訳ありません。
posted by 水沢桃子 at 22:01 | Comment(2) | TrackBack(0) | ドラマ「龍馬伝」感想
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